【速報!】朝比奈秋『あなたの燃える左手で』が第45回野間文芸新人賞受賞!泉鏡花文学賞とW受賞の快挙!

選考委員は小川洋子氏、川上弘美氏、高橋源一郎氏、長嶋有氏、保坂和志氏。野間文芸新人賞と泉鏡花文学賞のダブル受賞は、柳美里さん以来27年ぶりの快挙です。

河出書房新社

株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長 小野寺 優)から2023年6月19日に刊行いたしました、朝比奈秋氏の最新刊『あなたの燃える左手で』が第45回野間文芸新人賞を受賞いたしましたのでお知らせいたします。

『あなたの燃える左手で』『あなたの燃える左手で』

あなたの燃える左手で』は、現役の医師でもある朝比奈秋氏によって書かれた、ハンガリーの病院を舞台に「自らの身体を、そして国を奪われることの意味を問う」傑作中篇小説です。本作は2023年10月12日に第51回泉鏡花文学賞(金沢市主催)を受賞、本日11月6日の野間文芸新人賞(講談社主催)の受賞で、ダブル受賞の快挙を達成しました。ぜひご注目くださいますようお願いいたします。

なお、この度の野間文芸新人賞は2作選ばれ、九段理江氏「しをかくうま」(文學界)も受賞いたしました。



■発売時の著名人推薦コメント


凄い!

肉体の無意味な分断と不自然な結合が、現実の世界に

重なる。 入念な構成の冒頭から最後まで、1㎜の緩みもない。凄い! 

ーー皆川博子(作家)

(書評全文 https://web.kawade.co.jp/review/72663/


切断され、奪われ、接ぎ合わされるのは、体なのか、国なのか、心なのか。

これは「境界」をめぐる、今まさに読まれるべき物語。

ーー岸本佐知子(翻訳家)


喪って初めて大事さが判る。身体、そして故郷。

自分とは 何かを問う小説だ。 

ーー杉江松恋(書評家)


■著者紹介

朝比奈 秋(あさひな・あき)

1981年京都府生まれ。2021年、「塩の道」で第七回林芙美子文学賞を受賞。22年、同作を収録した『私の盲端』でデビュー。23年、『植物少女』で第36回三島由紀夫賞を受賞。現役の医師でもある。

『あなたの燃える左手で』『あなたの燃える左手で』


■書籍情報
タイトル:あなたの燃える左手で
著者:朝比奈 秋
ISBN:978-4-309-03112-5
税込価格:1760円(本体1600円)

発売日:2023年6月19日
仕様:四六判・上製・208ページ

書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309031125/


■関連サイト

野間文芸新人賞 : 講談社 (kodansha.co.jp)

https://www.kodansha.co.jp/award/noma_n.html

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会社概要

河出書房新社

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URL
http://www.kawade.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201
代表者名
小野寺優
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1957年05月