ボツワナ・地質リモートセンシングセンターにてボツワナ地球科学機構と初めての共同地質調査事業を開始

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、ボツワナ地球科学機構と初めてボツワナ国内での鉱物資源を対象とした2020年度広域共同地質調査を6月17日より開始しました。この事業はJOGMECの長期にわたるボツワナでの活動の成果の一つであり、将来日本企業による鉱物資源探査・開発への投資を加速していくことが期待されています。

ボツワナでの野外調査の様子ボツワナでの野外調査の様子

 共同地質調査事業(以下、「本事業」)は、アフリカ南部において、これまで探査がほとんど行われていないものの鉱物資源(白金族,レアアース,マンガン,コバルト等)の埋蔵が期待される地域を対象とし、政府関係機関と共同で広域調査(地質調査・地化学探査・物理探査等)を実施することで、国内の地質情報等の整備・向上を行い、かつ、JOGMECの探査案件組成のための有望地域を抽出することを目的としています。

 JOGMECは、2020年2月4日付けで、ボツワナ共和国鉱物資源・環境保全技術・エネルギー安全保障省・地球科学機構(以下、「BGI」)と本事業に関する実施契約書を締結しておりましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)流行のため、調査開始を見合わせていました。同国のロックダウン措置解除後BGIと協議し、同国政府保健省等のプロトコル、BGIのHSEポリシー、COVID-19安全ガイドライン等の措置を遵守した上で、6月17日より11月までの間で調査を実施することになりました。本事業では、ボツワナにて、衛星画像解析をもとに地質調査を行い、各種室内試験等のデータから鉱物資源分布を評価し、有望な地域の抽出を目指します。

 本事業は、優良探査案件の形成に資する結果が得られた場合、日本企業に対して情報を開示することで、将来的な日本企業による鉱物資源探査・開発への投資を促進していくことが期待されています。


(参考) ボツワナ・地質リモートセンシングセンター事業についてボツワナ・地質リモートセンシングセンター事業は、南部アフリカ諸国の13 カ国を対象に、機構が保有する高度な衛星画像解析技術の技術移転・人材育成を通じて互恵関係を構築し、我が国の鉱物資源の安定供給の確保並びにこれらの国々の経済発展に寄与することを目的とし、第1期、第2期と事業内容・対象国を拡大してきた。第3期(平成30年度~令和4年度)では、人材育成としての「共同解析等」事業と、「共同地質調査」事業等に重点を置き実施している。

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