【マルハニチロ×宝島社の共同開発食品】北欧ジャム&ソースシリーズ「kippis®」が売行き好調 百貨店催事では1000個以上売上げ、完売!
5月26日~5月30日、西武百貨店船橋店で開催の「北欧屋台」に出展決定!
ファッション雑誌販売部数トップシェア(※)の株式会社宝島社(代表取締役社長:蓮見清一、本社:東京都千代田区)と、大手水産・食品メーカーのマルハニチロ株式会社(代表取締役社長:伊藤滋、本社:東京都江東区)が共同開発した北欧ジャム&ソース瓶詰「kippis®(キッピス)」5種(2017 年5月1日発売、内容量各50g、各550円税抜き)の売行きが好調です。5月4日(木)~11日(木)に京王百貨店新宿店で行われた催事「北欧屋台」では、予想を遥かに上回る売行きで、催事開始3日目で完売しました。その後追加入荷し、会期中のわずか8日間で1000個以上を売上げました。
「kippis®」北欧ジャム&ソースは、“毎日の食卓を明るく”をコンセプトに、大人から子どもまで安心しておいしく食べられる本格ジャム&ソースです。肉や魚などの食材に加えるだけで、家庭料理を手軽に北欧風にアレンジできます。
売行き好調の要因のひとつに、①デザインにこだわり製作した容器があります。容器には、りんごやシロクマ柄など「kippis®」の人気柄を使用し、柄が引き立つように食品では珍しい白色の瓶を採用、フタの色にもこだわりました。 味だけでなく見た目もかわいい容器により、キッチンや食卓を楽しく彩ることができ、食べ終わった後も小物入れや調味料入れなど、雑貨として楽しむことができるため、ギフト用途に購入された方も多いようです。また、②宝島社の強みである女性マーケティング力を活かし、コンセプトから商品ラインナップ、味、パッケージまで共同開発しプロモーション戦略を練っていることや、③マルハニチロの既存の食品流通をあえて使わず、ライフスタイル店やファッション雑貨店、百貨店催事といった新規販路を開拓するブランド戦略も売上げを伸ばしている要因と考えられます。
宝島社の企業理念である「人と社会を楽しく元気に」のもと、今後も独自の女性マーケティング力と編集力を活かし、異業種の企業や流通とコラボレーションしながら、より多くの方に喜んでいただける商品の開発やサービスのサポートなど様々な業界の活性化に寄与してまいりたいと考えております。ご取材も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
(※)日本ABC協会雑誌発行社レポート(2016年7~12月)より
【kippis®(キッピス)とは・・・・】
ファッション雑誌やバッグやポーチなどのブランドアイテム付録を開発する宝島社が、開発・プロデュースした北欧発のライフスタイルブランド。宝島社の編集者が北欧取材を行う中で現地のデザイナーを発掘。編集部自ら、オリジナルテキスタイルの開発・プロデュースを行い、「kippis®」として創設しました。2012年から自社商品(出版物)としてバッグや傘、手帳などを販売してきましたが、反響が大きく、ご好評をいただいたことから「オリジナルブランド」として独立、2015年10月よりライセンス事業をスタート。これまでバッグブランド「レスポートサック」や川辺(株)、(株)サンヒット、京都伊勢丹などのメーカー・流通にデザイン提供や売り場づくりのプロデュースなどを行っています。
インタビュー
~ kippis®開発秘話とヒットの秘密 マルハニチロ開発営業課チームの皆さんに聞きました!~
価格訴求型商品からライフスタイル提案型商品開発へ
現在、缶詰・瓶詰の市場は右肩下がりといわれる状況にあります。そんななかマルハニチロでは、価格競争に巻き込まれない新機軸の商品を開発するべく、2013年に開発営業課が新設されました。
これまでに“ワインにフレンチマリアージュ”をテーマにした「ラ・カンティーヌ」や、インバウンド向けに茶碗蒸しなどを缶詰にした「和惣菜缶詰」シリーズ、旅先で食べる屋台のような本格的な味を再現した「アジアン缶詰」シリーズなどを手がけてきました。今回は、家の中の暮らしを大事に考える北欧の生活スタイルに共鳴し、宝島社が展開する北欧発のライフスタイルブランド「kippis®」とコラボの提携にいたりました。
リアルな消費者の感覚を踏まえた商品開発
宝島社とコラボレーションすることにより、消費者の生の声を活かしながら商品開発できたことは同商品の大きな強みのひとつです。食品開発に携わったことのない第三者の目を通すことで、普段は気づかないような商品の細かな魅力を引き出すことや、使いやすい商品を開発することに成功しました。また、女性向けの商品を開発するということで、入社3年目の若手女性の意見にも耳を傾けました。その結果、本社勤務の女性だけでなく、工場スタッフまで幅広い年齢層が興味をもち、「かわいい!」の歓声が飛ぶ商材が完成しました。この商品を前にすると誰もがかわいいものにときめく女の子の顔になる。そこで開発当初はターゲットを30~40代の女性としていましたが、年齢を問わずライフスタイルの中で食もおしゃれに楽しみたいという嗜好性の女性へとターゲットを変更しました。
別業態のアイテムとコーディネートした販売店への提案
「kippis®」では、すでに他業態のメーカーからポーチやハンカチ、キッチンウェアなどが発売されています。今回の瓶詰でも「kippis®」という共通のモチーフを使用することで、トータルコーディネートで世界観を見せることが可能になり、業界の異なるメーカーが、展示会や営業活動の中で業界をまたいで互いの商品を用いた提案を行っています。また、北欧ライフスタイルを提案する上で、食は欠かせない商材でもあるので、この瓶詰シリーズは「kippis®」ブランドにとっても重要なアイテムになることでしょう。
あえて販売ルートを限定。ライフスタイルショップ、ファッション雑貨店を新規開拓!
通常、大手食品メーカーの商品流通経路は決まったルートにのせて展開しますが、あえて既存のルートは使用せず、販売ルートを限定。百貨店催事やファッション雑貨のショップ、ファブリックを扱う売り場など、「kippis®」により新規販路を開拓したいと考えています。秋に向けて現在、第2弾の瓶詰を開発中ですが、今後は瓶詰・缶詰などに限定して考えず、例えば冷凍食品など、他の形態商品も視野に入れて考えて「kippis®」ブランドシリーズを育てていきたいですね。
<参考資料>
北欧“ブーム”から“ライフスタイル必需品”へ 生活を豊かに彩る“北欧”あれこれ
これまでにも「IKEA」「H&M」「フライング タイガー コペンハーゲン」など、ファッションからインテリア雑貨、キャラクターまで数多くの北欧ブランドが日本に上陸し、高い支持を得てきました。今や北欧は「ブーム」から「ライフスタイル必需品」へと定着しつつあります。
■日本初上陸!「レゴランド・ジャパン」
4月1日、名古屋の金城ふ頭に、レゴをテーマにした体験型パーク「レゴランド・ジャパン」がついにオープン!レゴ発祥の地であるデンマークや米国、マレーシアに次ぐ8ヵ所目。東京ドーム約2個分のスペースに40を超えるアトラクションが詰まっています。
■北欧製品が集まる「北欧屋台」が人気
2016年からスタートした北欧の人気ブランドを集めた催事「北欧屋台」。ムーミンやマリメッコなど有名ブランドはもちろん、国内ではここでしか手に入らないような木製製品、テキスタイル製品、アクセサリー、キッズアイテム等を幅広く取り揃えています。これまで、横浜ランドマークプラザ出店を皮切りに、新宿京王百貨店、そごう川口店に出店。今後は西武船橋店にも出店定。
■本格的な料理が楽しめる「Talo」
2017年3月に六本木に本格的なフィンランド料理が楽しめる「フィンランドキッチン タロ」がオープン!(2018年1月末までの期間限定)フィンランド産ウォッカを使ったカクテルや「イッタラ」や「アラビア」などの食器類、北欧らしいミニマルなインテリアを楽しめるのも魅力です。
■2018年秋、北欧をテーマにした施設「メッツァヴィレッジ」が誕生!
2018年秋、北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァヴィレッジ」が埼玉県飯能市の宮沢湖周辺にオープン。フィンランドサウナつきの宿泊施設やグランピング施設も計画されています。
■「日経トレンディ」でも北欧を特集!
トレンド情報誌「日経トレンディ」2017年5月号で「北欧ヒットの秘密」を特集。おしゃれでかわいいだけじゃない、家電やIT、デジタル、ゲームまで、世界を牽引するヒット商品を紹介しています。
■北欧好き“暮らし系”女子が集結!「心地よい暮らしフェスタ」開催
北欧好き女子が好んで読む宝島社の『大人のおしゃれ手帖』と『リンネル』2誌によるイベント「心地よい暮らしフェスタ2017」が5月27日に二子玉川ライズで開催!去年は2万人の“暮らし系”女子が集結。今年はそれ以上集まることが予想されます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像