もはや値上げは生活の一部?7割以上が「値上げ慣れ」を実感。約4割が「10円20円の値上げには驚かない」と回答
~物価高でもお金をかけたいこと第1位は「食」。一方チョコレート・コーヒー・オリーブオイルは、"高嶺の花"に~
生活者と社会の生活満足度向上に資する研究・発信を行うくふう生活者総合研究所(以下、くふう総研)は、生活者8,383名を対象に値上げに関する意識調査を実施しました。
2022年頃からの継続的な物価上昇により、生活者の意識はさまざまな物の値上げが当たり前のこととなる「値上げ慣れ」の段階に入りつつあるようです。生活者が買い物の際に感じているさまざまな感情が浮き彫りとなる調査結果となりました。

■調査結果サマリ
・7割以上が「値上げに慣れてしまった感覚がある」と回答
・約半数が「仕方ないと諦めている」、約4割が「値上げに疲れた」「少々の値上げには驚かない」
・買い物の基準は4割以上が「メリハリ重視」
・半数以上が「特売」「ポイント還元」で節約を実践
・チョコレート、コーヒー、オリーブオイルは、”高嶺の花”に。一方、お金をかけたいこと第1位は「食へのこだわり」
■調査概要
調査テーマ:買い物、値上げに関する意識調査
調査エリア:全国
調査対象者:家計簿サービス「くふう Zaim」ユーザー、チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」ユーザー計8,383名
調査期間:2026年5月15日(金)〜5月18日(月)
調査方法:インターネットによる調査
7割以上が「値上げに慣れてしまった感覚がある」と回答

食品や日用品など普段の買い物について、74.2%が「値上げに慣れてしまった感覚がある」(「とてもある」17.8%、「ややある」56.4%の合計)と回答しました。物価上昇が長く続く中で、値上げを生活の一部として受け入れざるを得ない状況にあることがわかります。
約半数が「仕方ないと諦めている」、約4割が「値上げに疲れた」「少々の値上げには驚かない」

物価上昇が始まったころ(2022年頃)と比較した、買い物の際の行動・感情の変化をたずねたところ、最も多かったのは「『何もかも値上げしているから仕方ない』と諦めるようになった」(49.5%)というもの。続いて、「あらゆる物の価格がどんどん上がる状況に疲れた」(42.0%)、「10円20円程度など少々の値上げに驚かなくなった」(36.2%)が上位に挙がりました。値上げに一喜一憂せず、「またか」と思いつつも購入する需要層が多くなっている実態が見えてきます。
「欲しいものを我慢するのが当たり前となった」(31.5%)、「買い物の頻度が減った」(29.4%)など、粛々と節約生活を続ける人がいる一方で、「価格は戻らないので『買い控え』をやめた」(25.1%)、「少しでも安く買うことにこだわらず労力をかけずに買い物するようになった」(10.1%)と、節約による時間的・精神的コストを避ける人も一定層いることがわかります。
買い物の基準は4割以上が「メリハリ重視」

現在の「買い物の基準」は、節約とお金のかけどころを見極める「メリハリ重視」と答えた人が最も多く(42.3%)、価格を最優先する「安さ重視」(27.1%)を上回りました。長く続く物価高下で、何でも我慢するのではなく、自らの生活の質に関わるものには投資する生活者が多いことがわかります。
一方、必要なものを悩まず買う「効率重視」(15.4%)、価格は二の次という「品質・満足度重視」(15.2%)も少なくありません。
半数以上が「特売」「ポイント還元」で節約を実践

食料品や日用品の買い物で実践している節約行動は、「特売・タイムセールを狙う」(54.8%)、「ポイント還元・キャッシュバックを活用する」(54.8%)がともに半数を超えて上位に並びました。物価が高騰する中、少しでもお得に購入したいという努力がうかがえます。
低価格で品質が保証される「プライベートブランドに切り替える」(43.1%)という回答が4割を超えていることにも注目です。
チョコレート、コーヒー、オリーブオイルは、"高嶺の花"に。一方、お金をかけたいこと第1位は「食へのこだわり」

価格が高騰して手を出しづらくなったものをたずねたところ、第1位は「お菓子・スイーツ」(45.9%)、第2位「飲料・アルコール」(21.8%)、第3位「油類・調味料」(12.4%)となりました。
具体的には「チョコレート」「コーヒー」「オリーブオイル」を挙げる人が多く、「買うのをやめた」という声が多く寄せられました。
値上がりで購入をためらうようになった食品が多く挙がった一方で、物価高でもお金をかけたいこととして「食」が第1位となりました。「おいしいお米」「いつものブランド米」など米へのこだわり、「晩酌用のお酒」など酒類の購入、少々高くても国産品を選ぶなど"食へのこだわり"は譲れないと回答する人が多い結果となりました。
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「値上げ慣れ」を実感している生活者が大多数であり、生活防衛が進化していると捉えることもできそうです。生活者が続く物価高騰に対応し、賢くしなやかに立ち回っていることがわかる調査結果となりました。
●「くふう生活者総合研究所」について

くふうカンパニーグループが提供する生活者向けサービスの運営を通じて蓄積される生活者の行動データやリアルな声を分析・理解することで、個人の生活満足度および社会全体の生活満足度の向上に資する情報発信を目指しています。
●チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」について https://tokubai.co.jp/

2013年にスタートした、食品スーパーマーケットをはじめ様々な業態の小売店のチラシ・買い物情報を掲載しているWebサービス・アプリです。パソコン・スマートフォンから無料で情報の閲覧が可能です。掲載店舗は約27万店舗*、30〜50代の女性を中心に月間1,700万人以上*にご利用いただいています。 (*=2026年1月時点)
※「トクバイ」は2025年10月に「くふう トクバイ」にサービス名称を変更いたしました
●家計簿サービス「くふう Zaim」について https://zaim.net

1,200 万ダウンロードを超える*家計簿サービス「くふう Zaim」は、スマートフォンなどから簡単に家計簿を記録できるサービスです。紙のレシートを撮影して自動で読み取る機能に加え、銀行やクレジットカードとの連携機能によって支出や収入を自動的に記録できるため、手軽に家計を管理できます。(*=2026年1月時点)
※「Zaim」は2025年10月に「くふう Zaim」にサービス名称を変更いたしました
●会社概要 https://kufu.co.jp/company/kufucompany/

社名:株式会社くふうカンパニー
本社所在地:〒108-0073 東京都港区三田1−4−28 三田国際ビル23階
設立:2012年9月 ※株式会社 Zaim として設立
主要事業:チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」、家計簿 アプリ「くふう Zaim」、旅行・おでかけメディア「くふう トリップ」、地域メディア事業「くふうロコしずおか」「WOMO」および日常生活関連サービスの企画・開発・運営など
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