テレビ東京「美の巨人たち」放送800回記念SP~天才たちの芸術革命~フィレンツェ“ルネサンス”物語
レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロら天才芸術家たちの人間ドラマを2週連続で放送!
絵画や彫像、建築物など、一つの作品にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組「KIRIN ART GALLERY『美の巨人たち』」。2000年4月のスタート以来、この度放送800回を迎えます。
番組では、6月18、25日の2週連続で「~天才たちの芸術革命~フィレンツェ“ルネサンス”物語」と題し、放送800回を記念した特別番組をお送りします。
また、来月公開の映画「フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館3D・4K」とのコラボも行います。
ダ・ビンチ、ミケランジェロら天才芸術家たちの知られざるドラマにどうぞご期待ください!
番組では、6月18、25日の2週連続で「~天才たちの芸術革命~フィレンツェ“ルネサンス”物語」と題し、放送800回を記念した特別番組をお送りします。
また、来月公開の映画「フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館3D・4K」とのコラボも行います。
ダ・ビンチ、ミケランジェロら天才芸術家たちの知られざるドラマにどうぞご期待ください!
≪800回SP 番組内容≫
イタリア・フィレンツェ。歴史が止まってしまったかのような美しい町です。600年以上も前、ここでルネサンスという芸術革命が起こりました。ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロ――そうそうたる芸術家たちがこの町で同時期に活動していました。彼らは互いに意識し合い、競い合って素晴らしい芸術を生み出していったのです。
今回のスペシャルは、天才芸術家たちが繰り広げたドラマに注目します。ルネサンスはいかにして起こり、何を生み出したのか。数々のエピソードを交え、ルネサンス芸術の真実に迫ります。
≪番組内容詳細≫
前編 6/18放送
まずはフィレンツェ・ルネサンスの扉を開けたといわれる二人の物語。
ブルネレスキは遠近法の理論を確立させ、ルネサンス誕生に大きな影響を与えた人物です。頑固で神経質、職人気質の建築家でした。彼はサン・ジョバンニ洗礼堂の扉「天国の門」の装飾コンペに参加し、枠から飛び出さんばかりの躍動感あふれるレリーフを制作。審査員たちをアッと言わせます。
このコンペでブルネレスキと一騎打ちを演じたのが、繊細で優美な表現を得意としたギベルティ。父とともに大きな工房を構え、商才にも長けた建築家でした。
ブルネレスキか?ギベルティか? 迷いに迷ったコンペの審査員が下した結論は!?
その後、二人は、ルネサンス初期の最高傑作といわれるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドームの設計を巡っても競うことに。その意外な結末は・・・
フィレンツェで互いに意識しあった二人と言えば、レオナルド・ダ・ビンチとヴィーナスの画家ボッティチェリを忘れてはいけません。ライバル心をむき出しにしたレオナルドとボッティチェリの内、ひとりがフィレンツェを去ることに!一体何が起きたのか?
後編 6/25放送 (60分拡大版)
1500年代初頭になると、後に“ルネサンスの三巨匠”と呼ばれるレオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロがフィレンツェで相まみえます。
既に名声を確立していたレオナルドは、ベッキオ宮殿の大会議室「五百人広間」の壁画制作に抜擢されます。レオナルドとともに選ばれたのが新進気鋭の彫刻家・ミケランジェロ。二人は激しく火花を散らします。
この二人の対決の噂を聞き、フィレンツェに駆け付けた青年がラファエロでした。
芸術家たちは、互いに意識しあい、競いあいながら、歴史に名を残す作品を生み出していきました。
さらに、名画「モナ・リザ」の、最新の謎も解明、めったに撮影が許されないヴァザーリの回廊や、ベッキオ宮殿の秘密の通路や裏側も特別に取材しています。
≪ナレーター 小林薫 コメント≫
Q 今回のスペシャルはイタリア・フィレンツェがテーマです。イタリアのイメージは
日本の木と土と紙の文化と違って、イタリアは石の文化。町の中に歴史的なものが残っているし、土の下にもまだ残っています。すごい国だな、と思いました。
Q 放送800回を迎えました
スタート当初、ここまで番組が続くと思っていた人は誰もいなかったんじゃないでしょうか。
続いているのは、ファンが根強いんだと思います。本当にありがたいことです。
番組が始まってから4,5年は、自分を出さずにナレーションをあてようと思っていました。10年くらいたって、「頼りないくらいで丁度いいかな。見ている人には」と思えるようになってきました。
Q これまでの放送で印象に残っている作品や画家は
荒んだ日々を送りながらも、絵を描き続ける、そんな波瀾万丈の人生を送った画家には、個人的にとても魅力を感じます。
ナレーションを入れながら、思わず詰まってしまったこともありました。
≪ナレーター 蒼井優 コメント≫
Q 今回のスペシャル、印象に残っている作品や作家は
ダ・ビンチやミケランジェロとか、あの時代の芸術家たちには興味をひかれます。楽しみながら、ナレーションをあてました。
Q 今回のスペシャルでは、ナレーションだけでなく、いわゆる吹き替えにも挑戦されましたね
とても難しかったです。ナレーションとは違う難しさがあります。
それにしても、イタリアの言葉、難しいですね。パッと見て読めないことが多いです。
Q 番組のナレーターを始めて約1年。変わったことは
美術に対してより興味を持つようになりました。美術館にも行ってみたいです。
ヨーロッパの美術のことに興味を持つと、歴史を勉強することになる、というのが面白かったです。
≪テレビ東京制作局 永田浩一プロデューサー コメント≫
2000年4月の放送開始から満16年、皆さまからの熱く長い支持を頂き、この度めでたく放送800回を迎える事ができました。栄えある800回のテーマには、今年国交150周年を迎えて盛り上がるイタリア、中でも芸術の黄金期であるフィレンツェ・ルネサンスを取り上げ、ウフィツィ美術館の映画とのコラボレーションも行いました。
レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロほか、多くの芸術家が活躍し、ヴィーナスの誕生、モナ・リザ、ダビデ等々、数々の名作を生み出しましたが、これらの名作同士の意外な関係性や生まれた背景、天才芸術家たちの交友やつながりは知られておらず、こうした事を理解すると各作品のもつ意義や素晴らしさ、ひいてはルネサンスが芸術家たちによる革命であった事がよく分かるのです。
また今回は、これまでのSPとはちょっと趣向を変えて、ルネサンスを支えたメディチ家の当主や、巨匠のモデルとなった美女たちの目線で物語が進行します。かねてから演技力に定評のある、番組ナレーターの小林薫さんと蒼井優さんが、各々の役柄の心情を語りながら進行していく構成も見所となっています。
もちろん、普通の観光ツアーでは教えてくれない、フィレンツェに行ったら是非訪れて頂きたい画家たち所縁の穴場スポットも紹介しています。
これを見ればフィレンツェの魅力、ルネサンスの全てが分かる、「~天才たちの芸術革命~フィレンツェ“ルネサンス”物語 」にご期待下さい。
≪「美の巨人たち」 とは?≫
「美の巨人たち」は、一つの作品(絵画や彫像、工芸品、建築物)にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組です。
作家はなぜその作品を制作したのか?作家の生き方との関わりは?制作に大きく影響した時代背景とは?作品に秘められたさまざまな謎をひも解きます。
ナレーションを務めるのは俳優・小林薫と女優・蒼井優。音楽はピアニスト・辻井伸行が担当します。
放送スタートは2000年4月。
放送は、テレビ東京系列、毎週土曜よる10時~10時30分。BSジャパン、毎週水曜よる11時~11時30分。
≪「美の巨人たち」 放送800回スペシャル 番組概要≫
番組タイトル KIRIN ART GALLERY 美の巨人たちSP ~天才たちの芸術革命~フィレンツェ“ルネサンス”物語
ナレーター 小林薫、蒼井優
OP&ENDテーマ 辻井伸行
放送日時 前編:6月18日(土) 夜10時~10時30分
後編:6月25日(土) 夜10時~11時 ※60分SP
同時放送 テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送
*BSジャパンは7月13日、20日、27日に放送
≪映画『フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館3D・4K』≫
昨年1月に公開され大ヒットした映画「ヴァチカン美術館3D・4K」のプロダクションが贈る、驚愕の体験型・美術館3Dドキュメンタリー。
ウフィツィ美術館所蔵の巨匠たちの至宝や、最新の空撮技術でみせるフィレンツェの美しい街並み。これまで誰も見たことがない視点で体感できる、美術ドキュメンタリー。
日本語版のナレーションは「美の巨人たち」でナレーターを務める小林薫。
7月9日(土)シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像