「いしかわ大学連携インキュベータ（i-BIRD）」への新規入居について　アンター株式会社　

大学と連携した、医師同士をつなぐオンライン相談サービスの提供

中小機構（独立行政法人中小企業基盤整備機構）北陸本部は、大学連携型起業家育成施設「いしかわ大学連携インキュベータ（愛称：i-BIRD）」の新たな入居者として、『アンター株式会社』を決定しました。

■アンタ―株式会社が「いしかわ大学連携インキュベータ（i-BIRD）」に入居
いしかわ大学連携インキュベータ（i-BIRD）は、金沢大学、北陸先端科学技術大学院大学、金沢工業大学、石川県立大学から生み出されたライフサイエンス、環境、ものづくりなどの分野の研究成果について、その事業化をサポートすることを目的に、中小機構北陸本部が県や市、大学と連携して運営する起業家育成のための賃貸施設（インキュベーション施設）です。
3月2日、アンタ―株式会社が本施設に入居し、操業を開始しました。

■石川県内の大学と連携した、医師同士をつなぐオンライン相談サービス「AntaaQA」の提供
同社は、『医師同士が互いにバックアップしあうことで、どこに住んでいても、どんな時間帯でも、患者が安心して医療を受けられる世界を作る』ことを目的に、医師同士をつなぎ、お互い質問・回答しあう、オンライン相談サービス「AntaaQA（アンタ―・キュー・エー）」を提供しています。
今回の入居により、i-BIRDが持つネットワークを活用し、金沢大学、金沢医科大学などと連携を進め、石川県内で同サービスの普及を図っていきます。

＜アンタ―株式会社＞
同社（代表取締役 中山 俊）は、2016年6月に設立。医師を対象とした情報共有サービスなどを行う。起業のきっかけは、中山代表が現役の医師であり、夜1人での当直時に専門外の患者さんも視る際に他の医師に気軽に相談できる仕組みがあるとより良い医療提供が出来ると思ってサービスを開始。アンタ―（Antaa）では病院や診療科を超えて医師同士が知見共有できるプラットフォームを運営。
「スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2019」グランプリ受賞。
公式ホームページ：https://antaa.jp/

＜いしかわ大学連携インキュベータ＞
石川県及び野々市町（当時）からの要請を受けて整備。平成18年7月末に施設が完成し、9月から利用開始。
金沢大学、北陸先端科学技術大学院大学、金沢工業大学、石川県立大学の4大学から生み出されるライフサイエンス等分野の研究成果を事業化することにより、ベンチャー企業の創出を目指します。
※入居者は以下の資料参照
https://prtimes.jp/a/?f=d21609-20200303-1962.pdf

施設外観

＜独立行政法人中小企業基盤整備機構（中小機構）＞
中小機構は、日本の中小企業政策の総合的かつ中核的な実施機関として、全国の中小企業・小規模事業者への支援をトータルで行う経済産業省所管の独立行政法人です。生産性向上や事業承継など様々な課題を抱える中小企業に対して、創業、販路開拓、海外展開、人材育成、事業引継ぎ、その他経営面での助言、情報提供、及び震災復興支援や共済制度、ファンドを通じた資金提供など多様な支援を実施しています。