「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」大学生以上一般の部で優秀賞を受賞
大日本印刷・米沢市・山形大学の産学官連携施策
【「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」について】
本コンテストは、地域経済分析システム(RESAS/リーサス)等を活用した、地域課題の分析を踏まえた地域を元気にする政策アイデアを募集するコンテストです。今回、応募総数1,510組の中から最終審査に進んだ18組が2023年12月9日(土)にプレゼンテーションを行い、各賞が発表されました*1。
【受賞したアイデアの背景と取り組みについて】
山形大学工学部では、多様な人材との共創によるイノベーションを推進するDNPのサービスデザイン・ラボ*2に所属する山口博志(同大・客員准教授)と松田久仁子(同大・工学部招聘講師)が「サービスデザインによる社会課題解決」の講義を2019年から実施しています。今回受賞したアイデアは、この講義のなかで同大・工学部の学生、米沢市役所の職員とともに検討しました。
2022年度は、「人口減少を背景に、関係人口の増加」という米沢市が抱える課題に対して、「学園都市米沢」という特徴を活かし、「どうすれば、大学在学中に米沢市に愛着をもち、卒業後もゆかりのある都市になるか」というテーマで検討を進めました。その結果、大学生向けバスツアー施策「米沢オモシロ調査隊」というアイデアが生まれ、2023年5月に米沢市(学園都市推進協議会)で実施しました。
【「米沢オモシロ調査隊」について】
米沢市の大学生の7割以上が県外から入学していることに着目し、「頼れる地域の大人=オモシロいイノベーター」に出会えるバスツアーとして開催しました。このツアーを通じて、米沢市で過ごす当事者として地域に愛着を持ってもらい、継続的な地域社会への参画と、卒業後を見据えた関係人口の育成を目指しました。
【今後の展開】
DNPが開発した「サービスデザインメソッド」と、産学連携で多様なステークホルダーがともに進める「共創型」のスタイルを活かし、今後も「未来のあたりまえとなるようなイノベーション」を推進して、新しい価値を創出していきます。
*1 「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」の結果はこちら → https://contest.resas-portal.go.jp/2023/prize.html
*2 DNPのサービスデザイン・ラボ(SDL)は、「未来のあたりまえ」となる価値の創出に向けたイノベーションを生活者・企業・有識者・クリエイターとともにデザインする共創型の「サービスデザイン」手法の研究開発と実践に取り組む、広義のデザイン組織です。SDL所属のデザイナーは、サービスデザインコンサルタントとしてイノベーション創造活動に従事し、サービスデザインプロジェクトの設計とプロジェクトマネジメントを行い、各種方法論・デザインツール・ファシリテーション・プロトタイピング等の機能を提供しています。(https://lp.dnp.co.jp/servicedesignlab/)
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