サステナブルな社会をつくること目指して松江市とユーグレナ社が連携協定を締結
第1弾として松江市の清掃収集車に次世代バイオ燃料「サステオ」を導入
当社は、「Sustainability First」をユーグレナ・フィロソフィーとして掲げ、健康寿命の延伸に向けたヘルスケア事業、気候変動の解決を目指すバイオ燃料事業、循環型農業を目指すサステナブルアグリテック事業、バングラデシュでのソーシャルビジネス等を展開しています。バイオ燃料事業においては、当社が供給する「サステオ」の導入先の開拓や、バイオジェット・ディーゼル燃料商業プラントの建設に向けた取り組みを推進しています。
松江市は、SDGs(持続可能な開発目標)の優れた取り組みを行う都市として、2023年5月に国から「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定されました。また、松江市は、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)に向けて、温室効果ガスの排出量削減を先行的に実現する地域として、環境省から第3回脱炭素先行地域に選定されました。歴史的な景観の保存とカーボンニュートラルの両立に向けて「持続可能な観光」の実現を図り、住んでよし・訪れてよしの「国際文化観光都市・松江」を目指し取り組みを進めています。
今回、松江市とユーグレナ社が双方の取り組みに共感し、サステナブルな社会づくりを目指す連携協定を10月15日に締結しました。
取り組みの第1弾として、住みよいきれいなまちづくりをすすめるための啓発活動として松江市が年2回実施する一斉清掃活動「秋季クリーンまつえ」において、集めたゴミを回収する清掃収集車に「サステオ」を使用しました。
<上定昭仁 松江市長コメント>
松江市はユーグレナ社の「バイオ燃料事業」に注目しており、このテクノロジーが、本市の「国際文化観光都市・松江」の脱炭素化による魅力的なまちづくりを強力に後押ししていただけるものと期待しております。
<「サステオ」について>
「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられています。「サステオ」は燃料の燃焼段階では通常の軽油と同じようにCO₂を排出しますが、原料となる植物や藻類が成長過程で光合成によってCO₂を吸収するため、燃料を使用した際のCO₂の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」は、化石燃料由来の軽油と同等の性質を持つ炭化水素燃料であり、現行車両にそのまま利用可能です。
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
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