人間の能力を最大化するテクノロジーの使い方とは? 既存の技術やサービスを利用して「人」と「組織」を一つ上のレベルへ! 『機能拡張』本日発売
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これからの時代に活躍するために重要な「機能拡張」の考え方
「生成AIの本に載っていたプロンプト集を使って仕事は効率化したけど、新たな価値を生んでいる気がしない」
「外部研修で教わった新規事業開発のフレームワークを使ってみたものの、新たなアイデアは生まれなかった」
「外部の経営コンサルタントに高額なフィーを支払って戦略策定してもらったが、何一つ実現しなかった」
仕事をする中で、このような経験をしたことはないでしょうか?
現代のビジネス環境では、急速なグローバル化とデジタル技術の進化が重なり合い、私たちの仕事や生活は劇的な変化を遂げています。しかし、新しいツールやサービスを利用しても、思ったような成果が得られないことに悩む人は少なくありません。また経営者からは、外部アドバイザーを利用しても組織強化につながる成果を得られなかったという声も上がっています。
そんな悩みを抱える現代人が立ち返るべきなのが「機能拡張」という概念です。
「機能拡張」とは、「既存の技術やサービスを活用して、個人や組織の能力を向上させる」ことです。もともとヒトが移動するには、歩いたり走ったりというのがほとんどで、行動範囲もそれほど広くありませんでした。しかし紀元前4000年といわれる大昔に当時の技術を集めて馬車が生まれ、また時代が進んで自転車や自動車、鉄道や飛行機がつくられることで、人間の「移動する」能力は大きく拡張されました。
また、インターネットの発達によって、「情報伝達」の能力が飛躍的に拡張されました。結果として、全国の営業所長がわざわざ本社に集まることなく会話や情報共有ができますし、地球の裏側に住んでいるデザイナーに仕事を依頼することだってできます。
どうすれば機能拡張を実践できるのか
このように、私たちの能力を拡張する事例は枚挙にいとまがありません。しかし、ただ技術を使うだけでは不十分。重要なのはそれをどう活用し、新たな価値を創造するかです。
生成AIやフレームワーク、経営コンサルタントなどは、人間や組織がもともと持っている機能を拡張してくれますが、それ単体で価値を生むことはありません。あくまで大切なのは、技術やサービスを受けて「拡張される側」の人間や組織なのです。本書では、
・最新のテクノロジーを活かしてイノベーションにつなげるには、人間がどんな能力を身につける必要があるのか
・また、それらの能力を身につけるための具体的な方法にはどんなものがあるか
を解説していきます。たとえば、一般教養を身につけるための「現代式詰め込み教育」や、言語化能力の習得トレーニングなど、すぐに実践可能なことも含めて、仕事におけるヒントが多く得られるはずです。
「新しい技術を活かして、イノベーションにつなげたい」と考えるビジネスパーソン・経営者・起業家の方はぜひご一読ください。「最新のツールやサービスを取り入れているのに、なぜか思うような成果が得られない……」という悩みが解消されるかもしれません。
本書の目次
序 章 なぜいま、機能拡張なのか?
第1章 なぜ、生成AIを使っても結果につながらないのか?
第2章 現代式詰め込み教育によって一般教養を身につける
第3章 経験に基づいた一般常識を身につける
第4章 思考をサポートするための言語化能力を身につける
第5章 思考実験を習慣化する
終 章 機能拡張を実装する
著者紹介
坂田幸樹(さかた・こうき)
株式会社経営共創基盤(IGPI)共同経営者(パートナー)、IGPIシンガポール取締役CEO
早稲田大学政治経済学部卒、IEビジネススクール経営学修士(MBA)、ITストラテジスト。大学卒業後、キャップジェミニ・アーンスト&ヤングに勤務し、日本コカ・コーラを経て、創業期のリヴァンプに入社。アパレル企業、ファストフードチェーン、システム会社などへのハンズオン支援に従事。その後、支援先のシステム会社にリヴァンプから転籍して代表取締役に就任。退任後、経営共創基盤(IGPI)に入社。2013年にIGPIシンガポールを立ち上げるためシンガポールに拠点を移す。現在は3拠点、8国籍のチームで日本企業や現地企業、政府機関向けのプロジェクトに従事。
書籍情報
『機能拡張』
著者:坂田幸樹
定価:1,680円(本体1,738円+税)
体裁:四六判 / 208ページ /1色刷
ISBN:978-4-295-40945-8
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2024年3月1日
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