9月15日(金) AndTech WEBオンライン「多層・機能性フィルムコーティング形成における重層塗工のポイントとトラブル対策」Zoomセミナー講座を開講予定
AndanTEC 代表 浜本 伸夫 氏(元富士フイルム) にご講演をいただきます。
昨今高まりを見せる重層塗工/フィルム製膜での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「重層塗工」講座を開講いたします。
グルーバル企業で光学フィルム・電池素材のモノづくり経験を積んだ講師が重層塗工やフィルム製膜の問題解決に有用なポイントを、独自に開発した解析ツールによる演習を交えて詳説します。
本講座は、2023年09月15日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ee2132e-3f3e-6ad6-8e0b-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:多層・機能性フィルムコーティング形成における重層塗工のポイントとトラブル対策
開催日時:2023年09月15日(金) 13:30-17:30
参 加 費:39,600円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ee2132e-3f3e-6ad6-8e0b-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
AndanTEC 代表 浜本 伸夫 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
・機能性材料(光学フィルム、粘着剤、離型フィルム、電子素材、電池素材)の塗工~乾燥適正化ができるようになる。
・スロットダイを自ら設計し塗工条件への最適化の考え方が身につく。
・風紋、ベナールセル、ハジキ、スジ等の塗工~乾燥トラブルへの対策の考え方が解かる。
・実験室から量産へのスケールアップ、製造現場でのトラブル対策の勘所が習得できる。
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
講演主旨
機能性フィルムの開発や、既存製品の品質改善・向上に取り組む場合、「理論的アプローチ」と「現場ノウハウ」のバランスは非常に重要です。数値解析だけで現場の問題解決に至るとは限らない一方、現象をイメージできる素養がなければ本質的な対策にたどり着きにくいでしょう。本セミナーでは、これから塗工分野に関わり始める方から、既に塗工研究や製造に携わっている方までを対象に、重層塗工やフィルム製膜の問題解決に有用なポイントを、独自に開発した解析ツールによる演習を交えて詳説します。
プログラム
1.新製品開発 実験室から量産化へのスケールアップ
1-1.開発のステップ
1-2.実験室サンプルの改善
1-3.パイロット用の塗工液 (粘度の適正化)
1-4.パイロット用の塗工液 (塗工と乾燥のバランス)
1-5.量産テスト段階 (塗工欠陥と主な原因:泡・イブツ・スジ )
1-6.量産テスト段階 (塗工方式の分類)
1-7.量産テスト段階 (スジ対策)
1-8.ハジキ
1-9.レベリング (a) 塗布直後 (b) 風ムラ (C) 基板の凹凸ムラ
1-10. 塗工室の気流の数値解析
2.要因変更 生産速度アップ、幅広化、4M変更、 製造移管
2-1.開発との違い
2-2.目標の設定
2-3.乾燥要因
2-3-1.塗膜内の濃度勾配
2-3-2.定率と減率
2-3-3.乾燥ゾーンのフロー
2-3-4.簡易構造
2-4.乾燥風の吹き出し方式
2-4-1.二次元ノズル
2-4-2.多孔板
2-4-3.浮上系
2-5.乾燥初期の風ムラ
2-5-1. 風速の影響
2-5-2. 風温の影響
2-5-3. 圧力バランス
2-5-4. 幅要因 (乾燥)
2-6. ベナールセル
2-6-1. マランゴニ効果に影響する物性値
2-6-2. マランゴニ数による診断
3.スロットダイの塗工適性と重層塗布
3-1.スロットダイで塗れる領域
3-2.薄塗り(スジが限界現象) (狭いギャップが有利)
3-3.最小膜厚 (Ca数との関係)
3-4.塗布可能領域 (Ca数~h/Hマップ)
3-5.Couette-Poiseuille流
3-6.Couette-Poiseuille流(非ニュートン)
3-7.リップ形状 (厚塗りと薄塗り)
3-8.上リップの渦
3-9.厚塗りの操作
3-10.背面減圧しない操作方法
3-11.より薄く(OverBite)、より厚く(UnderBite)
3-12.ダイヘッドの設置角度
3-13.TWOSD(Kiss Coating/Off Rolled Coating)
3-14.TWOSD (張力と潤滑のバランス)
3-15.TWOSD (ギャップの見積もり)
3-16.TWOSD (ダイ構造)
3-17.TWOSD (塗工Window)
3-18.TWOSD (Ribbingスジの可視化)
3-19.TWOSD (Slot渦)
3-20.TWOSD (Lip形状)
3-21.TWOSD (Lip形状と塗工性)
3-22.同時重層の考え方 (粘度バランス)
3-23.同時重層の考え方(界面の位置)
3-24.同時重層の考え方(流量バランスの概算)
3-25.同時重層の考え方(流量~粘度バランス)
3-26.コーティングロールのギャップ変動
4.スロットダイの設計 マニホールドとスロット形状の意味
4-1.スロットダイを構成する部品
4-2.スロットダイの構造
4-3.スロットダイ内の流動
4-4.マニホールドとスロットの役割り
4-5.配管とマニホールドの違い
4-6.スロットとマニホールドの流動
4-7.マニホールド差圧による流量減少
4-8.マニホールド差圧による流量減少とダイ形状因子
4-9.マニホールド差圧による流量減少(非ニュートン)
4-10.マニホールドの断面形状
4-11.スロットのテーパー化
4-12.テーパー効果の試算
4-13.慣性の影響
4-14.慣性の試算
4-15.スロットギャップ偏差の影響
4-16.スロットギャップ偏差の影響
4-17.スロット内の流動(非ニュートン)
4-18.スロットギャップ偏差の影響(非ニュートン)
4-19.シムとマニホールドのレイアウト
4-20.シムとマニホールドの幅位置と厚み分布
4-21.シム出口の形状
4-22.傾斜シム
4-23.シムの位置ずらし
4-24.マニホールド端の形状
5.非ニュートン粘性の見積もり方
5-1.非ニュートン粘性
5-1-1.非ニュートン粘性(指数則)
5-1-2. 指数則(非ニュートン係数の一般範囲)
5-2.ビード内の物質収支と剪断速度のオーダー
5-2-1.ビード内の流動と物質収支
5-2-2.ビード内のCouette-Poiseuille流
5-2-3.ビード上流のCouette-Poiseuille流
5-2-4.ビード下流のCouette-Poiseuille流
5-2-5.ビード内の剪断速度
5-3.ブレード塗工の剪断速度
5-3-1.ビード加速部の剪断速度
5-3-2.境界層理論(Blasius)
5-3-3.境界層理論(Sakiadis)
5-3-4.Sakiadisの境界層で計算したビードの剪断速度
5-4.非ニュートン粘性でを加味したスロット流動掲載
5-4.-1非ニュートン流動の見積もり方法
5-4-2.スロット内のPoiseuille流
5-4-3.スロットギャップ偏差への非ニュートンの影響
5-4-4.マニホールド圧損による
流量減少への非ニュートンの影響
5-4-5.リップ近傍の速度分布
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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