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​【CCCMK総研レポート】『 生活者の意識調査 ~この1年での家事の変化は?~』

家事の喜びを再発見。大変、でも、メリットも。

CCCMKホールディングス株式会社

CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村和彦)が設立した7000万人の思いを紡ぐ研究所「CCCマーケティング総合研究所」(以下「CCCMK総研」)は、このたび、「withコロナにおける生活者の意識調査 ~この1年での家事の変化は~」(https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-11)を実施し、その結果をまとめました。

 新型コロナウイルス感染症が流行してから、家で過ごす時間が増加したり、衛生面に気をつけるなど、これまでとは違う毎日を過ごすようになりました。このような生活の変化は家事にも変化をもたらしているのか、現在行っている家事についてアンケートを行いました。

 なお、今回の調査では「料理」「掃除・片付け」「洗濯」「ゴミ処理(集める、まとめる、捨てる)」「買い物(食材、食品、日用品)」の5つについて聞きました。本コラム内で「家事」と表記している場合は、この5つを指します。

 
  • ■1年前より家事をする人が増加
 


 最初に、家事を行っている方がどの程度いるのか、直近(2020年10月)、半年前、1年前を比較しています。直近では9割以上の方が「家事を行っている」との回答でした。1年前(2019年10月ごろ)は84.3%、半年前(2020年4月ごろ)は85.0%で、1年前と比較すると7.4ポイントの上昇です。1年前と半年前では家事を行っている割合がそれほど変わりませんが、4月ごろから現在までの間に家事をするようになった方が増加しているようです。4月は新社会人、新入生が新生活を始める時期であり、初めて自分で家事をするきっかけになるタイミングですが、今年は新型コロナウイルス感染症による「新しい生活様式」へと変化していく時期と重なって、新たな家事が発生したり、在宅時間が増えることで家事をするようになった方もいたことでしょう。

 
  • ■大変になった「買い物」。リモートワークの女性は専業主婦・主夫と似た傾向


 この1年で家事をする時間が増加したり、不慣れな家事にも対応したり、どのような家事を以前と比べて「大変」と感じるようになったのかを調査しています。全体では、「買い物」が2割を超えてトップとなりました。続いて「掃除・片付け」「料理」「ゴミ処理」が15%前後となりました。男女別では、どちらも「買い物」がトップですが、女性は「料理」「掃除・片付け」が続き、男性は「掃除・片付け」「ゴミ処理」が続きました。

 



 大変になったと感じる理由を示したのがこちらのグラフです。「買い物」は「新型コロナウイルス感染症の影響で、これまでになかった作業が発生した」が最も高く、他の家事と比べても突出しています。不要不急の外出の自粛が求められる中での買い物、ネットショッピングやキャッシュレス決済など、買い物に関してこれまでなかったことを経験する機会が増えました。外出を伴う買い物で衛生面に気を配る必要があるせいか、「プレッシャーを感じるようになった」も他の家事と比べ高くなっており、買い物は行動面・精神面の両方に大変さを感じていることがうかがえます。

 


 働き方の視点で大変になったと感じる家事を見ていくと、「リモートワークあり/女性」と「専業主婦・主夫」、「リモートワークなし/男性」と「リモートワークなし/女性」の傾向が似ていることに気が付きます。この2つのグループの違いは「料理」ですが、「リモートワークあり/女性」の場合は、在宅の時間が増えたことで、実際に調理する時間が増えたと考えられます。

 
  • ■20代、70代が家事をしてよかったことを実感

 

 


 従来の家事にコロナ禍が重なって、大変になったと感じる家事もありますが、「大変」という結果だけではありません。2020年4月以降で家事をすることでよかったと思ったことがあるかどうか尋ねたところ、半数以上の方が「ある」と回答し、具体的には「家の中が清潔になった」「家の中が片付いた」「節約につながった」が上位に挙げられました。「家の中が清潔になった」「家の中が片付いた」は掃除・片付けの成果でしょう。新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が長くなり、これを機会に断捨離をしたり、好みの部屋作りを始めた方もいるのではないでしょうか。買い物は「以前より大変になった」と回答した方が最も多く出ましたが、買い物方法や購入商品の見直しをして「節約」というメリットにつながったのかもしれません。性年代別に見ると、20代と70代で「よかったこと」の回答数が多くなりました。20代は家事歴が浅い人も多いと思われますが、「腕前が上がった」と感じたり、女性では「楽しいと感じる家事があった」と新しい発見があったようです。70代は男性で「家事に対する自分自身の理解が深まった(大変さが分かった)」、女性で「家族などから家事の大変さなどに対して理解を深めてもらえた」が高め出ており、家族間で家事の分担や手伝いが行われたと推測される結果となりました。


 

 暮らしていると必ず発生する「家事」には、「日々の繰り返し作業である」「面倒だ」といったイメージが発生しがちですが、よかったことがあったと感じる方も多い結果になりました。「新しい生活様式」や「働き方改革」といった世の中の流れは、家事にも変化をもたらしたようです。

 CCCMK総研では、今後も様々な社会の変化を読み解くべく、多様な自主調査を企画し、発表してまいります。

 
 
  • 【withコロナ時代における生活者の意識調査】

調査主体:CCCMK総研
調査方法:インターネットリサーチ(Tアンケート)
調査対象:全国20歳~79歳の男女
割付方法:合計2,402名
調査期間:2020年10月23日(金)~10月28日(水)
 ※今回の分析は、単純集計データを性・年代別構成、地域別構成に基づきウエイトバック集計したものです。
 
  • データを引用・転載する際は、「CCCMK総研調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
  • また、その旨を、CCCMK総研(CCCMK-souken@ccc.co.jp)までご一報下さい。

 CCCマーケティング総合研究所
MAIL:CCCMK-souken@ccc.co.jp
 

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本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
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03-6800-4464
代表者名
髙橋誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年12月
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