日本初となるカーボンニュートラル都市ガスプランの第三者検証報告書の受領について
東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、このたび、2019年度および2020年度のカーボンニュートラル都市ガス(以下「CN都市ガス」)プランの運用状況について、国際的な基準を参照した第三者による検証(以下「本検証」)を受け、算定ルールに準拠し適正であるとの見解をいただき、検証報告書を受領しました。なお、CN都市ガスプランの運用状況に関する第三者検証報告書の受領は日本初となります。
CN都市ガスは、燃焼させても地球規模ではCO2が発生しないとみなされ、世界的な脱炭素化の潮流の中、現在の技術では短期的な脱炭素化が困難な熱分野における実行可能な手段として、ESG経営を意識されるお客さまからご関心をいただいております。東京ガスは、CN都市ガスプランの客観的な評価を通じてお客さまからのCN都市ガスの信頼性をより一層高めるために、本検証を受けました。
東京ガスは、今回の検証報告書受領を踏まえ、2019年度および2020年度にCN都市ガスをご利用いただいたお客さま6社に対し、CN都市ガス供給証明書を順次発行します。
*1:国際的に認められた温室効果ガス排出量の算定と報告の基準
*2:英国規格協会が定めた公開仕様書
*3:国際標準化機構(ISO)が定めたGHG算定の妥当性確認・検証に関するルールを定めた仕様・手引き
*4:国際会計士連盟の定めた非財務情報全般の監査に用いられる基準
本検証は、国内温室効果ガス(GHG)排出量の検証機関である一般財団法人日本品質保証機構が、第三者として、GHGプロトコル【*1】の推奨事項並びに「カーボンニュートラリティ実証のための仕様」(PAS2060:2010)【*2】を参照し、ISO14064-3【*3】及びISAE3000【*4】に準拠して検証手続きを実施したものです。
東京ガスは、今回の検証報告書受領を踏まえ、2019年度および2020年度にCN都市ガスをご利用いただいたお客さま6社に対し、CN都市ガス供給証明書を順次発行します。
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO2をネット・ゼロにすることに挑戦することを掲げています。CN都市ガスをはじめさまざまなソリューションの提供により、お客さまとともに地球規模での環境負荷低減への取り組みをこれからも推進してまいります。
- CN都市ガス
CN都市ガスは、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼しても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNG(CNL)を活用したものです。東京ガスが2019年に輸入を開始し、CN都市ガスとして日本で初めてお客さまに供給を開始しました。なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証したものです。
*1:国際的に認められた温室効果ガス排出量の算定と報告の基準
*2:英国規格協会が定めた公開仕様書
*3:国際標準化機構(ISO)が定めたGHG算定の妥当性確認・検証に関するルールを定めた仕様・手引き
*4:国際会計士連盟の定めた非財務情報全般の監査に用いられる基準
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