[名古屋版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 5ヵ月連続の低下
募集賃料 前月からほぼ横ばい
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2025年2月度の名古屋市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年3月号名古屋」を公表します。
※1:主要エリア=名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア
※調査時点:2025年2月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
活発なオフィス需要を背景に中心部の既存ビルで空室消化が進み、数千坪単位の大口テナントの場合、移転先は新築・建築中ビルにほぼ限定されている。近年、新築ビルでは郊外の自社施設からや建替えに伴う移転が増えており、二次空室が生じないケースが多い。2026年は栄エリアを中心に約3.6万坪の供給が予定されるものの、供給量に対して二次空室の発生が低い水準に止まる可能性もある。(名古屋支店長 妹尾哲也)
名古屋市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 5ヵ月連続の低下 2021年5月以来の3%台
空室率は前月比マイナス0.22ポイントの3.79%となった。
5ヵ月連続の低下で2021年5月以来の3%台となった。新築・築浅ビルを中心に空室消化が進み、主な低下要因となっている。規模別の「大規模ビル」、エリア別の「名駅」では2%台が目前に迫っている。潜在空室率は前月比マイナス0.22ポイントの5.20%だった。
名駅エリアでは募集床の品薄感が漂い、貸主側が賃料水準を従前より引き上げる動きが見られる。
<空室率&潜在空室率>

募集賃料 前月からほぼ横ばい 12,000円/坪台半ばで推移
募集賃料は前月比マイナス3円/坪の12,543円/坪となった。前月からほぼ横ばいで、募集賃料は12,000円/坪台半ばで推移している。
<募集賃料&募集面積>

<名古屋市 規模別 空室率>

<名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率>

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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