自費出版が異例のヒットを記録! 小原晩、初の商業出版作『これが生活なのかしらん』発売(9/23)。
自費出版作品としては異例の売れ行きを記録した
『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』の小原晩、書き下ろし最新作!
一人暮らし、二人暮らし、三人暮らし、寮暮らし、実家暮らし――
いままでのさまざまな暮らし、ままならない生活をめぐる
まぶしいほどまっすぐで、愛おしい38編のエッセイ。
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まさかこれが自分の生活なのか、とうたがいたくなるときがあります。
それは自分にはもったいないようなしあわせを感じて、という場合もあれば、
たえられないほどかなしくて、という場合もあるのですが、
それはもちろん自分の生活であるわけです。
その自分の生活というものを、つまりは現実を、
べつだん、大げさにも卑屈にもとらえず、そのまま受けいれたとき、
みえてくるのは「ほのおかしさ」ではなかろうかと思います。
ままならない生活にころがる「ほのおかしさ」を私はずっと信じています。
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応援のコメントが続々届いています!
◎穂村弘さん
例えば、恋人とラーメンを食べにゆく夜のときめき。
国道がきらきらして、風の匂いまで違っていた。
そんな小さな特別さが詰まった本書に胸が熱くなりました。
「一緒に住むってどう?」
「屋上ってのぼれるのかな」
「ウインナーに夢中」
「今日はお祭りか」
「すべてがどうてもよくなったときのためのペヤング」
ゴミのような、宝石のような、不思議な日々の欠片たち。
ホホホ座浄土寺店 山下賢二さん/本屋 lighthouse 関口竜平さん/恵文社一乗寺店 韓千帆さん/
BREWBOOKS 尾崎大輔さん/blackbird books 吉川祥一郎さん/ON READING 黒田義隆さん/
栞日 星野文月さん/梅迫菜摘さん/SUNNY BOY BOOKS 高橋和也さん/とほん 砂川昌広さん/
古本と新刊scene 高岡浄邦さん/奈良 蔦屋書店 久保田晋さん/本の栞 則松栞さん/
本の轍 BOOK ON TE TRACKS 越智政尚さん/twililight 熊谷充紘さん/本屋B&B 中西日波さん/
Amleteron アマヤフミヨさん/mountain bookcase 石垣純子さん/古書むしくい堂 高橋良算さん/
まわりみち文庫 奈良匠さん/がたんごとん 吉田茜さん/museum shop T 飯塚藍子さん/
百年 樽本樹廣さん/1003 奥村千織さん/本屋Title 辻山良雄さん/曲線 菅原匠子さん/
ひとやすみ書店 城下康明さん/本屋イトマイ 鈴木永一さん/SPBS 川口涼佳さん
コメント全文はHPにて公開しております。
目次
・これが生活なのかしらん
・ひとり暮らし
ソファーとテーブルとポールハンガー/洗濯と半泣き 他5篇
・三人暮らし
はじめての夜/お湯がでない 他7篇
・実家暮らし
ほんとうはやさしい子/夏やすみ 他5篇
・寮暮らし
春は近いかかなしいゲストハウス 他7篇
・ふたり暮らし
過日/結婚体験 他3篇
著者略歴
小原 晩(おばら ばん)
一九九六年、東京生まれ。
二〇二二年、自費出版にて『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を刊行。
原稿を書くときはいつもアイスコーヒーとカルピスを用意します。
白いものと黒いもの、甘いものと苦いものがあるとなんとなく落ちつきます。
書籍概要
書名 :これが生活なのかしらん
著者 :小原晩
発売日:2023年9月23日
判型 :四六判
頁数 :184頁
定価 :1650円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp
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