【新JSA規格発行】「再生UCオイル(廃食用油)の品質基準及び試験方法」に関するJSA規格を発行!
バイオ燃料・SAF原料としての需要急増に対応。品質の「見える化」で廃食用油の資源価値を最大化し、サーキュラーエコノミーを加速。
一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、廃食用油のリサイクル工程から製造される再生油脂に関するJSA規格「JSA-S1029:2026 再生UCオイル」を2026年3月30日に発行いたしました。
本JSA規格は有限会社中川油脂商店が主体となって開発したもので、近年、脱炭素社会の実現に向け、持続可能な航空燃料(SAF)やバイオ燃料の原料として「再生UCオイル(廃食用油)」の需要が国内外で急速に高まっています 。一方で、最終製品の用途(飼料、燃料、化成工業製品など)に応じた適切な品質管理と、サプライチェーン全体のトレーサビリティ確保が喫緊の課題となっていました。本規格は、業界の実態に即した品質基準と試験方法を明確に定めることで、円滑な商取引とリサイクルビジネスの活性化を支援します 。

JSA-S1029:2026
『再生UCオイル』
(Recycled used cooking oils)
税込価格:3,960円 A4判 18頁
※規格類は価格が変更される場合がございます。ご了承ください。
【制定の背景と期待効果】
現在、廃食用油は貴重な国産資源として再評価されていますが、その品質管理は各事業者の独自基準や民間規格に委ねられていました。特に飼料用では厳格なGMPガイドラインが、バイオ燃料用では国際認証(ISCC)が、サプライチェーンの透明性を求めています 。
本規格では、先行して制定されたリサイクル工程管理の日本農林規格「JAS 0028」に織り込まれていない品質管理の規定に関して、最終製品側の要求レベル及びニーズに応じて種類及び品質成分を区分し、特定の成分についてそれぞれに規定する成分測定方法による上限値及び報告事項を規定しています。
本規格の導入により、再生油脂の品質が客観的に証明され、顧客との商取引がより円滑になることが期待されます。また、日本発の規格として、アジア圏など海外市場への展開も視野に入れており、国内外での再生油脂市場のさらなる拡大と循環型社会の形成に貢献します 。
【主な規定事項】
・ 用語及び定義
・ 施設等及び工程の管理
・ 種類及び品質
・ 試験方法
・ 表示

JSA規格とは ~多様な開発ニーズに対応、迅速な開発スケジュール~
JSA規格は、一般財団法人日本規格協会が発行する民間規格です。2017年6月の制度創設以来、標準化の専門機関である日本規格協会が、様々なステークホルダー(企業、団体、政府機関、学会など)からの多様な規格開発のニーズの相談・提案を受け、提案者の自主的な規格開発の取組みに対し、効率的なプロジェクトマネジメント支援を提供し、透明性・公平性及び客観性を確保したJSA規格を“迅速に”開発しています。
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