世界で愛される絵本作家、ターシャの言葉を集めた最新刊!『ターシャ・テューダー 幸せの見つけ方』11月28日発売! ――ターシャの言葉や生き方を、美しいイラストとともに味わう珠玉の1冊。
大好評既刊『ターシャ・テューダー 人生の楽しみ方』に続く待望の第2弾!
世界で愛される絵本作家であり、「地上の楽園」と称する美しい庭をつくりあげたガーデナーとしても知られるターシャ・テューダーの言葉とエピソードを、ターシャ本人の描いたかわいらしい挿絵とターシャを撮り続けた写真家、リチャード・ブラウンの愛溢れる写真とともに綴る一冊。
自分も楽しみ、人も楽しませたターシャの豊かな生き方は、今なお人々に希望と感動を与え続けています。
「今は、人生でいちばんいい時」
「やりたいと思ったらやってみれば?」
「誰でも、生き方を選択できるのよ」
「何があっても、『生きていることを楽しもう』という気持ちを忘れないで」・・・
ターシャと深く交流のあった著者が、ターシャの残した数々の言葉をインタビューを元に紹介します。
■ターシャとの出会い、言葉。
著者がターシャと出会ったのは、ターシャの本を翻訳したことがきっかけでした。ターシャのファンになった著者は、アメリカ・バーモント州の山中で、何でも手作りし、大好きな19世紀風の暮らしを一人楽しむターシャに「いつかお訪ねしたい」と手紙を書いたのです。ターシャからの「どうぞいらっしゃい」という返事を受けて、85歳のターシャの家を訪問し、それから親しい交流が始まりました。あのとき思い切って手紙を書いてよかった、と著者は振り返ります。
ターシャは絵本作家として美しい作品とともに、たくさんの言葉を残してくれました。多くの人を励まし、勇気づけてきたその言葉を、ターシャはどんな思いで語ったのでしょう。ターシャの前向きな生き方は、どのように生まれたのでしょう。
■『ターシャ・テューダー 幸せの見つけ方』目次
第1章 今生きている幸せ
私は、自分も楽しみ、人も楽しませる人生を生きたいと思ってきました。/今は、人生でいちばんいい時。/興味のあることを追求するうちに、本当にやりたいことが見えてくるわ。/誰でも、生き方を選択できるのよ。/何があっても、「生きていることを楽しもう」という気持ちを忘れないで。/他
第2章 想像は心の栄養
想像は、心の栄養。生きるためになくてはならないもの。/私はロマンチストなの。現実主義の私と矛盾することもあるけど、何とか折り合いをつけてきたわ。/何事も忍耐よ。/私の想像力は、おとぎ話をたくさん読んだことで培われたと思うわ。/ストーリーを考え、絵本を作るのは楽しいわ。/『コーギビルの村まつり』は、私のいちばんの傑作。自分の作品の中でいちばん好きです。/他
第3章 日々の楽しみ
よく見ると、この世界には、夢や希望、不思議なこと、楽しいことがいっぱいです。/やらなければならないことは、やらなければならないので、ぐずぐず言っている暇はなかったわ。/家事はみんな好きです。食器洗いも、アイロンがけも。/私はいつだって、何かしています。「怠け者の手は悪魔の遊び場」というでしょう?/他
第4章 愛に生きる
人は、生まれてから死ぬまで、愛したい、愛されたいと思うもの。/人に、あるいは人生そのものに愛されたいと思ったら、まず、自ら愛すること。/「美は見る人の目の中にある」といいます。/相手が喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを作るのは楽しいわ。/何事も、「そんなもの」と達観してしまえばいいのです。/愛は雑草のように強い。/他
第5章 年を重ねる喜び
私は、年を取ることを嫌だと思ったことはないわ。/年齢については現実的にならなければ。/自然の贈り物である老後を楽しみましょうよ。/できなくなったことを嘆くより、まだできることを楽しんで。/年を取るのは名誉なことです。/さみしくなんかないわ。毎日、やりたいことがたくさんあるの。/一人暮らしは気楽だけど、人との触れ合いも必要です。/他
第6章 自然と共に生きる
人には自然との触れ合いが必要です。私達はみな、自然の一部なのです。/自然は美しいと思うわ。私はそんな中にいられるだけで幸せ。/自然が創り出す複雑な色合いや形、多様なデザインに感心するわ。/他
第7章 ターシャ流庭づくり
小さい頃から、母や祖母と一緒に庭づくりをしてきたので、だいたいの植物のことは分かるわ。/謙遜なんかしないわ。うちの庭は、地上の楽園よ!/家の前の急斜面をテラス花壇にしたのは大成功だったわ。/私は、好きな花を好きなように植えているだけ。/他
第8章 挑戦を楽しむ
子ども達には、マナー、料理、家事を小さい頃から教えました。/子ども達とマリオネット劇団を作って、公演もしたのよ。/子ども達が人形を操って人形の結婚式を、家の庭で挙げたのよ。/私は何でも、本格的にやりたいの。/本格的なマリオネットをやりたくて、サッカレーの「バラと指輪」に挑戦しました。/他
ターシャ本人から直接話を聞いて、幾度も同じ時間を過ごした著者が、言葉にまつわるエピソードや背景、ターシャ自身のことを伝える心温まる1冊です。本書が、読者の皆様がこれからの人生にたくさんの幸せを見つけられる役に立ちますように・・・・・・
■著者紹介
食野雅子(めしの まさこ)
1944年生まれ。国際基督教大学卒業。サイマル出版会を経てフリーの翻訳家に。児童書、ノンフィクション、小説、写真集など訳書多数。著書に『ターシャ・テューダーへの道』など。『ターシャ・テューダー手作りの世界 暖炉の火のそばで』の翻訳を通してターシャと知り合い、親交を深める。共にターシャを訪ね、本を製作してきたブックデザイナー出原速夫と、2013年、山梨県北杜市に「ターシャ・テューダー ミュージアム ジャパン」を開設。
■ターシャ・テューダーの紹介
ターシャ・テューダー(1915~2008)
アメリカの絵本作家・挿絵画家。生涯に約100点の本を出版。コルデコット賞オナーブックに2度選ばれるなど受賞も多数。19世紀の農家の暮らしに憧れ、自然と動物を愛し、美しい庭をつくり、自分も楽しみ、人も楽しませた前向きな生き方が多くのファンを惹きつけている。
■書籍情報
書名: ターシャ・テューダー 幸せの見つけ方
著者: 食野 雅子
仕様:46判/並製/176ページ
発売⽇:2023年11⽉28日
税込定価:1,815円(本体1,650円)
ISBN:978-4-309-03140-8
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