日立、CES 2026においてNVIDIA、Google Cloud、Nozomi Networksとの協業を通じAIで社会インフラを変革する取り組みを発表
AI、モビリティ、電力、サイバーセキュリティ分野にわたる発表を通じ、ハーモナイズドソサエティの実現を加速
本リリースの内容は、アメリカ東海岸において、1月8日(木)午前8:00(日本時間同日午後 10:00)に発表しました。

株式会社日立製作所(以下、日立)は、1月9日に閉幕したCES 2026において、AIで社会インフラの革新を実現する戦略と具体的なソリューションを発表しました。 NVIDIAおよびGoogle Cloudとの主要な協業による取り組みなど、日立は先進的なAIを世界の重要な社会インフラであるエネルギー、モビリティ、産業分野に適用し、喫緊の社会課題を解決することをめざしています。この戦略の中核をなすのは、CES Foundryセッション「Pioneering AI Technologies for the Physical World」の中心テーマとして紹介しました、AIで社会インフラを革新する日立の次世代ソリューション群「HMAX by Hitachi」(以下、HMAX(エイチマックス))です。
展示ブースでは、日立が一世紀以上にわたり培ってきたOT(制御・運用技術)、IT、プロダクトのドメインナレッジがフィジカルAIの展開を支える基盤となり、社会の安全性、効率性、持続可能性の向上に寄与することを示しました。これは日立のめざす社会イノベーションに合致するものです。CES Foundryイベントのセッションでは、日立のCES2026出展の集大成として、NVIDIAとともにAIで業界をリードする具体的な戦略を説明しました。
日立アメリカのCMOであるArya Bariraniは、「CES 2026への出展は、テクノロジーを通じて日立がめざす『ハーモナイズドソサエティ』を具現化するものです。日立は、社会に直接影響を与えるシステムやインフラをAIで革新できるユニークな立場にあります。送配電網や、鉄道システム、産業アプリケーションなどにAIを組み込んでいくことで、複雑な課題を革新的に解決し、持続可能で連携し合う世界の未来を示しています」と述べています。
CES 2026における日立の主な発表とハイライト:
・HMAXの展開
日立は次世代ソリューション群HMAXの幅広い展開により、AIで社会インフラを革新することを発表しました。日立レールが最初に導入したHMAXは、現在、変革が求められる3つの複雑な社会インフラであるモビリティ、エネルギー、産業分野に展開されています。このソリューション群は、フィジカル・デジタル両方のアセットから得られる膨大なデータを活用し、先進的なAI(Perception AI、生成AI、Agentic AI、フィジカルAI)を統合するとともに、長年にわたる運用システムの導入・保守で培った日立の深いドメインナレッジを生かすことで、革新的な価値を提供します。HMAXは、プロダクト、OT、AIを掛け合わせる日立ならではの強みによる、日立の戦略的な成長における主要なドライバーと位置付けられています。
・Foundryセッション:Pioneering AI Technologies for the Physical World
日立アメリカのCMOであるArya Bariraniと、NVIDIAのロボティクスおよびエッジAI担当バイスプレジデントであるDeepu Talla氏によるセッションでは、両社の協業が、どのように現実世界での応用を加速させ、フィジカルAIの力を安全に活用することでより効率的で自律的な未来を実現していくのかを探りました。
・Integrated Industry Automation
バッテリー分野向けとして、精密解析・検査システム、ロールプレス、ドライクリーンルーム、ロボット活用自動化ソリューション、OT-ITプラットフォームなどの提供により、歩留り改善や品質向上を支援します。さらに、リチウムイオン電池ライフサイクルマネジメントの提供により、資源循環の促進や環境負荷の低減に貢献します。
また、バイオ医薬分野向けとして、日立の培養シミュレーションとAIによるパラメータの製造工程へのフィードバックにより、製造リードタイムを3分の1に短縮させます。また、説明可能なAIを活用し、複雑な医療データから主要なバイオマーカーを抽出して臨床判断を支援する「ヘルスケアデータ分析プラットフォーム」や、再生医療向けにバリューチェーン全体のトレーサビリティを確保する「HVCT RM(Hitachi Value Chain Traceability for Regenerative Medicine)」を提供します。
・日立レールとGoogle Cloudの協業*1
持続可能なモビリティ分野でのリーダーシップ強化のため、日立は鉄道業界のDX加速に向けた協業を発表しました。Google Cloudの先進的なAI・サイバーセキュリティ技術と、GlobalLogicの高度なデジタルエンジニアリング能力を活用することで、日立レールはオペレーション効率を向上させ、鉄道業界の自律化・省エネルギー化への移行を推進しています。GlobalLogicは、この戦略的パートナーシップにおいて、リーダーシップ、実行、技術提供、戦略的整合性の各面にわたり中核的かつ主体的な役割を担い、「One Hitachi」として推進するという目的の実現に貢献しています。
*1 日立ニュースリリース 2025年12月3日 https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2025/12/1203a.html
・OT/IoTセキュリティにおけるHitachi CyberとNozomi Networksの提携
日立システムズの海外子会社としてHitachi Cyberブランドでグローバルのサイバーセキュリティ・サービスを展開するHitachi Systems Trusted Cyber ManagementはNozomi Networksとの戦略的協業を発表し、世界水準のOT・IoTモニタリング・可視化ソリューションを提供します。このパートナーシップは、産業分野におけるHitachi Cyberの深い知見とNozomi Networksの最先端セキュリティ技術を融合し、エネルギー、モビリティ、製造分野の重要インフラを脅かす物理的およびサイバーの脅威から守るための包括的な防御フレームワークを構築します。
最先端の日立のソリューションを体験
日立ブースでは、来場者に以下のテーマでインタラクティブなデモや展示ゾーンを通じた体験を提供しました。
1.HMAX Mobility, HMAX Energy, HMAX Industry:
HMAXソリューションによる社会インフラの変革を紹介。インテリジェントな可視化と制御、タスクの自動化などを通じ、お客さまの成果と社会への提供価値を最大化。
2.ソフトウェア定義型自動車 (SDV):
日立のデジタルエンジニアリングとクラウドベースのAIソリューションが、次世代のインテリジェントでコネクテッドな車両を支える様子を実証。
3.AIシミュレーションによる精度検証:
NVIDIAの技術を活用することで、複雑な物理環境においてAIをテスト・検証するために高度なシミュレーションを活用し、導入前に安全性と信頼性を確保する方法を紹介。
4.日立の研究開発:
次世代AI活用による現場作業者支援、物流、脱炭素化など、未来に向けた最先端ソリューションのデモンストレーション。
商標注記
記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jpをご覧ください。
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