SNS 時代のクリエイター・プラットフォーム「スナップマート」子会社化のお知らせ

〜クリエイターエコノミーにおける「価値共創マーケティング」強化へ~

ガイアックス

2023年2月14日 16時00分

株式会社ガイアックス（本社：東京都千代田区、代表執行役社長：上田祐司、証券コード：3775、以下ガイアックス）は、本日、スナップマート株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：岡洋介、以下スナップマート）の発行済株式の全てを取得し、完全子会社化することを決議しました。
ガイアックスのクリエイティブ支援における強みに、スナップマートのクリエイターエコノミー領域の強みを掛け合わせることにより、顧客と企業がより密接に関わり体験を分かち合う「価値共創マーケティング」の強化を目指します。

買収の背景/目的

ガイアックスは、創業以来「Empowering the people to connect ～人と人をつなげる」をミッションとして、ソーシャルメディア領域・シェアリングエコノミー領域の両軸で事業を拡大してきました。
また、昨年にはSNS×クリエイティブ部門での強化を目的に、ビジュアルコンテンツ制作に強みを持つ株式会社GENIC LABを完全子会社化いたしました。SNS領域で活躍するクリエイターと連携したサービス提供体制を整え、SNSマーケティングの企業支援の売り上げを大幅に拡大してきました。
スナップマートは、「可能性に光をあてる。毎日にきっかけを創っていく。」をミッションに掲げ、スマホの写真がフリマ感覚で販売できる「Snapmart」の運営を中心に、Instagram運用代行や口コミ活用、フォトグラファー系インスタグラマーによるSNS向け写真撮影のサービスを提供しています。
スナップマートの事業は、当社の注力しているSNS中心の統合型マーケティングとの強い親和性を有しております。さらには「Snapmart」を登録・利用されているクリエイターの方々はこれからのクリエイターエコノミー時代における貴重な財産と考えております。個人が単なる消費者ではなく生産者にもなれる現在、当社は個々の人々とともに協同して体験を分かち合える「価値共創マーケティング」こそが事業の成長エンジンであり、当社グループの企業価値向上につながると判断し、今回の決定に至りました。

スナップマート株式会社　会社説明

可能性に光をあてる。毎日にきっかけを創っていく。というミッションをもとに、「スマホで写真が売れるアプリSnapmart」のビジュアル素材売買プラットフォームの開発運営と、企業の商品撮影／SNSプロモーションの支援をしています。
Snapmartは、SNSに投稿されているような個人が撮影したスナップ写真をフリマ感覚で販売でき、出品者（クリエイター）はスマホのアプリをインストールするだけで気軽な出品が可能です。クリエイターは20〜30代の女性が多く、約25万人が登録。
SNSに馴染む写真・動画の一括収集と、UGCの土台作りをサポートするアンバサダープランでは、多くのクリエイターが活躍し、企業のSNSプロモーションとクリエイティブ制作を支援しています。
https://snapmart.jp/butsudori/ambassador

スナップマート株式会社代表取締役社長岡洋介コメント

2016年に創業され「可能性に光をあてる。毎日にきっかけを創っていく。」のミッションのもと、約25万のクリエイターに登録頂いているスナップマート。多くのクリエイターさんやクライアントさんから評価をいただき、創業時より業績を伸ばしてまいりました。
更に多くのクリエイターさんにきっかけを提供すべく、クライアント拡大策の立案／実施をしていた際に、株式会社ガイアックスから事業買収の提案を頂きました。
株式会社ガイアックスでは既に多くのSNSアカウントの運用やSNS向けの商品撮影事業を行っており、コンテンツ制作の強化を検討されていたタイミングでした。またスナップマート社のミッションやクリエイターさんとのコミュニケーション方法にも共感して頂いており、ガイアックス社と一緒になることでより多くのクリエイターさんに可能性を提供できると考え、今回の決断となりました。
今後はガイアックス社のもと、クリエイターの皆様に多種多様なきっかけを提供し、可能性を拡げられる方が増えることを信じております。

ガイアックス GENIC LAB事業責任者中村真奈（スナップマート代表就任予定）コメント

2021年より、GENIC LABでは”クリエイティブに特化したSNSマーケティング支援”を実施してきました。特に、クリエイターと連携した、SNSならではの文脈設計やコンテンツ制作に特に力を入れてきました。従来の企業からの一方向的な発信や訴求ではなく、企業やブランド側と顧客が交互に継続的に価値を高めていく「価値共創マーケティング」の重要性が高まってくる中で、クリエイターとの強固な連携の重要性をますます実感しています。

Snapmartはコンテストや講座の開催、初心者のクリエイターがチャレンジしながらスキルアップ出来るような設計、コミュニティ運営など、クリエイターとの密なコミュニケーションを第一とする思想に大変共感しています。
また、Snapmartに集うクリエイターの方々の多くが、心から楽しみ、こだわりを持ってクリエイティブ制作に取り組まれていると感じます。まさに、今後企業が価値共創マーケティングを行う中で、なくてはならない競争力の源泉であり、事業の成長エンジンとしても非常に魅力的です。
そのようなスナップマート社が培ってきた知見や基盤を足がかりに、ガイアックス社のこれまでのSNSマーケティング支援で得たノウハウ・知見を掛け合わせて、クリエイターエコノミー領域における価値提供を更に加速してまいります。

中村真奈プロフィール
慶應義塾大学総合政策学部卒業。2020年より、株式会社ガイアックスにてオンライン配信サービスの立ち上げに参画し、主に大企業向けの営業からPM/CS業務を幅広く担当。2021年5月より、GENIC LAB事業部事業責任者を務める。

SNS向けビジュアルコンテンツ軸のマーケティング支援「GENIC LAB」

「人の心を動かすクリエイティブによって、社会をアップデートする」というミッションをもとに、高い技術をもったクリエイターと、SNS業界での知見や経験が豊富なディレクター、SNS領域で活躍するインフルエンサーが集い、感覚と論理の両面から企業の本質的な課題に寄り添ったマーケティング支援を行っています。
Instagram・TikTok・YouTubeに主軸を置き、企業のSNSアカウントの運用支援を中心に実施し、SNS文脈にそった企画から制作までの一気通貫したマーケティング支援を行っています。