主婦誌を読む男性が増加!約7割が「自分は家事育児をよくやっている」と自負 家庭優先「うちパパ」族に注目集まる~生活情報誌「サンキュ!」調べ~

 株式会社ベネッセホールディングスの子会社、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、以下:ベネッセ)発行の主婦向け生活情報誌『サンキュ!』は、ここ数年男性読者が増加していることから「サンキュ!を読む男性の家事育児に関する意識調査」※を行いました。

 調査の結果、『サンキュ!』を閲読する男性は、共働きが多く、家事育児を主体的に担う傾向が強いことがわかりました。特徴として、妻にせまられ仕方なくやるというより、自ら家事育児を楽しむ男性が多くいることが判明。『サンキュ!』ではこのような男性を、うちのことに積極的に進出する「うちパパ」※と命名してスポットをあてます。

※調査実施期間:第1回2016年3月9~15日 第2回5月27~30日 / インターネット調査
  調査対象:全国エリア、生活誌『サンキュ!』を購読したことのある男性 第1回721名 第2回404人

 ※「うちパパ」とは?:
仕事をする「ワーママ」の対義語でうちのことを主体的にする人たち。「家庭進出」する男性をあらわす言葉。特徴は、家事育児を手伝いでなく、主役として行う(時々でなく毎日)、創意工夫をし楽しんでいる、生活用品やサービス選びに積極的である、などが挙げられます。

 

調査結果 サマリー

■主婦向けの生活誌『サンキュ!』を読む男性増加。5年で3倍に
☑『サンキュ!』の男性読者が5年で3倍に。読者の約1割が男性に
☑よく読む記事は、1位やりくり 2位料理 3位収納片づけ ネットのレシピ検索も7割の男性が利用
☑購読理由は、必要にせまられて派より、興味がある、スキルをあげたい前向き派が多い
☑『サンキュ!』を読む男性の共働き率は7割、うちフルタイム妻が4割、仕事をする妻をもつ男性が多い

■食事の支度をする夫が5割。約7割の夫が「自分は家事育児をよくやっている」
☑『サンキュ!』を読む男性の家事一位は買い物をするが8割超。難易度の高い食事の支度にも挑む傾向
☑「自分は家事育児をよくやっている」約7割、配偶者も同様に思っている6割超。自己評価が高い

■家事をやっている男性ほど、妻との関係が良好
☑『サンキュ!』を読む男性の7割が「妻と自分は互いに心の支えとなっている」と回答
☑「食事の支度をよくやる」男性のほうが、「やらない」男性より妻との関係が良好の傾向

■若い父親ほど仕事より家庭優先傾向。 「妻をもっと助けたい」「うちのことは楽しい」と回答
☑『サンキュ!』を読む男性のうち、もっと家事育児にかかわりたい人7割、「妻をもっと助けたい」
「できるだけ早く帰る」と回答する人が多数。残業をセーブする傾向も
☑仕事より家庭を優先したいと回答する男性が3割。内閣府調査※による「家庭生活」を優先したいと希望する男性(平成19年→24年の推移)よりも、高い割合
☑若い男性、子供が小さい男性ほど、家庭を優先したいと希望している

※内閣府 男女共同参画白書 平成26年版

■少子化ジャーナリスト白河桃子氏、tadaima!代表 三木智有氏による分析点
☑父親の家事育児時間が増えると、少子化も解決します(白河氏)
☑先進的「うちパパ」は、これからあたりまえのパパ像になる(三木氏)

 共働き世帯数と専業主婦世帯数が逆転して20年、『サンキュ!』を読む男性が増えている背景に、共働き世帯の増加が考えられます。ただ、共働き世帯が増えていても、一般的には、夫にとってうちのことは「手伝う」という意識が強く、あくまでメインは妻で、女性が家事育児仕事と3つの重荷をかかえている現状を嘆く声が、多く聞かれます。
 今回の調査結果で、『サンキュ!』を読む男性に特徴的だったのが、妻に迫られて仕方なく家事育児をやっている男性より、自ら関心をもって、うちのことを楽しむ男性が多かったことです。「妻をもっと助けたい」という生声も多く、特に学校で家庭科を履修しているといわれる35歳以下の父親や、子供が小さい父親にその傾向は顕著で、仕事より家庭を優先したいという声が目立ちました。「必要に迫られてやっていたら、家事が楽しくなってきた」という父親像がうかびあがり、男性なりの視点で創意工夫しながら、やりがいを見出していると受け取れます。
 ワークライフバランスの観点などから、仕事、出世一筋という時代背景が変わってきていることも、家庭を優先したいパパの背中を後押ししていると考えられ、今後も男性の家庭進出は進んでいくと予想されます。

 

■やりくりや料理に興味関心!主婦誌『サンキュ!』を読む男性が5年で3倍に!
 20~40代の女性実売No.1※1の生活情報誌『サンキュ!』では2011年に、3.7%であった男性読者比率が2015年に、10.7%※2と約3倍に増加していることがわかりました。2015年に開始した電子版サービスdマガジンにおいても、読者の約3割を男性が占め、雑誌の妻から夫への回読率も月平均35%にのぼります。男性でありながら、主婦向けの生活誌を読む理由について調査したところ、「家事育児をやらざるをえない」「妻にお願いされて家事育児を学ぶため」という必要にせまられて派が約26% 「なんとなくタイトルにひかれて」「家事や育児のスキルをあげたい」「やりくりや料理など参考にしたい」という前向き派が約65%と、うちのことに前向きな人が過半数であることが判明しました。
 よく読むコンテンツは、1位「やりくり」2位「料理」3位「収納片づけ」。料理を参考にするために、レシピサイトを日常的に観る男性は7割以上と、家事の中でも最もハードルが高いと言われる料理に積極的な姿勢がうかがえます。
 また、『サンキュ!』の、女性読者の職業分類では、専業主婦4割、共働き6割。うちフルタイムが2割弱である一方で、「サンキュ!」を読む男性の配偶者の職業は、専業主婦3割弱、共働き7割超、うちフルタイムは4割超と、フルタイムで働く妻が実に2倍に。『サンキュ!』の男性読者はフルタイム勤務の配偶者が多いことがわかりました

※1 日本ABC協会発行社レポート2015年下半期データより
※2 ビデオリサーチ MAGASCENE(2011年度)、MAGASENE/ex(2015年度)より
 

 

■食事の支度する夫が半数。約7割の男性が、「家事育児をよくやっている」と自己評価
 『サンキュ!』を読む男性に、普段どんな家事をどの程度やっているかの問いに対して、一番多かったのが、「買い物をする」で、約8割超が「とてもあてはまる」、「まああてはまる」と回答。食事の後片付けや支度も、5割以上の男性がやっていると回答しています。年齢別にみると、34歳以下の男性ほど食事の支度をしていると回答している割合が高くなりました。自分でお弁当を作る割合も、子供のいる男性全体で約12%、34歳以下では約15%と一割以上に。一方、家事育児のなかで、最も関わりが低いのが「家計管理」で約43%、ただし、世帯年収が800万以上では、夫が家計管理をする割合が高くなっています。男性の家事といえば「ゴミだしだけ」というイメージと違い、食品、日用品などの買い物に参加する人が大半で、育児に関しても「自分だけで、病気のときに面倒をみる」など難易度の高い家事育児にとりくむ男性が多くいました。さらに約7割が「自分は家事育児ともによくやっている」と自己評価しており、6割超が配偶者にも同様に認められていると回答。これは、ベネッセ教育総合研究所がおこなった第3回乳幼児の父親についての調査(2014年 未就学児をもつ父親対象)では、「家事をよくやっていると思う」は45%「育児をよくやっていると思う」は53%という回答と比較すると、『サンキュ!』を読む男性(未就学児をもつ父親で比較)は、家事育児への自己評価が高いといえます。
 

 

■家事をやっている男性ほど、妻との関係が良好 約7割の夫が、自分が家事育児を分担するのはあたり前と回答
 家事育児を行う気持ちの面を聞いてみると「自分が家事育児を分担するのはあたり前だと思う」と回答する男性が約7割。妻との関係性においても、8割以上の男性が「子どものことで毎日妻と話す」、7割の男性が「妻と自分は互いに心の支えとなっている」と回答しており、妻との関係が良好であることがうかがえました。また、食事の支度を「よくやる」と回答している男性のほうが、「やらない」と回答している男性より、「妻と自分は互いに心の支えとなっている」と回答する割合が高く、難易度の高い家事をする夫ほど、妻との関係が良いと考えられます。
 

 

■もっと妻を助けたい!うちのことは楽しい!「うちパパ」族の中には残業をセーブする人も
 「今以上に育児や家事にかかわりたい」という男性も7割近くおり、理由として「妻の負担を減らしたい」「子どもが小さいのは今だけ、貴重な時間だから」「家事育児はいやではない、むしろ楽しんでいる」「料理の段取りなど効率化を工夫するのが面白い」という回答が目立ちました。また、「できるだけ早く帰るようにしている」「定時にあがり保育園にお迎えにいく」「早朝に出勤し早くあがる」「妻とよくコミュニケーションをとり連携する」など努力や工夫をしている声も多くありました。
 家庭と仕事のバランスに関して、希望を聞いたところ「家庭と仕事両方優先したい」が39%、次いで「家庭生活を優先したい」が31%という結果に。内閣府の男女共同参画調査(平成26年版 20~70代の男性対象)では、「家庭と仕事両方優先したい」が32%、「家庭生活を優先したい」が23%と、『サンキュ!』を読む男性のほうが、家庭を優先したい希望が高いこともわかりました。世代別にみると、特に20代の若い父親や、子どもが3歳以下の父親が、仕事より家庭優先と回答している傾向が強いという結果がでました。

 

■少子化ジャーナリスト 白河桃子氏による分析・解説
 もっと家族の笑顔が見たいと願うお父さんがふえています。寝顔だけじゃなくて、平日の子どもの笑顔もみたい。お風呂にもいれたい。絵本もよんであげたい。寝かしつけもしたい。そして、そんな夫と子どもを笑顔でみまもる妻の顔もみたい。父親が関われば関わるほど、子どもにかかわる人が多いほど、子どもの情緒性や社会性が育ちます。思春期になってから「さあ、そろそろ父親が・・・」と思っても、もう遅いのです。第二子を持つか持たないか、第一子のとき、父親がどれぐらい家事育児をやったかの時間できまります。家族と一緒にすごす、かけがえのない時間は、会社にも誰にも奪われない父親の権利です。収入がダウンしても会話が増えれば、夫婦の満足度はあがるという調査結果もあります。早くおうちに帰りたいパパを応援します。

■NPO法人tadaima! 代表 三木智有氏による分析・解説
 この調査で解答をしているパパの姿。今はまだ先進的、または一部の意識が高いパパと言う事になるのかもしれません。 でも、この先進的「うちパパ」はこれからの当たり前のパパ像だという気がします。 何よりも「うちの事は楽しい」と思い、自ら情報を集めハマっていく。 これまでの「うちの事は面倒な事」というイメージとは180度違うモチベーションを、パパ達が得ています。この「楽しい」という気持ちこそうちパパ最大の特徴だと思いました。

 

 

白河桃子(しらかわ とうこ)
少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授一億総活躍国民会議の民間議員など、政府の有識者会議委員を歴任。近著「専業主夫になりたい男たち」が話題に

 

 

三木智有(みき ともあり)NPO法人 tadaima! 代表
05年インテリアコーディネーターとして活動開始。男性ももっと「くらし」を楽しめるような社会を実現したいと11年にNPO法人tadaima!を設立。家族の家事シェアを当たり前にする活動を広げ、生活関連企業と協同企画など行う


『サンキュ!』発「男の生活力向上委員会」発足!うちパパ連載&ブログスタート!
 『サンキュ!』では「男性の家庭進出」を応援する「男の生活力向上委員会」を立ち上げ、うちのことを主体的にやる男性をうちパパと命名し、スポットを当てていきます。8月号(7月2日発売)で、「うちパパ」実例特集を組むほか、9月号(8月2日発売)から新連載「うちパパを探せ!」を、WEBサイト『口コミサンキュ!』では「うちパパ週末ブログ」をスタート(http://505039.jp/39papa/)します。さらに、「うちのパパをもっとほめよう!」をコンセプトに、インスタグラム、ツイッターで「うちパパ」ハッシュタグ(#うちパパ)で投稿を募ります。うちのパパの家事育児の奮闘ぶりをぜひお寄せください

 

<参考>
●ベネッセ教育総合研究所 第3回乳幼児の父親についての調査 2014年
※ベネッセ教育総合研究所のHPから、本調査を含む、当研究所が行った過去の調査結果をダウンロードできます http://www.benesse-hd.co.jp/ja/ir/index.html
●内閣府 男女共同参画白書 平成26年版
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