リモート応援システム『Remote Cheerer』が「CEATEC AWARD 2021」において「デジタルトランスフォーメーション(DX)部門 グランプリ」を受賞
ヤマハ株式会社(以下、当社)が開発し、音のユニバーサルデザインを普及推進するための組織「SoundUD推進コンソーシアム」(事務局:当社)のサービスのひとつとして展開しているリモート応援システム『Remote Cheerer powered by SoundUD(リモートチアラー パワード バイ サウンドユーディー)』(以下、『Remote Cheerer』)が、「CEATEC AWARD 2021」において「デジタルトランスフォーメーション(DX)部門 グランプリ」を受賞しました。当社関連施策が本アワードでグランプリを受賞したのは今回が初となります。
「CEATEC AWARD 2021」は、2021年10月19日(火)~22日(金)に開催するアジア最大級規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC 2021 ONLINE」に展示される技術・製品・サービス等の中から、「CEATEC AWARD 2021 審査委員会」が学術的・技術的観点、市場性や将来性等の視点から、イノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰するものです。
特に今回受賞した「デジタルトランスフォーメーション(DX)部門」は、ニューノーマル社会への変革に対応し、多様な分野の産業・ビジネス活動や社会・暮らしにおいてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する技術・製品・サービス、ソリューションやビジネスモデルの案件を対象とし、先進性や具体的実現性・市場性に優れると評価されるものに対して表彰が行われます。
<受賞概要>
デジタルトランスフォーメーション(DX)部門 グランプリ
- 受賞対象:リモート応援システム『Remote Cheerer powered by SoundUD』
- 受賞組織:SoundUD推進コンソーシアム
<審査委員会による選評>
長い歴史のあるスポーツ中継において、自宅などからの視聴者の声援をスタジアムに届ける新たな応援方法を創造したイノベーション。さまざまな理由から会場で観戦できないリモート観戦者の応援を現地に届け、無観客試合であってもスタジアムに設置されたスピーカーで応援がフィードバックされる他、実況配信などもできる。
すでにさまざまなスポーツで導入された実績があり、選手のモチベーションにつながることや、応援行動などのデータを利活用することでマネタイズやファンサービスにおける経済効果が期待される点も評価された。
<SoundUD推進コンソーシアム 事務局長 瀬戸優樹のコメント>
このたびは、栄誉ある賞を賜り、誠に光栄に存じます。当コンソーシアムでは、340以上の企業・団体が参加し、「SoundUD」のテクノロジーを活用した製品・サービスの共創によりDXを推進しております。『Remote Cheerer』はその取り組みの一つです。この受賞をきっかけに、CEATECへ出展・参加されている皆様とも新たな事業を共創し、社会課題の解決とDXの推進に取り組んでまいりたいと思います。
<Remote Cheererプロデューサー(ヤマハ株式会社) 岩田貴裕のコメント>
『Remote Cheerer』は、入院中の子どもたち、子育てなどで多忙な方、障がいや高齢など、さまざまな理由で会場に足を運べない方々の想いを会場に届け、会場の観客と一体となって応援できるようにしたいとの想いから開発しました。スポーツ業界の方々と共に創った新たな応援文化が、栄誉ある賞を頂き大変嬉しく思っております。今後もさらなるアップデートを行い、スポーツ界のDXに寄与していきたいと考えております。
■『Remote Cheerer powered by SoundUD』について
ご自宅などの離れた場所からでも、インタラクティブにスポーツ観戦を楽しめるようにサポートするアプリです。スタジアムのスピーカーへ拍手などを届けられる機能や、離れた場所にいるファン同士が試合を見ながら音声やチャットで盛り上がることができるトークルーム機能を搭載。これまでにサッカー、野球、バスケットボール、プロレス、陸上など500以上のスポーツの試合で使用され、延べ1億回以上の応援を会場に届けてきました。なお、本アプリの中核技術には「SoundUD」※の技術が応用されています。
https://remote-cheerer.com
■「SoundUD推進コンソーシアム」について
音のユニバーサルデザインを普及、推進するため、2017年10月に設立された当社を事務局とするコンソーシアムです。交通機関、商業施設、放送局、スポーツ事業者、自治体、放送機器メーカーなど、業界を超えた340以上もの組織が参加し、共通規格化した「SoundUD」を活用した製品・サービスの共創に取り組んでいます。
https://soundud.org/
※「SoundUD」(Sound Universal Design)は、当社が開発し提唱する音声や空間と連動したサービスの提供を可能にするプラットフォームおよびテクノロジーです。
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
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