[大阪版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 2ヵ月連続の低下
募集賃料 横ばい傾向
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2025年2月度の大阪市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:大規模、募集賃料&募集面積:大規模、規模別空室率、主要3区※1空室率:大規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年3月号大阪」を公表します。
※1:主要3区=大阪市北区・中央区・西区
※調査時点:2025年2月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
昨年は大量供給、今年も過去10年平均を上回る新規供給だが、来年以降は低水準に止まる見込みだ。加えて、中心部の値ごろ感のある既存ビルでは空室消化が進んでいる。そのため、千坪超のまとまった面積を必要とするテナントには、新築・築浅ビルに大口の募集がある今のタイミングで移転を検討すべきとの認識が広がりつつある。正式募集の区画だけでなく、解約見込みも含めて情報収集を行うテナントが多くなっている。(大阪支店長 森本泰史)
大阪市 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 2ヵ月連続の低下 幅広い業種で需要は活発
空室率は前月比マイナス0.09ポイントの3.47%となり、2ヵ月連続で低下した。新築・築浅ビルでテナント誘致が進んだことに加え、比較的大口の館内増床もあったことが主な低下要因となっている。潜在空室率は前月比プラス0.06ポイントの5.14%となった。
幅広い業種で需要は活発な状況にある。好立地かつ値ごろ感のあるビルでは、成約に向けた話が進んでいるケースが多く、空室率が示す以上に品薄感が漂いつつある。
<空室率&潜在空室率>

大阪市 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 横ばい傾向 前月から小幅な下落
募集賃料は前月比マイナス51円/坪の18,582円/坪となった。前月から下落したものの小幅な動きに止まっており、横ばい傾向が見られる。
<募集賃料&募集面積>

<大阪市 規模別 空室率>

<大阪市 大規模ビル 主要3区 空室率>

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像