３月３０日（火）、池上線池上駅直結商業施設「エトモ池上」がグランドオープン

旧池上駅舎の古材「えきもく」が新しい駅ビルの中で活用され、記憶が継承されます

池上線池上駅において、２０１７年６月から進めている駅舎改良および駅ビル開発について、この度２０２１年３月３０日（火）に、駅直結商業施設「エトモ池上」（以下、本施設）を開業し、グランドオープンを迎えます。

グランドオープンに合わせ、旧池上駅舎で利用していた古材「えきもく」を活用する「みんなのえきもくプロジェクト」の第４弾を実施し、歴史ある木造駅の記憶を未来に継承します。

「みんなのえきもくプロジェクト」は２０１８年春に開始し、第４弾となる今回は新しく生まれ変わる駅ビルのさまざまな場所でえきもくを活用します。

池上駅改札内に設置される、旧池上駅の写真や模型が展示されるメモリアルコーナ―の壁装飾やエトモ池上２階メインエントランスのプランターのほか、入居テナントとも連携し、大田区立池上図書館の図書返却ポストやベンチの一部、スターバックス店内のアートパネル、保育園「グローバルキッズ」、学童保育「キッズベースキャンプα」の遊具「tumi-isi」にも、えきもくを使用します。また、旧池上駅で長年親しまれたホームの木製ベンチを、えきもくを使用して復元します。

新しい駅と駅ビルの各所に旧池上駅で長年使用されたえきもくを活用することで、お客さまに愛された旧池上駅の記憶を受け継ぎ、エトモ池上開業後も継続して、お客さまとともに歴史を紡いでいきます。

えきもくの活用（メインエントランスのプランター）

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池上駅ビル外観

えきもくの活用（図書返却ポスト）

 

 【１】池上駅駅舎改良・駅ビル開発　概要
所在地：東京都大田区池上６丁目３番１０号
着工：２０１７年６月
構造・階数：鉄骨造地上５階建
構成：駅舎、商業施設「エトモ池上」
敷地面積：３，４９０．４８㎡
延床面積：９，５２５．０１㎡
乗降客数：１日あたり３６，５６４人（２０１９年度）

【２】エトモ池上概要
開業日：２０２１年３月３０日
店舗面積：４，９５５．６８㎡
構成：１４区画２６店舗（物販店舗、飲食店舗、サービス店舗）、公共施設３施設（図書館、交番など）

 

１階	ホワイト急便（クリーニング）
２階	東急フードショースライス（ベーカリー・総菜・菓子）、toks（駅売店）、しぶそば（そば）、宝くじロトハウス（宝くじ）、薬樹薬局（保険薬局）、三菱UFJ銀行ATM
３階	東急ストア（スーパーマーケット）、カルディコーヒーファーム（コーヒー豆・輸入食品）、カフェカルディーノ（カフェ）
４階	大田区立池上図書館、スターバックス（スペシャリティコーヒーストア）、アトリオライト（フィットネスジム）、ホットヨガ＆コラーゲンスタジオ　ビフレ（ホットヨガスタジオ）
５階	池上総合病院付属クリニック（内科・循環器内科・小児科）、キッズベースキャンプα（学童保育）、グローバルキッズ池上園（保育園）

※薬樹薬局、池上総合病院付属クリニック、キッズベースキャンプα、グローバルキッズ池上園は４月１日オープン

【３】みんなのえきもくプロジェクトについて
池上線旗の台駅改良工事「木になるリニューアル」および池上駅開発計画で発生した古材「えきもく」を駅および沿線で活用し、歴史ある木造駅の記憶を未来に継承することや、工事に伴う環境負荷低減（廃材処理時の二酸化炭素削減）に寄与することを目的として２０１８年春に始まりました。

これまでにえきもくを使って椅子、クリスマスオーナメントそれぞれを制作する２回のワークショップ、旧池上駅のえきもくを用いたベンチ制作キットを、公共の場に設置可能な事業者さまへ配布するイベントの計３回の取り組みを実施してきました。第４弾となる今回は新しい駅と駅ビルの各所にえきもくが活用され、お客さまに愛された旧池上駅の記憶を受け継ぎ、お客さまとともに歴史を紡いでいきます。

＜駅ビル内、えきもくの活用場所＞
・池上駅改札内メモリアルコーナ―の壁装飾
・エトモ池上２階メインエントランスのプランター
・大田区立池上図書館の図書返却ポスト、ベンチの一部
・スターバックス店内のアートパネル
・グローバルキッズ、キッズベースキャンプαの遊具
・旧池上駅で長年親しまれたホームの木製ベンチの復元

スターバックス店内の アートパネル

 

 

遊具「tumi-isi」

※みんなのえきもくプロジェクトの最新情報については、随時ＷＥＢサイト「いい街、いい電車プロジェクト」内「みんなのえきもくプロジェクトhttps://ii.tokyu.co.jp/safety/ekimoku」にて公開します。