NEXCOエンジニアリング九州様がBfullの3Dプリントを採用~メンテナンス講習教材として橋梁ミニチュア模型を製作~事例を公開
NEXCOエンジニアリング九州様 製作事例:https://3dprinter.be-full.jp/case/case003/
西日本高速道路エンジニアリング九州株式会社様(記事内:NEXCOエンジニアリング九州)では、高速道路を常にベストな状態に保つため、土木構造物の点検・調査・改善を効率的に実施し、構造物の老朽化対策やはく落防止対策をはじめとするさまざまな維持管理を日々、実施しています。また、大規模災害対策として構造物の耐震補強やのり面補強などを含む総合的な予防保全にも取り組んでいます。そして高速道路の土木構造物(橋梁、土工、トンネル等)を常に安全・安心な状態に保つために、ミニチュア模型を使ったメンテナンス講習を実施しています。
■橋梁ミニチュア模型の製作過程
#1 『2D図面から3DCADデータを作成』
実際の橋梁の2D図面を3DCADデータへ書き起こします。
#2 『スケールダウンと形状の最適化』
橋梁という巨大な建造物を卓上サイズにスケールダウンします。
スケールダウンした際に3mm以下となる箇所は、厚みを増すなどして形状と強度の最適化を図ります。
#3 『分割や嵌合の設計』
当社の大型3Dプリンター「ZRapid iSLA byBfull」ならモデルを一体で造形することが可能です。しかし研磨や塗装の後処理を考慮し、より美しい仕上がりにするためパーツを分割。最終的に嵌合させ組み上げるための設計を行います。
#4『STL編集と造形』
スライサーソフト「VoxelDance Additive」を使い3DCADデータをSTLデータへ変換。データ上でサポート材を編集し生成します。
その後3Dプリンターで造形を行います。*動画内のパーツは橋梁ミニチュア模型ではありません。
造形完了後に仮組みをして嵌合を確認します。
造形したパーツを塗装します。リアリティを高め、コンクリートや鋼材に近い質感を出すためにシャドーを入れます。その後、各パーツをアクリル製の台座へ組み付け完成です。
4種類の橋梁ミニチュア模型を製作させていただきました。
■株式会社Bfullとは・・・
ユーザーとして10年以上、これまで40機種400台超の3Dプリンターを導⼊し、その多くが失敗の歴史でした。現在では⽇本最⼤級となる産業⽤⼤型光造形3Dプリンター×22台を設備し、年間150万パーツをAM製造する国内有数の光造形プロフェッショナル企業に。
2020年より⼯業向け受託造形サービスを開始し、取引先数は1,000企業超。2022年にはZRapid社に運⽤実績とノウハウを認められiSLAシリーズの国内販売をスタート。販売開始からわずか1年で国内⾃動⾞メーカーなど、⼤⼿製造業で多数の導⼊実績を蓄積しています。
「間違いのない投資」×「Bfullの技術」=『確実な成果』を提供します。
<関連サイト等>
・Bfull3Dプリント:https://3dprinter.be-full.jp/3dprint/
・ZRapid iSLA byBfull:https://3dprinter.be-full.jp/zrapid/
・VoxelDance Additive:https://voxeldance.be-full.jp/
【会社概要】
会社名 :株式会社Bfull
代表者 :前田 直人
所在地 :愛知県一宮市神山1丁目10-1 神山ビル2階
企業サイト:https://be-full.jp/
【お問い合わせ先】
本製品に関して:
e-mail:sales@be-full.jp
TEL :0586-64-5629
すべての画像