公開イベント「変容する国際安全保障と核兵器」参加者募集について
へいわ創造機構ひろしま(略称HOPe)と広島県は、核兵器なき世界を目指して、変化する現在の国際安全保障に対する理解を深めることを目的に、公開イベントを開催します。
世界は多極化し、分断を深めています。ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢の緊迫化など、各地の混乱は、地域の安全保障に影響を与え、世界に波及し、国際安全保障をより複雑にしています。そうした中、核兵器への依存が世界で高まっています。
イベントでは、この国際安全保障の複雑性と地域安全保障との関連性をテーマに、アジア太平洋地域、インド太平洋地域、欧州大西洋地域、中東地域から専門家を招いて、地域の視点から、議論します。
核兵器を取り巻く安全保障の課題をより深く理解し、厳しい安全保障環境下において核兵器のない世界をどう実現していくことができるのかについて、皆さんと考える機会にしたいと思っています。多くのご参加をお待ちしています。
*このイベントは、核抑止に頼らない国際安全保障のビジョン研究事業の委託先である英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)の協力で開催します。
1 日程
日時:令和6年6月16日(日)
13:30~16:00
場所:広島国際会議場 ダリア①
(広島市中区中島町1-5)
※オンラインでライブ配信予定
2 開催概要
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主催 へいわ創造機構ひろしま(HOPe)、広島県
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次第
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開会あいさつ(湯﨑英彦 へいわ創造機構ひろしま(HOPe)代表、広島県知事)
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セッション1 「世界と地域の安全保障の関わりと、核兵器との関係」
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セッション1 質疑応答
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セッション2 「現在の国際情勢における被爆地と日本の役割」
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セッション2 質疑応答
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閉会
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プログラム
① テーマ「変容する国際安全保障と核兵器」
セッション1では、ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢の緊迫化などが、各地域の安全保障にどのような影響をもたらしているのか、核兵器の役割を各地域がどのように見ているのかについて、議論します。セッション2では、被爆地の経験が、各地域に与えている影響や日本に期待される役割について、話し合います。
② 登壇者
モデレーター(セッション1と2)
・ 秋山信将(*)
一橋大学国際・公共政策大学院 教授
パネリスト(セッション1と2)
・ マルコム・チャーマーズ
英国王立防衛安全保障研究所 副所長
・ イブラヒム・フライハト
ドーハ大学院研究所 准教授
・ 岩間陽子
政策研究大学院大学 教授
・ マンプリート・セティ(*)
印空軍力研究センター 特別フェロー
(*「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議委員)
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言語:主に英語(日英同時通訳あり)
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参加申込先:国際平和拠点ひろしまホームページ ※締切は6月12日(水)
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