働く女性の約半数が「月に1冊も本を読まない」。約9割が「本を読むことは仕事の役に立つ」と回答するも、「時間がないから」読めない実態が明らかに/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第76回】
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-76/
■調査結果抜粋
★働く女性の約半数が月に1冊も本を読まない
★月に読む冊数は、本1.2冊、漫画3.1冊
★漫画は約半数が「0円」で読む
★約9割が「本を読むことは仕事の役に立つ」と回答
【Q.1 月に何冊本を読んでいる?】
※漫画、雑誌は除く
『女の転職type』会員に月に何冊の本を読むか尋ねたところ、「0冊」が49.7%で最も多く、次いで「1~3冊」42.3%、「4~6冊」5.3%となりました。月に読む本の平均冊数は1.2冊でした。
年代別に見てみると、年代が上がるごとに本を読む冊数が増えることがわかります。
【Q.2 本を読むために、月にいくらかけている?】
※本を読んでいる人のみ
本を読んでいる人に本を読むために月にどれくらいの費用をかけているか尋ねたところ、「1,000〜3,000円未満」が42.3%で最も多く、次いで「0円」26.4%、「1~1,000円未満」9.9%でした。月にかける費用の平均は1,696円でした。
【Q.3 どんなジャンルの本を読んでいる?】
※本を読んでいる人のみ
※複数回答あり
どんなジャンルの本を読んでいるか聞いたところ、「小説」が最も多く65.0%、次いで「エッセイ」が47.3%と、文芸書を読んでいる人が多い結果になりました。一方で「自己啓発本」や「ビジネス書」も約3割の人が読んでおり、仕事やキャリアに直結する内容の本もよく読まれていることがわかりました。
【Q.4 なぜ本を読む習慣がない?】
※本を読んでいない人のみ
※複数回答あり
本を読んでいない人になぜ読まないのかを尋ねたところ、「時間がないから」が55.4%で最も多く、次いで「読みたい本がないから」32.3%、「活字を読むのが苦手だから」29.8%という結果になりました。
その他のコメントとしては、「スマートフォンで動画やドラマを観る方が手軽なので、そちらに費やす時間が増えてしまっている」、「読む時間がないので音声で聞いている」、「知りたい情報はネットで調べられるので本は読まない」などの回答がありました。また「毎月一定のペースでは読まず、気になることや勉強したいと思うことができた時に読む」という人もいました。
【Q.5 本を読むことは仕事の役に立つと思う?】
本を読むことは仕事の役に立つと思うか尋ねたところ、「とても役立つと思う」41.2%、「やや役立つと思う」45.5%を合わせて、86.7%の人が役立つと感じていることがわかりました。
【Q.6 仕事の役に立ったビジネス書は?】
本を読んでいる人に、仕事の役に立ったビジネス書を聞きました。回答の一部をご紹介します。
・嫌われる勇気(岸見一郎/古賀史健:著)
・リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと(林田正光:著)
・7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー:著)
・Excel医の見るだけでわかる! Excel最速仕事術(Excel医:著)
・転職の思考法(北野唯我:著)
【Q.7 月に何冊漫画を読む?】
※漫画アプリの場合は8話を1冊分としてカウント
月に何冊の漫画を読むか尋ねたところ、「0冊」が51.8%で最も多く、次いで「1〜3冊」28.0%、「10冊以上」11.0%となりました。月に読む漫画の平均冊数は3.1冊でした。本の平均は1.2冊だったため、漫画の方が多いことがわかります。
年代別に見ると、漫画を読んでいる人が最も多いのは30代でした。
【Q.8 漫画を読むために、月にいくらかけている?】
※漫画を読んでいる人のみ
漫画を読んでいる人に月にいくら漫画にお金をかけているかを尋ねると、「0円」が46.7%で最も多く、次いで「1,000〜3,000円未満」26.3%、「1~1,000円未満」15.2%でした。漫画を読んでいる人が月にかける費用の平均は1,270円です。
本を読んでいる人で「0円」と回答した人は26.4%だったのに対し、漫画は46.7%と約1.8倍です。さらに本を読む人が月にかける費用の平均金額は1,696円であることに対し、漫画は1,270円でした。無料の漫画アプリなども普及していることから、漫画はお金をかけずに楽しむ人が多いのではないかと推察されます。
【Q.9 どんなジャンルの漫画を読んでいる?】
※漫画を読んでいる人のみ
※複数回答あり
どんなジャンルの漫画を読んでいるか尋ねたところ、「恋愛」が71.1%で最も多く、次いで「SF・ファンタジー・アドベンチャー」51.2%、「ヒューマンドラマ」40.2%と続きました。
【Q.10 仕事のやる気に繋がった漫画はある?】
漫画を読んでいる人に、仕事のやる気に繋がった漫画を聞きました。回答の一部をご紹介します。
・キングダム(原泰久:著)
・宇宙兄弟(小山宙哉:著)
・働きマン(安野モヨコ:著)
・メンタル強め美女白川さん(獅子:著)
・まんがでわかる 伝え方が9割(佐々木 圭一:著)
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-76/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
今回は読書の秋にあわせて、本・漫画について調査しました。
9割近い人が「本を読むことは仕事の役に立つ」と感じているものの、約半数の人が月に1冊も本を読まないことがわかりました。
本を読んでいない理由は、「時間がないから」が1位でした。仕事をしているとまとまった時間をつくることが難しいですが、通勤時間などの隙間時間を上手に活用できるといいですね。電子書籍であればスマートフォンでも気軽に読めるのでおすすめです。
本、漫画の月の平均冊数は、本が1.2冊、漫画が3.1冊で、漫画の方がよく読まれている傾向があります。ビジネス書のベストセラーを漫画化したものも出ているので、本が苦手な人はそうしたものを手にとってみてはいかがでしょうか。
■調査内容:第76回「読書してる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2023年2023年10月10日~10月19日
・有効回答数:565名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :695名(2022年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
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