約6割が職場の忘年会には参加したくない。参加意欲は一般社員より管理職の方が高い。不要だと思う飲み会マナーは「最初の1杯はビールを頼む」/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第78回】
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
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https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-78/
■調査結果抜粋
★今年、職場で忘年会の予定がある人は24.9%
★職場の忘年会に「参加したい」は約3割、「参加したくない」は約6割
★管理職は43.8%が「参加したい」のに対し、一般社員は24.9%と差がある
★参加したい理由1位は「同僚と親睦を深めたい」
★参加したくない理由1位は「面倒だから」
★職場の飲み会マナーで気を付けていること1位は「翌日上司にお礼を言う」
★職場の飲み会マナーで不要だと思うこと1位は「最初の1杯はビールを頼む」
【Q.1 今年、職場で忘年会の予定はある?】
『女の転職type』会員に、今年、職場で忘年会の予定があるかどうか尋ねたところ、「ある」24.9%、「ない」45.3%と「ない」方が多数派という結果となりました。
【Q.2 職場で忘年会が開催されるなら、参加したい?】
職場で忘年会が開催されるなら、参加したいかどうかを尋ねたところ、「参加したくないので、参加しない」37.3%が最も多く、「参加したくないが、参加する」22.3%と合わせると、59.6%が「参加したくない」派でした。一方、「参加したいので、参加する」23.2%と「参加したいが、参加できない」5.7%を加えた「参加したい」派は28.9%で、「参加したくない」派の半数ということがわかりました。
役職別に見てみると、管理職の人は「参加したいので、参加する」が最も多く34.4%でした。「参加したいが、参加できない」9.4%と合わせると、43.8%の人が「参加したい」派です。ただ、「参加したくないので、参加しない」31.3%と、「参加したくないが、参加する」18.8%を合わせた「参加したくない」派は50.1%となっており、「参加したい」派よりやや多い状況です。
一方、一般社員の人では「参加したくないので、参加しない」が最も多く39.7%で、「参加したくないが、参加する」25.8%と合わせた「参加したくない」派は65.5%となり、管理職より15.4%多くなっています。「参加したいので、参加する」「参加したいが、参加できない」を合わせた「参加したい」派は24.9%と「参加したくない」派の半数以下で、管理職と比較すると18.9%も少ない結果となりました。
【Q.3 忘年会に参加したい理由は?】
※Q.2で「参加したいので、参加する」「参加したいが、参加できない」を選んだ人のみ
※複数回答あり
忘年会に参加したいと回答した人にその理由を聞いたところ、「同僚と親睦を深めたい」が最も多く58.8%となりました。次いで「楽しいから」46.6%、「上司と親睦を深めたい」35.9%と続いており、親睦や娯楽の機会として捉えている人が多いようです。
また、「お酒を飲むことが好きだから」「会社の経費で飲食できるから」(ともに26.7%)など、飲食ができることそのものをメリットに感じている人もいました。
【Q.4 忘年会に参加したくない理由は?】
※Q.2で「参加したくないが、参加する」「参加したくないので、参加しない」を選んだ人のみ
※複数回答あり
忘年会に参加したくないと回答した人にその理由を聞いたところ、「面倒だから」が最も多く57.4%、次いで「お金がかかるから」39.3%と、忘年会への参加を負担に感じている様子が伺えました。Q3で3割弱の人が「会社の経費で飲食できるから」と回答した人がいたことと比較すると、費用が自腹かどうかも参加意欲に影響すると考えられます。
【Q.5 職場での飲み会で、マナーとして気を付けていることは?】
※複数回答あり
飲み会マナーとして気をつけていることについて聞いたところ、1位「翌日上司にお礼を言う」41.1%、2位「下座に座る」40.6%、3位「料理を取り分ける」39.6%でした。「特に気を付けていることはない」は12.6%となっており、職場での飲み会ではやはり大多数の人が気を付けているマナーがあることがわかります。
その他のコメントとしては、「翌日は絶対に遅刻、欠勤をしない」「みんなに話題をふる」「一部の人にしかわからない話題は避ける。片寄った話になったら軌道修正する」などがありました。
【Q.6 職場での飲み会で、マナーとして不要だと思うことは?】
※複数回答あり
飲み会のマナーとして不要だと思うものは、1位「最初の1杯はビールを頼む」59.1%、2位「上司にお酌をする」52.6%、3位「料理を取り分ける」42.8%でした。この1位と2位は、Q.5の「飲み会マナーとして気を付けていること」では下位になっていることから、気にもしていないし不要だと思われているマナーだということがわかります。一方で「料理を取り分ける」はQ.5の「飲み会マナーとして気を付けていること」でも、不要だと思うマナーでも3位だったため、不要だと思いつつも気を付けている人が多いマナーであることがわかりました。
その他のコメントとしては、「飲み物がない人にオーダーを聞く気遣い」「一本締め」などがありました。
▼忘年会での困ったエピソードなど、詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-78/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
職場での忘年会について、管理職の人の43.8%が「参加したい」と回答した一方で、一般社員の人では24.9%と、役職によって参加意欲に差がある結果となりました。参加したくない理由としては「面倒だから」「お金がない」などが上位でした。飲み会マナーとして気をつけていることについての質問でも「特に気を付けていることはない」と回答した人は約1割にとどまることなどを踏まえると、職場の忘年会にはネガティブな人が多数派である様子が伺えます。
一方で、普段一緒に働く仲間との親睦を深めることが楽しい、有意義だと感じる人もいました。そもそも忘年会とは「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」のこと。さまざまな考え方の人を尊重し合い、楽しく労をねぎらえるといいですね。
忘年会などの業務外のイベントに関する風習や考え方は、職場によって違いがあります。転職活動をする際は仕事内容や給与などの条件面に目がいきがちですが、業務外のイベントやコミュニケーションについても面接や面談などの機会を通じて確認するといいでしょう。社風についても自分に合うかどうかを意識してみることは、ギャップの少ない転職につながります。
■調査内容:第78回「忘年会について」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2023年11月13日~11月23日
・有効回答数:453名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :783名(2023年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
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