不動産会社の審査及びペナルティ制度の運用報告(2024年7月~12月期)
取引停止数は13社、業界健全化のため取締りを強化
本リリースのポイント
・楽待では、不動産会社に対して契約締結前に審査を行い、契約後も定期的にチェックを実施。問題がある場合にはペナルティ制度に基づいて取引停止措置をとっている
・2024年下半期は審査による取引停止件数が13件、ペナルティ制度による取締件数が10件
・2024年度の取引停止件数・取締件数ともに過去最多となった
国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待」(https://www.rakumachi.jp/)を運営する楽待株式会社(本社:東京都中央区、東証スタンダード、証券コード:6037)は、同サイトにおける「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」2024年7月~12月期の運用結果を公表いたします。
2024年下半期は、審査による取引停止件数が13件、ペナルティ制度による取締件数が10件となりました。ミッションである「不動産業界の健全化」を実現するための取り組みを今後も強化してまいります。
2024年下半期の違反内容で最も多かったのは「無断掲載」
2024年下半期におけるペナルティ制度による取締件数10件のうち、7件が「無断掲載(売主等の断りなく物件を広告掲載する行為)」、2件が「不誠実な顧客対応」、1件が「おとり広告(存在しない物件・契約済の物件を広告掲載する行為)」でした。該当の企業には当社の加盟店サポートチームより直接指導を行い、広告掲載停止のペナルティと、改善報告書の提出を求めています。改善報告書を提出しない場合は取引停止の措置をとるなど、再発防止にも取り組んでいます。
「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」について
「公正な不動産投資市場を創造する」というビジョンのもと、公正な不動産取引ができるよう「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」を設けています。専門部署による契約締結前の審査に加え、当社サイトに登録した後も定期的にチェックを行っており、問題があると判断した場合には取引停止措置をとります。また、不動産公正取引協議会連合会による「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、物件掲載に関するルールを定めています。ルールに違反した場合は「ペナルティ制度」のもと、サイトの利用停止や退会の措置をとっています。
2024年の取締件数は過去最多、楽待の新たな取り組み
2020年に「不動産会社の審査及びペナルティ制度の運用報告」を開示してからこれまでの取締件数および取引停止数の推移をまとめました。制度が認知されたことや、取引基準のさらなる厳格化に取り組んだこともあり、2024年度の取締件数および取引停止数は過去最多の62件となりました。
楽待では、2021年11月から不動産投資家が不動産会社の接客や商談内容を評価する機能の提供を開始。2022年2月からは顧客満足度が2.5点以下と低い会社に対し、当社のカスタマーサポートから直接指導を行ってまいりました。また、2024年12月からは、不動産投資家から不動産会社への評価コメントから特定のワードを自動検知する仕組みを試験的に導入しています。
楽待では、不動産投資家と不動産会社がWin-Winの関係で取引ができる、公正な不動産投資市場を創造するため、これからも真摯に取り組んでまいります。
【会社概要】
社名:楽待株式会社
上場市場:東証スタンダード(証券コード:6037)
本社:東京都中央区八丁堀三丁目3番5号 住友不動産八丁堀ビル5階
設立:2005年8月23日
事業内容:国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待」の運営
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