【“寂聴入門編”のCDブック『寂聴さんのしあわせ法話』発売】 瀬戸内寂聴「2018年もひたすら書き続けたい」「“忖度(そんたく)”の本来の意味は、相手の考えを想像すること」
「寂庵」での法話の様子をまとめた、まさに“寂聴入門編”CDブック『寂聴さんのしあわせ法話』は、年末年始まったり派にオススメ!
株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井村 公彦)のグループ会社である株式会社エニー(エニー、本社:東京都港区、代表取締役社長:櫻井 俊一)では、瀬戸内寂聴さんが開いている寺院「曼陀羅山 寂庵」(まんだらさん じゃくあん)での法話の様子をまとめた初めてとなるCDブック『寂聴さんのしあわせ法話』を11月13日(月)に発売いたしました。普段はスマートフォンの利用時間が長い方も、ご自宅で“まったり”過ごす時間が増えるといわれる年末年始、寂聴さん法話を聞いて、じっくり1年を振り返ってみませんか?
<URL> https://www.onsei.co.jp/cd_book/
法話の会に参加したいけれど、なかなか難しいという声にお応えし「寂庵」での法話をCDと本にまとめた『寂聴さんのしあわせ法話』。抽選で選ばれた150余名だけの「法話の会」の様子をおさめたCD(収録時間:約41分)、さらにCDの収録内容とほぼ同じ内容を大きな字で読みやすく、丁寧に語句解説を加え、写真ですがすがしい庵の様子もご覧いただける本がセットになった、まさに“寂聴入門編”ともいえるCDブックです。
95年生きてきた寂聴さんが語る幸せに生きるヒントとは…
寂聴さんが『寂聴さんのしあわせ法話』に込めた想い、そして、まもなく終わろうとしている2017年、またまもなく迎える2018年について、寂聴さんにお話をお伺いしました。
[コメント:瀬戸内寂聴さん]
寂庵で行っている「法話の会」は、仏教者としての奉仕の一つだと思っています。法話の後、皆さんから質問を受け付けますが、一見とてもお幸せそうな方が、思いもかけない悩みや哀しみを抱えていることも多く、思わず手を取って励ますこともあります。
私は「不幸は泣き顔につき、幸福は笑顔が好き」と話します。つらいときこそ笑顔でいるように心がけてください。自分が明るく自由に生きることが幸せになる第一歩。最近笑えていないな…と思ったら、この『寂聴さんのしあわせ法話』を手に取ってください。
今年のニュースで気になったのは、流行語にもなった「忖度」という言葉です。本来、「相手の考えを想像する」「他人の心をおしはかる」という意味の言葉なのに、嫌な場面に使われたことで言葉自体が悪事を連想する嫌な雰囲気をまとってしまいました。とても残念です。言葉本来の意味を忘れないで欲しいですね。
2017年は、私自身、何度も病気をして死ぬかと思いましたが、おかげさまですべて治って今があります。95歳にしてなお「書きたい」という想いが強くなりました。これからも健康で、ひたすら書き続けたいです。
世界情勢は非常に危うく、いつか聞いたのと同じ戦争の足音を私は感じています。今を生きる世界中の人たちにとって、2018年が平和であることを切に祈ります。
書籍情報:『寂聴さんのしあわせ法話』
瀬戸内寂聴 法話CDブック
『寂聴さんの しあわせ法話』
<仕様>
・A5判 /オールカラー
・112頁
・ソフトカバー、帯付き
・CD付(綴込み/収録分数:41分20秒)
<定価> 本体価格 ¥1,800
<URL> https://www.onsei.co.jp/cd_book/
<内容>
瀬戸内寂聴さんが、ライフワークとして続けている「法話の会」。京都・寂庵で開催されている「法話の会」は定員150名の抽選制となっており、毎月、全国から1,000通以上の応募があるプレミアムチケットです。
寂聴さんの「法話の会」に参加したいけどチャンスがない、なかなか京都まで足を運ぶことができない…そんな声にお応えして、「法話の会」の音源を収録したCDと、その法話を書き起こして語句解説を併載したCDブックを企画しました。
寂聴さんの軽快な口調と笑い声から元気をもらい、語句解説を参考にしながらじっくり法話の内容を読み深める―、そんな1冊で2度楽しめる商品です。大きめの文字で読みやすく、語句解説も同ページに掲載。京都・寂庵の写真も掲載しているので、清々しい雰囲気を知ることができます。
寂聴さんの言葉には説得力があり、老いも若きも、ふと立ち止まった時に背中を押してくれる言葉ばかり。生きる勇気と笑顔が湧いてくる商品です。
―イベントも開催!―
「瀬戸内寂聴 ~言葉でたどる95年」
日程:2017年12月31日(日)~2018年1月18日(木)
会場:西武池袋本店 三省堂書店池袋本店 書籍館4階 イベントスペース
詳しくは、こちらをチェック
(URL)http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/events/2925
プロフィール
瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)
作家、僧侶。1922年、徳島県生まれ。旧名・晴美。63年「夏の終り」で女流文学賞を受賞。73年得度。法名・寂聴となる。92年「花に問え」で谷崎潤一郎賞受賞。98年「瀬戸内寂聴現代語訳 源氏物語」が完結。2006年、文化勲章受章。執筆、法話など、95歳を超えてもなお精力的に活動を続けている。
※参考情報
◆ジュピターテレコム(J:COM) http://www.jcom.co.jp/
◆エニー http://www.any-group.jp/
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