特別支援学級入学準備で、不安に感じていたこと1位は、「支援学級での通常級との関わりがどれくらいあるのかわからなかった」と回答した保護者6割以上

株式会社パステルコミュニケーション(本社:東京都豊島区、代表取締役吉野加容子)の親子のコミュニケーションをスムーズにして子どもの発達を加速させる「発達科学コミュニケーション」講師・今川ホルンが運営する情報サイト『自閉症総研ホルン』が、特別支援学級への進学に関するアンケートを実施しました。https://horn2020.com/8517/


はじめまして。

【3年かかることばの発達を3ヶ月で叶える】おしゃべり上達メソッド主催の自閉症総研ホルンです。

保育園の年中や年長になると、小学校入学に向けてやらないといけないこと、決めないといけないことなどが色々あり一体何をしとけばいいのか不安なことが多いです。

そこで、どんなことを不安に思っていて、いつから小学校入学に向けて準備をしていたのかをすでに特別支援学級に入学している自閉症児を抱える保護者にアンケートをすることでこれから入学する保護者も安心して小学校入学を迎えられるようにしたい。

そんな思いで特別支援学級入学準備に関するアンケート企画を実施致しました。

◯調査期間:2024年12月20日から2025年1月9日

◯調査方法:インターネット調査

◯回答者数:52名                    

◯対象:すでに特別支援学級に入学しているor在籍経験のある自閉症児の保護者様


Q1.入学準備にあたり、親が不安に感じていたことはありますか?

1位:支援学級での通常級との関わりがどれくらいあるのかわからなかった

2位:親のサポートがどのくらい必要なのか分からなかった

3位:いつまでに何をしたら良いかわからなかった

Q2.いつ特別支援学級への入学が決まりましたか?

1位:年長の秋ごろから

2位:年長の冬頃から

3位:年長の夏頃から

Q3.入学準備としてやったことはありますか?

1位:通学路を一緒に歩く

2位:体験入学

3位:サポートレターの作成



Q3でその他と答えた方にお聞きします。どんな準備をされていましたか?


1番多かった回答が、

「学校見学・支援級コーディネーターの先生との面談」

でした。

その他、

・体幹を鍛えるための運動や療育

・自分の名前を書く練習などの読み書き練習

・ランドセルを背負う練習

最初はいつも使用しているリュックに数冊本を入れて登校練習をスタート!

次に空っぽのランドセルを背負い登校→本を入れて登校→雨は降っていないけど、ランドセル+傘を差して登校

・体操着を畳んでしまう(療育でやっていました)

・トイレにいきたいハンドサイン(療育でやっていました)

・ストローを開ける練習

・牛乳パックを開いて畳む練習

・20分でご飯を食べる練習

・立った状態での靴の着脱

・文字が読めないのでシューズ入れ、コップ入れ、図書バッグ、体操服入れなどは全て同じ布(絵型)の物に統一した(自分のものと一目でわかるように)

などでした。

Q4.就学相談や説明会で教えてほしかった事または学校に具体的に尋ねた事ははなんですか?

第1位:学校の支援に対する情報

・言葉が話せない子に対しての先生方の接し方

・偏食対応について、配膳の量や食べられないものに対しての先生の対応

・どこまでサポートが可能なのか

・一人ひとりどの程度対応してもらえるのか

・補助の先生の関わり方と関わる時間はどのくらいか

・子どもたちへの理解を深めるための学校全体の取り組みはあるのか?

・どの行事に親がサポート役として出席すれば良いのか

・休み時間や昼休みの過ごし方について、特別な配慮はあるか?

など

第2位:学習に関すること

・通常級との関りの量や生徒の人数

・クラスのお友達への説明などの機会があるかどうか

・支援学級の勉強の進め方

・絵カードなど、視覚支援はしてもらえるのか?


第3位:生活面に関すること

・トイレのサポートの仕方

・排泄は自立しているが不安定になる時期があることについて

その他、回答が多かったのは、

・通学手段について(親の引率)をしていいかどうか

・制服が着られないし、上履きも履かないので、入学式やその後の登校でどうしたらよいか。

・かんしゃくが起きた時に落ち着ける場所の確保が可能かを確認した。

以上のような結果になりました。

⚫️このアンケート結果から見えたこと⚫️

アンケート結果から具体的な準備の様子が見受けられました。

これから準備される方にとっては、想定していなかった準備も含まれていたのではないでしょうか。

入学準備にあたり、親が不安に感じていたことはありますか?の回答の1~3位を見ても、4月からの学校生活が「わからない」ことによる不安がと大きいと推察されます。

その原因として、小学校ごとに支援や仕組みが異なる部分が多くインターネットやママ友同士の情報が必ずしもわが子に当てはまるわけではないことが考えられます。

それゆえ実際に準備をした方で1番多かった学校見学・支援級コーディネーターの先生との面談で学校生活のわからないことを減らしていくことが不安の軽減につながると考えられます。

学校見学や面談の際はQ4の回答を参考に

・学校の支援に対する情報

・学習に関すること

・生活面に関すること

をわが子の今の状態と先生とすり合わせながら、今できる準備を見つけていけるように今回のアンケートがお役に立てば幸いです。


自閉症総研ホルンでは、育児と仕事の両立に悩むママたちへ、療育もやりがいのある仕事も諦めないライフスタイルを提案しています。

また、自閉症総研ホルンは、我が子の発達も自分の人生も諦めたくない、そんなママたちをこれからも全力で応援します。

▼アンケート結果はこちら

https://horn2020.com/8517/

発達科学コミュニケーション『自閉症総研ホルン』とは?

自閉症の子の「できた!」を増やし自閉症子育てを明るくするためのWEBサイトです。 自閉症子育てという難しい子育てを乗り越えるのは正しい理解と知識です。乗り越えた先でホルンの音色のように、世界にわが子の声が明るく響いていく。そんな世界を創ると決めて“自閉症総研ホルン”と名付けました。当サイトでは、悩む時間を減らして発達させる時間に変えるをモットーに、脳を育ててできることを増やすことをテーマに情報をお届けしていきます。

『自閉症総研ホルン』主宰 今川ホルン 

発達科学コミュニケーションマスタートレーナー/帝京大学大学院修了/臨床心理学修士/公認心理師/株式会社ここから発達らぼ代表/自閉症の長女を含む3児の母/

埼玉県の病院で臨床心理士として働く中で長女を出産し、長女の自閉症の診断をきっかけに児童発達支援事業所に勤務する。その後、発達科学コミュニケーションに出会い「家での親の声かけ」が自閉症の子を伸ばしていくと確信。発達科学コミュニケーションのマスタートレーナーとして活動する。

わが子のことばの遅れに悩むママやパパに対し、子どものことばを伸ばすおうち療育『自閉症専用 3カ月おしゃべり上達メソッド』を教えるとともに、トレーナーを育成している。https://www.instagram.com/horn.imakawa/  書籍・メディア掲載情報はこちらhttps://horn2020.com/hornmedia/

【会社概要】

社名:株式会社パステルコミュニケーション

代表者:吉野加容子

所在地:〒170-6045 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 45階

事業内容:子育て講座の運営/発達に関するリサーチ・開発/起業支援事業

URL: https://desc-lab.com/

「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を目指し、関係するすべての人々、関連機関・団体が一体となって取り組む国民運動、「健やか親子21」応援メンバー

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会社概要

URL
https://desc-lab.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋サンシャイン60 45階
電話番号
-
代表者名
吉野 加容子
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年08月