ちゅうぎんインフィニティファンド3号による株式会社WAKUに対する追加出資決定について

ちゅうぎんキャピタルパートナーズ(岡山市北区 代表取締役 岡田 浩幸)は、2025年6月に新設したスタートアップを出資対象とする「ちゅうぎんインフィニティファンド3号」にて、株式会社WAKU(岡山市北区 代表取締役 姫野 亮佑、以下「WAKU社」)の第三者割当増資を引受けました。
WAKU社に対する出資は2023年9月に続いて2回目となります。
WAKU社は、植物の光合成促進機能、生育向上機能を持つ「グルタチオン」を活用した肥料開発をおこなっております。WAKU社が開発する肥料は、従来肥料と比較して猛暑や異常気象といった過酷な環境下においても農作物の健全な成長を促し、農作物の安定供給を実現する社会に貢献する可能性を秘めています。
すでに北海道から九州まで全国各地の農家と肥料の効果検証をするための実証実験が始まっております。気候変動の影響によりコメや農作物の収量が大きく減少する中、効率性を高めながらコスト削減努力もおこなう農家にとって、WAKU社の存在が今後ますます高まっていくことが期待されます。
今後のWAKU社は日本だけでなく、気候課題を抱える世界各国での需要も見込まれるため、日本発グローバルスタートアップとしての事業展開も検討しております。
ちゅうぎんグループでは、地域にイノベーションと新しい価値を届けてくれるスタートアップに対する出資を通じて、起業家たちのチャレンジを後押しし、地域社会のさらなる発展に向けて活動してまいります。
1.投資案件の概要

投資先名(本社所在地) |
株式会社WAKU(岡山市北区) |
代表者 |
姫野 亮佑 |
事業内容 |
グルタチオンを活用した高機能農業資材の開発 |
当社HP |
【株式会社WAKU 代表取締役 姫野 亮佑氏からのコメント】
この度、シードラウンドに続いて、ちゅうぎんキャピタルさんに出資いただき大変嬉しいです!最初のちゅうぎんキャピタルさんとの出会いは、中国銀行高梁支店の窓口。ちゅうぎんキャピタルさんのホームページに「出資の相談は各支店窓口へ」と書かれてあったので、当時本社があった高梁の支店に相談に行ったのが始まりでした。「出資?ですか?ご融資ではなくて?」と窓口の方が訝しんでおられたのを覚えています。当時はプロダクトも何もない中でご出資いただき、約1年半のプロダクト開発期間を経て、今回のPreシリーズAに至りました。ようやくスタートが切れるというワクワク感と同時に、しっかり結果を出さねばという“良い恐怖感”もあります。今後ともぜひよろしくお願いします!

2.「ちゅうぎんインフィニティファンド3号」の概要

正式名称 |
ちゅうぎんインフィニティファンド3号投資事業有限責任組合 |
運営会社 |
ちゅうぎんキャピタルパートナーズ |
金額 |
20億円 |
運営期間 |
2025年6月 ~ 2036年12月(約12年) |
以 上
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