ESG投資指数「FTSE 4 Good Index Series」構成銘柄に16年連続で選定~全業種で国内第6位の「スコア4.8」を取得~
東急不動産ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:西川 弘典、以下「当社」)は、このたび、世界的なESG投資指数である「FTSE4Good Index Series」(フィッチー・フォー・グッド・インデックス・シリーズ)の構成銘柄に、2010年以降16年連続※1で選定されましたことをお知らせいたします。
当社スコア4.8は今回選定された日本企業において、最高スコア4.9(5社)に次ぐスコア(当社含めて4社)で国内第6位に位置し、国内の不動産業で最上位となります。この結果は、これまで注力してきたESGの取り組みや、環境経営・DXという全社方針のもとでの戦略や事業活動、リーダーシップやステークホルダーエンゲージメントが評価されたものと認識しております。
※1東急不動産株式会社として2010年~2013年まで4年連続選定、東急不動産ホールディングス株式会社設立後、2014年~2025年で12年続選定。

■選定の背景
本指標を開発・発表しているFTSE Russellは、ロンドン証券取引所グループの完全子会社であり、1995年に設立され、株式、債券など多くのグローバルなインデックスの他、ESGや気候変動データを用いた各種ESGインデックスを算出、機関投資家向けに様々な情報、分析を提供しています。「FTSE 4 Good Index Series」は、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの側面から世界各国の大手企業の持続可能性を評価し、総合的に優れた企業を選定し、構成されます。
また、この度当社は、年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資におけるベンチマークとして2017年より採用している「FTSE Blossom Japan Index」にも8年連続、ならびに2022年3月から新たに採用している「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」 にも4年連続で選定されました。
当社では、2021年5月に、長期ビジョン「GROUP VISION2030」を策定し、「事業活動を通じた社会課題解決」を掲げており、利益成長と同時に、ESGに関する取り組みも積極的に行い、以下のグラフのように、評価を継続的に向上させています。
今回の選定にあたっては、経営戦略や事業活動の中で、特に気候変動における体系的な戦略、目標設定や取り組みが企業グループ全体で進められていると評価されており、今後長期にわたって持続的成長が期待できる企業として評価された結果ととらえております。引き続き持続的成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。

■ESG指標の選定状況
なお、上記の他、ESG総合指数では、MSCI ESG レーティングにおいて「AA」評価を2年連続で獲得いたしました。
また、人的資本経営に関連して、ジェンダー・ダイバーシティ指数である、Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Indexに選定されています。さらに、MSCI女性活躍指数(WIN)の構成銘柄にも選定されています。女性従業員数や管理職、取締役会における女性の割合、ダイバーシティへの取り組みなど女性の活躍に関する開示情報をもとに、性別多様性に優れ、長期的に持続可能な成長が見込める企業が選定されるものです。当社は2017年度に初めて選定され、その後2021年度からは5年連続して選定されています。
その他、下表をご参考ください。
■当社が選定されている代表的なESG投資指数

当社グループのESGへの取組みについては、当社コーポレートホームページのサステナビリティサイトをご覧ください。
https://tokyu-fudosan-hd-csr.disclosure.site/ja
■ 長期ビジョン「GROUP VISION 2030」と「中期経営計画2030」について
東急不動産ホールディングスは2021年に長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を発表しました。多様なグリーンの力で2030年にありたい姿を実現していく私たちの姿勢を表現する「WE ARE GREEN」をスローガンに、「環境経営」「DX」を全社方針として取り組んでいます。
HDの中核企業である東急不動産では「環境先進企業」をめざして様々な取り組みを積極的に進めております。2022年末には事業所及び保有施設※2の100%再生可能エネルギーへの切り替えを完了し、2024年にはRE100事務局より「RE100」の目標達成を、国内事業会社として初めて認定されました。
2025年5月には東急不動産ホールディングスは2030年度を目標年度とする「中期経営計画2030」を策定し、「広域渋谷圏戦略の推進」「GXビジネスモデルの確立」「グローカルビジネスの拡大」の3つの重点テーマに取り組み、強固で独自性のある事業ポートフォリオの構築をめざします。
※2 一部の共同事業案件などを除く
東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/
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