愛知淑徳大学 友池梨紗助教と共同研究を開始

~交際を目的に出会った男女の関係発展を促進・妨害するコミュニケーション的要素の研究~

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証マザーズ6181)が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」は、愛知淑徳大学グローバル・コミュニケーション学部友池梨紗助教と、「交際を目的に出会った男女の関係発展を促進・妨害するコミュニケーション的要素の研究」について、共同研究を開始いたしますのでお知らせいたします。


■共同研究の目的
近年、「結婚の前段階に当たる『交際』に関して悩みを抱える未婚者男女が増えていること」が一種の社会問題として取り上げられています。なかでも「恋愛交際の進め方がわからない」といった「恋愛交際のコミュニケーション」に関する悩みを抱える未婚者が多く存在することが内閣府の調査(※1)で示されています。当社が実施した調査でも20代の4分の1は「恋愛は面倒」と恋愛に対して負の感情を抱いている若者が多いという結果が出ています(https://www.p-a.jp/research/report_106.html)。
そんな中、国内の「恋愛交際」にまつわる研究は社会学や心理学を中心に進められておりますが、上記のような悩みの核である「コミュニケーション」に焦点を当てた研究は未発展の分野です。そこでこの度、「恋愛」と「コミュニケーション」に関して研究を続けている愛知淑徳大学の友池梨紗助教とコラボし、男女の出会いから交際に至るまでの間に繰り広げるコミュニケーション内容に焦点を当てた研究を進めることとしました。なかでも今回は、マッチングアプリや結婚相談所など「交際を目的にして出会ったカップル」に焦点を当て、どのようなコミュニケーション的要素が二人の関係発達を促進・妨害するのか明らかにすることとしました。

本研究を遂行することで上記のような悩みを抱える人びとに知見を提供することができ、民間企業はもちろんのこと、政府や自治体がどのような支援を行えば人びとの恋愛交際を促進できるのかも明らかにすることができると考えております。

 
  • 共同研究の概要

前述のとおり、本研究は日本人男女の出会いから交際に至るまでのコミュニケーションプロセスに焦点を当て、交際を目的に出会った男女二人の関係を促進・妨害するコミュニケーション的要素を明らかにすることを目指します。本研究で対象者を「交際を目的に出会った男女」に限定するのは、現代の日本では「自然な出会い」が理想とされている一方で日常生活の中で交際相手となり得る相手との出会いが非常に限られているからです。

本研究で扱う出会いの形は、①マッチングアプリ、②友人・知人の紹介、③コンシェルジュ付きの結婚相談所(パートナーエージェント)の3パターンとします。これら3つのパターンはどれも「恋愛交際を目的に人びとが出会う」という点で共通している一方、第三者が一切介入しない(マッチングアプリ)、少しだけ介入する(友人・知人の紹介)、本格的に介入する(コンシェルジュ付きの結婚相談所)といった点が異なります。そのため、各パターンに共通する点と相違する点を探っていき、それぞれの特徴を見出していきます。なお、結婚相談所は「結婚相手」を探すツールとして使われるという点で他の2つと異なりますが、その違いについても探っていきます。

これらのことを踏まえると、本研究の特色は①日本人男女の恋愛交際を「コミュニケーション学」の観点から調査する点、②交際を目的に異性と出会う「自律的出会い」を通して互いに知り合ったカップルにペア調査を行い、双方の視点からコミュニケーション内容を深堀りする点、そして③第三者による仲介が行われていた場合、第三者(以下、仲介者)の視点も取り入れた多角的視点を含めて調査する点の3つだと考えられます。


<調査対象者>
本研究の調査対象者は、①20〜30代の社会人の、②異性愛者で、③上記の方法でインタビュー時の交際相手と出会った人とします。まず、社会人に的を絞るのは、社会人の多くが家と職場を往復する生活の中で、「異性との出会いがない」と考える人が多いためです。次に、異性愛者に限定するのは、多様なセクシュアリティがあることを理解しつつも1つの研究で全てのセクシュアリティを網羅することはできないと判断したためです。最後に、本研究はマッチングアプリ、知人・友人の紹介、結婚相談所を通して交際相手と出会った人たちのコミュニケーションプロセスに焦点を当て、「自然な出会い」が少ない現代でどのようなコミュニケーション内容が男女の関係を進展または妨害するのか探っていきます。

<調査方法>
本研究は予備調査と本調査の2つに渡る調査を通して分析を進めていきます。
本調査に先立つ予備調査では、上記に示した3つの方法で交際相手と出会った人に質的インタビューを実施し、各パターンの中に見られるコミュニケーション行動に関する実態を調査します。予備調査の段階ではペアデータではなく、カップルの片方にインタビューを実施します。
その後、予備調査の結果を基に本調査で尋ねる質問事項を定め、本研究の問い(「恋愛交際を目的とした出会いを通して知り合った男女の関係を促進・妨害するコミュニケーション要素はなんだろうか」)を明らかにするためにカップル双方と仲介者に質的インタビューを実施します。



■友池梨紗助教の過去の研究
<学術論文>
友池梨紗(2017). 「日本人の恋愛観−『恋愛したくても出来ない』日本人−」西南学院大学修士論文.
友池梨紗(2021). 「恋愛コミュニケーションプロセスに関する日本的研究−現代の日本人男女はどのようにして交際
相手と出会い、『付き合う関係』を構築するのか−」西南学院大学博士論文. http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/1982.

<学会発表>
Risa Tomoike (2017) Japanese perception toward ren’ai. The Annual Conference of the National Communication Association.
友池梨紗(2019)「日本の恋愛研究−コミュニケーション学から探究する必要性−」日本コミュニケーション学会 第49回年次大会.
友池梨紗(2021)「恋愛コミュニケーションプロセスの日本的研究―西洋中心主義からの脱却と実学志向の研究促進を目指してー」日本コミュニケーション学会 第50周年記念年次大会.



<友池梨紗助教のコメント>
これまで「恋愛交際」に焦点を当てた研究は社会学や心理学を中心に進められてきました。中でも未婚化・晩婚化の促進要因や「恋愛交際」にたどり着けない人びとの特徴を社会学的要素から調査した先行研究が多く見られます。一方で、コミュニケーション、つまり当事者である二人の間で繰り広げられる相互作用に焦点を当てた恋愛研究は国内ではほとんど見られません。かつての日本と比べて見合い文化も職場恋愛文化も衰退した現代の日本では、交際を求める人同士が積極的にコミュニケーションをして初めて交際が成立することが多くなりました。冒頭で挙げたコミュニケーションに関する人びとの悩みも考慮すると、「恋愛コミュニケーション」にまつわる研究は、現代の社会から強く求められる研究と言えるでしょう。そこでこの度、結婚相談所「パートナーエージェント」さんと共同で研究を進めることとしました。
本研究では、コミュニケーション学の観点から日本人の恋愛に焦点を当てて調査を進めていくことで、先行研究では見られなかった調査結果を導き出し、現代の日本人が抱える「恋愛コミュニケーション」にまつわる悩み解消の知見提供を目指したいと考えています。


<婚活事業本部 サービス企画グループマネジャー兼 コンシェルジュ主任トレーナー 丸尾千扇コメント>
「パートナーエージェント」では専任の成婚コンシェルジュが厳選したお相手の紹介はもちろんのこと、昨年から話題になっている独自開発の価値観診断「EQアセスメント」や先月リニューアルした新AIなど9つにもおよぶ方法で、出会いの機会創出とマッチング精度の向上を図っています。
恋愛・婚活に対するニーズは、時代によって多様化しています。直近では、コロナ禍により、気軽に人と出会うことが難しく出会い方もニューノーマル時代に突入したことにより、コミュニケーションにおける課題は日々増えつつあります。本研究において、現代の日本人が抱える「コミュニケーション」にまつわる悩み解消の知見を友池梨紗助教と導くことで、今後もより多くの成婚を生み出していきたいと考えております。



*1 内閣府(2014)「平成26年度『結婚・家族形成に関する意識調査』報告書」. https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h26/zentai-pdf/index.html(2021年8月25日最終閲覧).




<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証マザーズ6181
代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/

 <婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「パートナーエージェントパーティー」
・婚活パーティー「OTOCON」

<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・少人数結婚式プロデュース「エモパ!」
・フォトウェディング「studio LUMINOUS」
・ウェディングドレス「LUMINOUS Dressing」
・ブライダルジュエリー「LUMINOUS Les Bijoux」

<テック領域>
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・アプリ完結型結婚相談所「スマ婚縁結び」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
・企業向け婚活支援システム

<ライフスタイル領域>
・保険代理店「パートナーエージェント×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」

 <法人領域>
・地方自治体向け婚活支援
・企業イベントプロデュース「イベモン」
・映像制作



【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
Mail:public@tameny.jp
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