【東京都町田市】企画展「回セ！地域経済―江戸・明治の町田の金融史―」を開催します

新型コロナウイルス感染症流行を機に、各種メディアを通じて、“経済を回す”というフレーズをよく耳にするようになりました。そこでは、“経済を回す”とは、積極的にお金を使うことによって需要を回復させ、市場機能を活性化させる、という意味として使われています。しかし、実際に、“経済を回す”とは、どういうことなのでしょう？

本展では、町田市域における江戸時代の質屋や明治時代の銀行といった金融業の営みや仕組みを糸口に、年貢や地租などに代表される税との関わりなどを含め、お金をめぐる・お金がめぐる地域経済の歴史の一端をご紹介します。

能ヶ谷出土銭（永楽通宝）町田市指定有形文化財

武相銀行久保澤出張所の木箱　

武相銀行株式券状

• 開催日時

2024年10月12日(土)～12月8日(日)

午前9時～午後4時30分（月曜日休館・祝休日の場合は翌日休館）

• 観覧場所・料金

自由民権資料館　入館無料

• 関連イベント

【講演会（「まち歴」講座内、全3回）】　

回数	講座名	講師	開催日	参加費
第1弾	明治時代の地域の銀行	棚井仁 （和光大学経済経営学部専任講師）	2024年 10月20日	500円
第2弾	地租って、どんな税？	牛米努 （明治大学非常勤講師）	2024年 11月23日	500円
第3弾	金融史からみる武相困民党	川崎華菜 （当館学芸員）	2024年 12月1日	無料

各回共通

時間：午後2時から午後4時まで（開場午後1時30分）

会場：町田市立国際版画美術館

定員：50名（申込順）

注記：申込方法など町田市ホームページからご確認ください。

　　　まち歴講座は、年間10回程度開催する自由民権資料館主催の歴史講座です。今回の企画展の開催

         時期に合わせて関連イベントとして3回実施します。

【ギャラリートーク（展示解説）（6回開催）】　

日時　2024年10月12日・26日、11月3日・9日・30日、12月7日

　　　すべて午後2時～午後3時

会場　町田市立自由民権資料館

• 町田市について

人口約43万人、東京都の南部に位置し、都心から電車で30分程度の場所にある町田市。町田駅周辺は大型商業施設が立ち並び、古くから栄えてきた商店街も健在。駅から少し離れると、里山の風景、緑いっぱいの公園、地場野菜を作る農地など、自然も多くあります。街の便利さと自然のどちらも味わえるまちです。

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