人気クリニックの人を育てる仕組みがわかる！『開業医のためのエンゲージメント経営』が1月19日に発売

組織の成長はエンゲージメントで決まる！

クロスメディアグループ株式会社

2024年1月19日 07時00分

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：小早川幸一郎）は、2024年１月19日に書籍『開業医のためのエンゲージメント経営』を刊行します。本書は、エンゲージメントに着目した人材育成を実践し、１日120人の患者さんを集める人気クリニックを築き上げた著者の経営ノウハウを紹介する本です。自律型人材が育つ仕組み、持続可能な組織のつくり方、集患・増患のためのポイントなど、クリニック経営を成功させるための秘訣が満載！開業医やこれから開業を目指す医師に読んでいただきたい一冊です。

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MBAホルダーの開業医が実践する成果を上げている人材育成の仕組み

人材不足が続くなか、医師、看護師は働く場所に困ることはありません。自分の成長や仕事に対するやりがいを感じられる職場でなければ、長く働く理由はなく、離職してしまいます。実際に「募集をかけても応募がこない」「採用しても人が定着しない」「スタッフが大量離職してしまった」「職員トラブルに頭を悩ませている」という開業医はたくさんいます。

どうすれば、いい人材が集まる職場にすることができるのか。どうすれば、スタッフ一人ひとりが高い目標ややりがいを持って長く貢献してもらえるようになるのか。

試行錯誤を繰り返した結果、著者がたどり着いた答えは、「エンゲージメント」という視点です。

エンゲージメントとは、個人の仕事に対するモチベーションややる気のこと。一般企業の採用人事の現場で近年よく取り上げられるキーワードで、組織への帰属意識、貢献意欲という意味で使用されることもあります。エンゲージメントが高い組織は営業利益率や労働生産性にプラスの影響をもたらすという研究結果も報告されています。

スタッフ一人ひとりが自分の目標を持ち、組織の目標を理解して、仕事のやりがいを感じながら主体的に業務に打ち込む姿勢を持つのと同時に、スタッフの熱意を後押しする人材育成の仕組みが大切なのです。

では、具体的に、どのようにしてスタッフのエンゲージメントを高めていけばいいのでしょうか。

著者の実践事例を次の５つの視点から紹介します。

・コミュニケーションの改善
・目標設定とフィードバック
・自己成長の機会の創出
・ワークライフバランスの促進
・院内文化の醸成・働きやすい環境づくり

著者は、エンゲージメントを高める取り組みを行うようになってから、スタッフ一人ひとりが高いプロ意識を持って、個々の目標に向けて日々努力するようになったと言います。自らの意思で考え、組織貢献のために能動的に業務を遂行できる自律型人材が育った結果、患者満足度が向上し、順調な患者増につながりました。

本書では、こうした人材育成の仕組みをはじめ、開業医に必要なコミュニケーションスキルの高め方、クリニックのためのSEO対策、集患・増患のためのポイントなど、開業医やこれから開業を目指される医師が知りたい知識・ノウハウが満載です。

本書の目次

PART 1　戦略なき開業に成功はない――クリニック経営に必要な視点
PART 2　開業準備と組織体制の整備――後悔しないために知っておきたいこと
PART 3　呼吸器内科医のキャリアの描き方――総合診療力を武器に活躍の場を広げる
PART 4　自律型人材が育つエンゲージメント経営――成長と変化に対応できる組織づくり

著者紹介

岸本久美子（きしもと・くみこ）
医療法人社団ハピコワ会理事長、ハピコワクリニック五反田院長。東京都豊島区生まれ。2007年東邦大学医学部卒業。東邦大学医療センター大橋病院呼吸器内科、東芝病院（現・東京品川病院）内科などを経て、2018年にハピコワクリニック五反田（東京都品川区）を開業。その後、2022年に医療法人社団ハピコワ会を設立し、2023年に初の分院となる田町三田駅前内科・呼吸器内科・アレルギー科クリニック（東京都港区）を開設、統括院長に就任する。2023年グロービス経営大学院修了。「子どもから大人まで切れ目なく一貫した、専門性の高い医療を受けられるクリニック」を目指している。呼吸器専門医、アレルギー専門医、総合内科専門医、経営学修士（MBA）。日本テレビ『ZIP!』、TBS『ひるおび』『サンデージャポン』などメディア出演多数。