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【国立科学博物館】国立科学博物館主催 第39回 植物画コンクール入選作品決定

文化庁

独立行政法人国立科学博物館(館長:篠田 謙一)では、毎年、植物への理解を図る学習支援活動事業の一つとして、植物画コンクールを実施しております。

令和4年度は、第39回を迎え、全国から1,070点の応募があり、このたび審査の結果、文部科学大臣賞3点を含む84点の受賞作品を決定しました。

入選作品展を筑波実験植物園にて令和5年2月18日(土)から3月5日(日)まで、附属自然教育園にて令和5年9月7日(木)から10月1日(日)に、上野本館にて令和5年12月頃に行う予定です。
  • 国立科学博物館主催第39回植物画コンクール概要

主  催:独立行政法人 国立科学博物館(館長 篠田 謙一)
後  援:全国科学博物館協議会
趣  旨:植物画を描くことによって、植物のすがたを正しく観察し、植物をより深く理解するとともに、植物                  に対する愛情を深め、人と植物のつながりにも高い関心を持っていただくことを目的とする。
募集部門:「小学生の部」「中学生・高校生の部」「一般の部」の3部門
作品規格:一人1点、未発表のオリジナル作品、用紙のサイズはB4判、または八ツ切厚さ5ミリ以内、画材は自                   由。
受付期間:令和4年9月1日(木)~令和4年10月31日(月)
応募総数:小学生の部378点、中学生・高校生の部577点、一般の部115点(合計1,070点)
審  査:審査員が、植物学・美術・教育の立場から、観察の注意深さ、表現の正確さ、芸術的な美しさなどを                   基準として、令和4年11月16日(水)に国立科学博物館総合研究棟会議室において審査を行った。
審 査 員:石川美枝子  植物画家
              遠藤 一支  土浦市立土浦第二中学校教諭
              西野 範夫  元上越教育大学学校教育学部教授
              邑田  仁  東京大学大学院理学系研究科特任教授
              細矢  剛  国立科学博物館筑波実験植物園長
              田中 伸幸  国立科学博物館植物研究部
 
  • 入選作品 <審査員講評>
小学生の部
個人のこだわりが伺える作品が多くみられた。中でも自分が注目した特徴をつかむため、植物と“対話”し、より的確に表現しようと努力したことが伝わる作品は目を引いた。今年は色鉛筆での作品が多い印象だった。また、色彩で目を引く作品が多かった。

〔小学生の部 文部科学大臣賞〕 ハマナス(ハマナシ) 佐藤 朱里(北海道)
果実の濃い赤色を再現するため何度も塗り重ねた苦労とこだわりが見え、大変好印象であった。一目でハマナスと分かるほど植物と向き合って対象植物を理解しようと観察したことが伝わる。


〔小学生の部 国立科学博物館長賞〕 ヒマワリ ‘サンビリーバブル’ 藤井 明茜(神奈川県)
茎のラインなど、対象を素直に描いた点が好印象である。また、花の基部の特徴をしっかりとらえて描けている点や、バランスよく用紙におさまっている点も評価できる。植物との対話を楽しんで描いたことが伝わる作品である。

  
〔小学生の部 筑波実験植物園長賞〕 ミズバショウ 阿部 晃大(北海道)

自然な色合いや光の具合を良くとらえている。何度も湿原に通い観察したのだろうと感じさせる忠実な形態描写が素晴らしい。作者の画力の高さもうかがえるが、ミズバショウを選んで描いたことがとても好印象である。
 


■中学生・高校生の部
中高生らしい素直で自由な雰囲気で描かれている作品が多く見られた。どの作品もそれぞれの作者が一生懸命、時間を掛けて描いたことが伝わってきた。用いている画材にも多様性が見られ、全体的に甲乙つけがたく、とても難しい選考であった。

〔中学生・高校生の部 文部科学大臣賞〕 ニンニク 岡林 春花(北海道)
球根が大変よく描かれている。こだわりをもって強調されていることが伝わる。ニンニクなどネギの仲間に特有の薄皮の透明感のある雰囲気など、実物を良く観察している。花部のむかごの特徴もよく捉えている。

  

〔中学生・高校生の部 国立科学博物館長賞〕 ミヤマカイドウ ‘桜姫’ 矢口 舞(愛知県)
たくさんの果実が実る様子は大変印象的である。盆栽を描いたとされるが、果実の付き方や葉の縮れた雰囲気は、目新しい印象である。赤くなる前の果実を描いている点も独創的である。

 

〔中学生・高校生の部 筑波実験植物園長賞〕 キンレンカ 高山 琴音(埼玉県)
葉が密に茂っている様子が精密に描かれており大変な努力を感じる。一方で、葉と花の色調のコントラストが花を生き生きと見せることに成功している。丁寧に描かれた根の様子など、存在感のある仕上がりになっている。

  
■一般の部
例年通り、レベルの高い作品が多く見られた。一般の部最後の年となったが、一つ一つの作品から作者のストーリーを伺うことが出来る。植物画の今後の発展に大いに期待を感じる。

〔一般の部 文部科学大臣賞〕 ナシ ‘幸水’ 渡邉 雅子(神奈川県)
果実の断面や角度を変えた複数の描写から、作者が実物を良く観察し、追及して描いたことが分かる。果実や花などはバランス良く配置されている。奇をてらわずに、素直に描き切っている点には、作者の力量を感じる。

  

〔一般の部 国立科学博物館長賞〕 ヒマラヤユキノシタ 加藤 美智代(長野県)
色調はあまり強くないが、植物の姿や輪郭を良く捉えており、非常に存在感のある作品となっている。葉の特徴的な赤味や枯れ具合、根の張っている様子の描写もすばらしく、よく観察し表現されている。

 

 


〔一般の部 筑波実験植物園長賞〕 ウラシマソウ 梅林 正芳(石川県)
生態的な特徴に徹底的にこだわり抜いて描かれていることが伝わる作品である。あまり見掛けることの無いウラシマソウの果実の描写なども含まれており、正確な描写に関する作者の強い思い入れを感じる。

 

 

 



入選作品数:


特別奨励賞(学校表彰):1校 宮城教育大学附属小学校  

各部門の佳作、準佳作の入選者は、プレスリリースのファイルデータをダウンロードの上、ご覧ください。
 
  • 第39回植物画コンクール入選作品展
国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市天久保4-1-1)
開催日時:令和5年2月18日(土)~3月5日(日)
ウェブサイト:https://tbg.kahaku.go.jp/

国立科学博物館附属自然教育園(東京都港区白金台5-21-5)
開催日時:令和5年9 月7 日(木)~10 月1 日(日)
ウェブサイト:https://ins.kahaku.go.jp/
 
国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
開催日時:令和5年12月頃予定
ウェブサイト:https://www.kahaku.go.jp/


作品展に関する情報は、各施設のウェブサイトで公開予定です。

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1968年06月
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