将棋で初段を目指している方必読!会話形式でわかりやすく。棋譜が読めなくても分かる戦術書『将棋「初段になれるかな」大会議』が発売

株式会社扶桑社

 株式会社扶桑社より『将棋「初段になれるかな」大会議』が9月23 日(水) に発売。
 本書は昨年12月、小社より刊行しました『将棋「初段になれるかな」会議』の続編となります。
既刊本『将棋「初段になれるかな」会議』は従来の将棋戦術書とは異なり、「初段になれない」級位者の目線で、
わからないことをプロに聞きまくる、異色の将棋戦術書として話題となりました。

『将棋「初段になれるかな」大会議 』表紙『将棋「初段になれるかな」大会議 』表紙

 将棋の初段を目指したい人に贈る級位者向けの戦術書。プロ棋士を指南役に迎え、アマチュア2人が聞きたいことを何でも質問する『将棋「初段になれるかな」会議』待望の続編です。

 細かい定跡手順と変化を記した有段者向けの戦術書が「調味料の分量まで細かく記されたレシピ本」だとすれば、初段になるために必要な最低限のポイントだけを言及する本書は、「目分量でいいのっ」というお母さん料理のたくましさを目指したもの。また、「初段を目指す人の師匠は、実はプロではなく初段になった人では」?という仮説のもと、新たな試みとして、初段になった一般の方々へ勉強法のアンケートも実施。
高野六段の監修のもと、初段になるために必要なものをピックアップしました。

会話形式の本書でサクッと読み進めながら、聞き手と一緒に初段を目指しましょう。
●本書より内容を少しだけ紹介します
「恥ずかしがらずに何でも聞く」をテーマに、初段を目指すアマチュアの二人がプロ棋士に質問する「会議」スタイルの本書。なんとなく“わかったつもり” になっていた将棋戦術が実は誤解だったということは、以下のようなやりとりでもわかります。

さくらはな。(本書のイラストレーター。以下、さくら) 「攻めの銀と守りの銀を交換しても、たいした得になっていないということですか?」

高野秀行 (本書の著者。以下、高野)「はっきり言ってしまいましょうか。たいした得にはなりません。」

岡部敬史 (本書の著者。以下、岡部)「 では、なぜいろんな本で『攻めの銀と守りの銀を交換すれば成功!』と書かれているのですか?」

高野 「銀交換ができているというのは、歩、銀、飛車という正しい順番で攻められているわけです。ですから、正しい形で攻めているから成功しているとはいえますよね。でも、いろんな攻め筋を知っていないと、結局は、子供将棋教室での「あるある」のように同じことの繰り返しになってしまう。」

岡部 「銀を交換したくらいでは、全然終わってないと。」

高野 「料理でいえば、材料を切っただけですね。」

 こうした会話ののち、実際に持ち駒の銀をどう攻めに使うのか、具体例を盤面を用いて説明していきます。他にも●「級位者の自陣角に好手なし」
●「有利なときこそ普通預金のような手を」
●「初段だけど受け将棋という人はいません」
など、初段を目指す級位者にとってタメになるセリフが満載。
サクサクと読みながら、自然に上達のコツを体得できます。

■目次
第一章 いきなりの攻めと変な戦法にどう対処するのか?
第二章 「受け」が強くなる考え方
第三章 銀交換はどれくらい得〜?知っておくと強くなる考え方〜
第四章 持ち駒は小さいほうから使う〜初段になった人へのアンケートから〜
第五章 「詰みより詰めろ」と「必死筋」
第六章 級位者が知っておきたい格言

■著者情報
高野秀行(たかの・ひでゆき)
1972年横浜市生まれ。中原誠十六世名人門下。日本将棋連盟六段。
「経堂こども将棋教室」を主宰し、子どもたちに将棋を教える。明治大学、國學院大学で将棋に関する講座も担当。著書に『こどもをぐんぐん伸ばす「将棋思考」』(ワニプラス)など。

岡部敬史(おかべ・たかし)
1972年京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
ライター・編集者。著書に「くらべる東西』『くらべる京都』『目でみる数字』(東京書籍)などがある。
文春オンライン「観る将棋、読む将棋」でも執筆。個人ブログ「おかべたかしの編集記」。

さくらはな。
千葉県出身。漫画家。2013年5月3日に突然将棋を始める。将棋フリーペーパー『駒 doc.』にて「将棋好きに成りました!」を連載中。竹書房『本当にあった愉快な話』にて「えりりんの女流棋士の日々」を連載中。


■関連リンク
扶桑社将棋部 ツイッター
https://twitter.com/FusoshaShogi

■書誌情報
『将棋「初段になれるかな」大会議 』
著者:高野秀行、 岡部敬史 
イラスト: さくらはな。 
判型:四六判
定価:本体1500円+税
発売日:2020年9月23日
ISBN:978-4-594-08630-5

■購入リンク
Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4594086306
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/16437258/

■本書の内容、取材などについては下記へお問い合わせください
株式会社扶桑社 宣伝部 PR担当
Mail:fusoshapr@fusosha.co.jp

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会社概要

株式会社扶桑社

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URL
http://www.fusosha.co.jp/profile/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング19F
電話番号
-
代表者名
秋尾弘史
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1984年05月