OKI、全国の特別支援学校21校を結んだ「合同遠隔社会見学」を支援
縄文時代から続く青森県青森市三内丸山遺跡から全国の参加校に生中継
OKIグループの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(https://www.okiworkwel.co.jp/)(社長:堀口明子、本社:東京都港区、以下OWW)は、10月5日、全国21校の特別支援学校が共同で、児童・生徒230名を対象に実施した「合同遠隔社会見学」授業の運営を支援しました。このイベントは、移動が困難で外出が難しい子どもたちに、ITによって遠隔から社会見学を体験してもらうものです。今回は青森県立青森第一養護学校(校長:小笠原一恵、所在地:青森県青森市)が中心となり、今年7月に世界文化遺産への登録が決定した北海道・北東北の縄文遺跡群「三内丸山遺跡」と「青森県立郷土館」を紹介しました。OWWによる遠隔社会見学の支援は、7年連続7回目です。
授業では三内丸山遺跡センターの職員が遺跡を歩きながら現地の映像を中継し、その特徴などを説明しました。あわせて、青森第一養護学校の生徒たちが、全国から参加している生徒たちに向けて遺跡にまつわるクイズを発信し、質疑応答などを通して交流を図りました。参加校の子どもたちはそれぞれの学校に居ながらにして遺跡を見学し、縄文時代にタイムスリップしたかのような気分を味わいながら先人の知恵や文化を学ぶことができました。
授業を終えた青森第一養護学校の生徒からは「青森の魅力を分かりやすく伝えるクイズを考えるのが大変だったが、楽しかった」「外出する機会が少ないので、今後もいろいろな所を見てみたいと思った。」などの感想が聞かれました。同校でこの授業を担当した木村路子教諭は、「外出や遠出ができない子どもたちにとって、他県の生徒たちと話したり、意見交換ができたことは貴重な経験になったはず。今後も続けていきたいと思う。」と語っています。
OWWは、通勤困難な重度障がい者の在宅勤務雇用を推進しており、全国21都道府県で57名の障がいをもつ社員が在宅で勤務をしています。障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校の生徒を対象とした遠隔職場実習や出前授業も実施しています。今後も子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。
今回の参加校
OWWによる遠隔社会見学支援の実績
用語解説
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社。
- 電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
- 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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