大学のLMS事業に本格参入 学習の質を高める2種類のLMS製品を取り扱い開始

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下:パナソニックIS)は、大学のLMS事業に本格参入し、2種類のLMS※製品「Resonant LMS XP」「Canvas LMS SaaS」を2023年1月23日より提供開始します。
※ LMS(Learning Management System) : 学習管理システム
  • 背景 ・・・ 教育DXの一環として「学修者本位の教育」に注目
教育現場では、2021年に文部科学省が「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」事業を実施するなど、DXが積極的に推進されています。なかでも「学修者本位の教育」を実現するためのDXに注目が集まっており、LMSの高度化やAIによる学習行動分析を行う大学が増えてきています。

パナソニックISは文教市場に対して17年の実績があり、主にPC教室やBYODの端末管理領域において豊富なノウハウを有しております。上記のような社会背景を受け、このたびLMS領域にも新たに本格参入することにより、教育現場への支援領域を拡大します。

具体的には、レゾナント・ソリューションズ株式会社(本社:大分県大分市、代表取締役社長:首藤 完治)のResonant LMS XPと、Instructure社(本社:米ユタ州ソルトレイク)のCanvas LMS SaaSを2023年1月23日より提供開始します。
  • 特長・メリット
パナソニックISはこのたび、学習分析に強みを持つResonant LMS XPと、容量無制限で大規模組織に適したCanvas LMS SaaSの2種類をラインナップし、幅広いお客様ニーズに対応します。各製品の特長は下記の通りです。
 
  • Resonant LMS XP

Resonant LMS XPは、多くの大学で導入実績のあるオープンソースLMS「Moodle」を利用したLMSパッケージです。国内の大学で実績のあるプラグインや独自にカスタマイズしたプラグインをインストールしているため、組織ごとのニーズに沿った運用が可能です。

【特長1】学習分析による“学生主体”の学習体験が可能
学生一人ひとりの学修の過程や成果をデータとして蓄積することで、「学びの振り返り」「最適な学修支援」「教え方の見直し」など、学生のレベルに合った“学生主体”の学習体験を実現します。
  • 学習分析:受講者の学習の進行状況、テストの得点、強い分野・弱い分野など、個人指導の指針となるようなデータの取得・管理を行います。
  • データの可視化:受講者/教員/管理者向けに学習状況を可視化します。可視化パターンは標準テンプレートからの選択、個別のカスタマイズをお選びいただけます。
  • 学びの質の向上:複数の大学や企業連携でLMSシステムやデジタルコンテンツを共有・活用。組織管理を可能にします。
  • 3D仮想空間のバーチャル授業(オプション機能):「3D仮想空間を用いたバーチャル授業」がリモート授業による人との交流不足を解消します。

【特長2】ニーズに応じたカスタマイズが可能
オープンソースLMS「Moodle」の標準機能をさらに使いやすいように機能を追加し、ユーザーインターフェイスもカスタマイズしています。個々のニーズに応じたカスタマイズも可能です。
 
  • Canvas LMS SaaS
米国・カナダの高等教育機関において最も利用されているLMSはCanvas LMS SaaSのオープンソース版となる「Canvas LMS」であり、34%ものシェアを占めています※。今回取り扱いを開始するCanvas LMS SaaSは、世界的に評価の高いCanvas LMSをさらに機能強化したサービスとなります。
※ 出典:State of Higher Ed LMS Market for US and Canada: Mid-Year 2021 Edition - PhilOnEdTech

【特長1】容量無制限
大規模な組織でも、容量を気にすることなくご利用いただけます。容量無制限だから、動画作成や配信にも適しています。

【特長2】スピーディな導入
クラウドサービスだからこそ、短納期で導入可能。早期の効果が期待されます。

【特長3】テナント管理可能
同系列の大学・高校・中学や、大学内の学部・学科別にテナントを分けての運用も可能です。

【特長4】シンプルで使いやすい
LMS導入でネックとなるのが、エンドユーザーとなる教職員への教育です。Canvas LMS SaaSはシンプルな画面のため、直感的にお使いいただけます。
 
  • パナソニックISの大学LMS事業の概要
(1)提供開始日  2023年1月23日
(2)提供製品   「Resonant LMS XP」「Canvas LMS SaaS」
(3)目標     2025年度末までに30校へ導入
 
  • レゾナント・ソリューションズ株式会社からのコメント
レゾナント・ソリューションズ株式会社 代表取締役 首藤完治
レゾナント・ソリューションズ株式会社は「教育の未来を創造する」グローバルLMSサービス提供企業です。
設立以来、国内の数多くの大学様向けにLMSサービスの開発、導入、サポートなどを行ってきました。
この度、全国的に導入支援体制を持つパナソニック インフォメーションシステムズ株式会社様と共にサービスを提供することで、Resonant LMS XPが国内大学様の標準LMSとなるよう、総合的な協業を進めて参ります。


■パナソニック インフォメーションシステムズについて
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は、製造業をはじめ幅広いお客さまに高付加価値のシステム・サービスをお届けするIT“サービス”企業です。
パナソニックグループのIT中核会社として、そのグローバルな事業展開を多様な業務システムで支援しています。また、その中で培った経験とノウハウを強みに、IT事業会社としてパナソニックグループ以外のお客さまに対してもトータルソリューションをご提供しています。
URL:https://is-c.panasonic.co.jp/

以上

※本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

【お問い合わせ先】
<報道関係者様>
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 営業統括部 セールスイノベーション部 マーケティングチーム 山田
E-mail:press-pisc@ml.jp.panasonic.com
<お客様>
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 営業統括部E-mail:sales-pisc@ml.jp.panasonic.com

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会社概要

URL
https://is-c.panasonic.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー16階
電話番号
06-6906-2801
代表者名
玉置肇
上場
未上場
資本金
10億4000万円
設立
1999年02月