小・中学生レベルの使える英語力をタブレットで測定できる4技能検定「GTEC(ジーテック) Junior(ジュニア)」誕生

2016年12月より順次、小・中学校またはベネッセグループの英語教室にて受験可能に

 

 株式会社ベネッセホールディングスの子会社、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、以下:ベネッセ)は、2018年度以降の小学校高学年における英語教科化の先行実施を見据え、小・中学生を対象とする英語4技能検定「GTEC(ジーテック)Junior(ジュニア)
(Global Test of English Communication Junior)」を2016年12月より順次実施します。

 「GTEC Junior」は、タブレットで小・中学生レベルの「聞く」「話す」「読む」「書く」4技能の力を測定する英語検定です。受験は、小・中学校(小5生~中1生対象)およびベネッセグループの英語教室(Benesseこども英語教室・こども英会話のミネルヴァ小2生~中1生対象コース)にて可能です。受験レベルは「Junior 1」「Junior 2」「Junior Plus」の3段階があり、小・中学校での英語指導の実態に沿いつつ、次期学習指導要領の目指すところを見据えた出題を行っています。また、発達段階を考慮し、受験の体験自体が「英語を使えた」達成感につながるよう、出題の場面設定や演出を工夫しています。結果はスコア型の絶対評価となるため、毎年受験いただくことで、受験者の英語力の伸びを把握できます。2016年度の受験者数は、小学校実施と一部のベネッセグループ英語教室生を合わせて約3,000名、2017年度は小・中学校での実施に加え、ベネッセグループ英語教室生約20,000名の受験を見込んでいます。

 ベネッセは、グローバル人材育成に寄与することを目的として、英語4技能を使う力を測定するGTECシリーズを開発してまいりました。コミュニカティブな英語運用力を測定する「GTEC(ジーテック)for(フォー)STUDENTS(スチューデンツ)」は、1998年より提供を開始し、2015年度には中高生のスコア型英語検定で国内最多となる約81万人に受験いただきました。また「GTEC for STUDENTS」は、文部科学省「英語教育改善のための英語力調査事業」において、2014・15年度に高等学校、2015・16年度に中学校の調査問題として利用されています。さらに2002年からは、企業や大学での英語力測定を目的とした「GTEC(ジーテック)」、2014年からは、主に高校生対象に大学入試でスコアが活用できる「GTEC(ジーテック)CBT(シービーティー)」も提供しています。文部科学省より2016年8月31日に発表された「高大接続改革の進捗状況について」の中では、英語の4技能評価を着実に推進するため、将来的には民間の資格・検定試験の活用のみで英語4技能を評価することを目指し、その活用を強調する考えが示されています。その民間の資格・検定試験の中に、「GTEC for STUDENTS」および「GTEC CBT」も含まれています。そしてこの度GTECシリーズの新たなラインナップとして、小・中学生の4技能評価を行う「GTEC Junior」が加わります。

 このGTECシリーズの新ラインナップにより、中央教育審議会「次期学習指導要領に向けたこれまでの審議のまとめ(素案)」の中でも強調されている小・中・高等学校一貫した目標に対する4技能評価が可能になるとともに、小学生から社会人まであらゆる年齢層の「使える英語力」が測定できます。ベネッセは「GTEC Junior」で英語力を把握いただくことを通して、児童・生徒のさらなる成長と、学校・英語教室の先生方の今後の指導につながるサポートをしてまいります。



「GTEC Junior」 実施概要
1. 正式名称 GTECジーテック Juniorジュニア (Global Test of English Communication Junior)
 

<画面イメージ図><画面イメージ図>

2.  受験レベル・出題範囲・受験対象・実施開始時期

※“Hi, friends!”は小学校外国語活動のテキストです。
※学校受験の場合、学校採択いただいた場合のみ受験可能です。なおレベルに対応する学年は上記とは限りません。
※ベネッセグループ英語教室受験者は、Benesseこども英語教室の対象コース生・こども英会話のミネルヴァの対象学年コース生のみとさせて頂き、将来的に対象拡大を検討してまいります。
※学校受験・ベネッセグループ英語教室受験は同一の出題形式ですが、出題内容が全て異なるため、同一受験者に学校・英語教室両方で受験いただくことが可能です。(いずれも2016年10月発表現在)

3. 受験料 

ベネッセグループ英語教室受験の場合 J1・J2 4,104円(税込)、JP 4,644円(税込)
学校受験の場合の受験料は、次ページ「6.お問い合わせ先」にてご案内いたします。 ※消費税は8%で計算しています。

4. 実施概要
タブレット・ヘッドセット・専用ペン等実施に必要な資材は全て貸し出し、事前にお届けします。
ネットワーク接続環境は不要です。

<J2の例:全部で約90分>

① 事前準備 説明・資材配付・タブレット立ち上げ・受験者情報入力
② 聞く問題 タブレット上で正しい選択肢を選ぶ
③ 読む問題 タブレット上で正しい選択肢を選ぶ
④ 話す問題 ヘッドセットを使用し、タブレットに解答を録音する
⑤ 書く問題 専用ペンでタブレット上に解答文字を記入する
⑥ アンケート タブレット上で回答する
⑦ 片付け ブレットの電源オフ・資材回収

 

<J2の出題画面イメージ>
※具体的な出題内容は、以下URL内「サンプル問題」にてご紹介しています。
http://www.benesse-gtec.com/fs/jr/jr_concept
 

読む問題読む問題

聞く問題聞く問題











 

話す問題話す問題

書く問題書く問題













5. 結果返却
学校・ベネッセグループ英語教室実施とも、先生方には「教室用帳票」を、受験者には「受験者用スコアレポート」を お返しします。
「教室用帳票」:成績概況、成績分布、パート・設問別正答率、受験者の英語に関するアンケート結果など、
次の指導につながる詳細な分析結果をお返しします。
「受験者用スコアレポート」:「GTECジーテック forフォー STUDENTSスチューデンツ」とも継続して英語力の伸びが確認できる技能別評価と、
学齢に応じて「できたこと」を認め、次の学習につながる具体的なアドバイスを
掲載しています。

6. お問い合わせ先
0120-8888-44 通話料無料 受付時間9:00~17:00(土日祝日・お盆期間・年末年始除く)
※一部のIP電話からは086-235-2257へおかけください(ただし通話料がかかります)。


【ご参考】
●GTECシリーズのご紹介



●学校でのGTEC Junior実施について
http://www.benesse-gtec.com/fs/jr/jr_concept

●ベネッセグループの英語教室でのGTEC Junior実施について
http://www.benesse.co.jp/global/gtecj_s

●ベネッセグループの英語教室について
・Benesseこども英語教室 http://www.pippon.com/
・こども英会話のミネルヴァ http://www.minel.jp/


※上記情報は2016年10月発表現在のものです。名称・内容などは変更することがありますので、ご了承ください。
 

 

 

 

 

 

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会社概要

URL
http://www.benesse.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
岡山県岡山市北区南方3-7-17
電話番号
086-225-1165
代表者名
小林 仁
上場
東証1部
資本金
136億円
設立
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