鹿児島県西之表市、ふるさと納税の寄付金を新型コロナウイルスの影響を受ける観光関連事業者の見舞金に活用

～ 4月27日より申請受付開始 ～

鹿児島県西之表市は、4月24日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、観光客等の来島自粛による影響を受けている観光事業者などに向け、ふるさと納税で募った寄付金を活用した「観光関連事業者見舞金給付事業」の実施が決定しました。本日4月27日より見舞金の給付の申請受付を開始しました。

 ●ふるさと納税で集まった寄付金を新型コロナウイルスの影響を受ける観光関連事業者の支援に活用開始（4月27日～）
鹿児島県西之表市は、鹿児島県の南部にある種子島の北部にある市です。
同市では、4月9日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、種子島への来島自粛を発表しました。4月24日には、観光客等の来島自粛による影響を受けている観光事業者などに向け、「観光関連事業者見舞金給付事業」の実施が決定しました。事業費はふるさと納税で募った寄付金を活用します。また、見舞金の給付は、本日4月27日より申請受付を開始し、受付後速やかに事業者の口座に入金します。（1事業者につき10万円支給）

• 西之表市 八板俊輔 市長 のコメント
  「新型コロナウイルスによる影響を受けている皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。観光客等の来島自粛のお願いに伴い影響を受けている当市観光関連事業者に向け、この度見舞金給付事業を実施する運びとなりました。見舞金の財源として、ふるさと納税による寄附金を活用させていただきます。これも日頃の皆様の応援の賜物と厚く感謝申し上げるとともに、今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。」

● 西之表市のふるさと納税　～ 寄付受入金額は、前年比で2.5倍増加 ～

安納いもの発祥の地である西之表市は、安納いもや紫いもなど、サツマイモの特産地。島内で育った安納いもを使用した焼いもや焼酎もお礼の品では人気です。
寄付受入金額総額は、30年度約6,180万円が、31年度は1億5,618万円と2.5倍以上に増加しました。
ふるさとチョイス 西之表市のページ：
https://www.furusato-tax.jp/city/product/46213

＜ 観光関連事業者見舞金給付事業 概要 ＞
◆対象者：次のすべてに該当する者
①令和2年4月1日現在で、種子島観光協会、もしくは西之表市旅館組合に加入している宿泊業、レンタカー業、レジャー業、旅行代理店及び旅客運航会社を営んでいるもの
②令和2年4月24日現在で本市に事業所、または営業所を設置しているもの
◆見舞金額：1事業者につき、100,000円を支給
◆件数（見込）：約50事業者
◆支給日：令和2年4月27日以降に申請受付開始（申請を受け付け後、速やかに申請事業者の口座に入金）
◆予算：5,010,000円
◆財源：市の単独事業（ふるさと納税を活用）
◆備考：事業が複数の業種に及ぶ事業者については、１事業者として取り扱うこととする。