[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 2ヵ月連続の低下
募集賃料 前月から上昇
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2025年2月度の福岡市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年3月号福岡」を公表します。
※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
※調査時点:2025年2月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
2月は大規模ビル「S-GATE FIT 東比恵」が高稼働で竣工した。博多駅から地下鉄空港線で1駅の東比恵駅が最寄りで、博多駅周辺では募集床に品薄感が強いため当該ビル周辺エリアへも需要が波及している。加えて、博多駅や天神駅周辺の新築ビルに対する割安感が訴求力となり、立退き移転や周辺からの立地・ビルグレード改善が目的の引き合いを集めている。(福岡支店長 中村竜治)
福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 2ヵ月連続の低下 「呉服町」は0.5ポイントの大幅な低下
空室率は前月比マイナス0.13ポイントの4.35%と、2ヵ月連続で低下した。市内での集約や拡張移転等で空室床の消化が進み、主な低下要因となっている。エリア別では「呉服町」が前月比マイナス0.5ポイントと大幅に低下した。潜在空室率は前月比マイナス0.04ポイントの5.78%となった。
博多駅周辺では品薄感が一段と強まっている。現在募集中の区画はそのほとんどが複数の引き合いを集めており、博多駅前エリアから需要が滲み出す動きが見られる。
<空室率&潜在空室率>

福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 前月から上昇 2000年以降の最高値を更新
募集賃料は前月比プラス121円/坪の15,458円/坪となった。前月から上昇し、2000年以降の最高値を更新している。
<募集賃料&募集面積>

<福岡市 規模別 空室率>

<福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率>

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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