ブラザー、星崎工場の新工場棟が完成
インクジェット生産基盤のさらなる強化実現に向けて
ブラザー工業が、2020年8月より星崎工場(名古屋市南区)で建設を進めてきた新工場棟「星崎第13工場」が完成し、1月11日に竣工式が開催された。
ブラザーは、中期戦略「CS B2024」で、産業用領域の飛躍に向けて、「産業用インクジェット生産基盤の強化」を重点施策の一つに掲げている。この度完成した星崎第13工場は、インクジェットヘッドおよび関連部品の生産強化を担い、その実現に貢献する施設となる。
星崎第13工場は、延べ床面積約12,700㎡の3階建てで、BCP(事業継続計画)の一環として建設し、ブラザーグループの建物では初の免震構造を採用している。また、複数の施設に分散していたインクジェットプリンター用の重要部品の生産およびクリーンルームを集約することにより、星崎工場全体の作業効率向上を実現する。さらに、一部の加工装置の自動化を実現することで、効率的かつ安定的な部品生産が可能となる。なお、屋上には太陽光パネルを設置しており、工場の稼働に必要な電力の一部は再生可能エネルギーで賄われ、年間で約60トンのCO₂排出削減を実現するとしている。
■「星崎第13工場」概要
所在地 :ブラザー工業株式会社 星崎工場敷地内(名古屋市南区浜田町5-1)
施設用途 :インクジェットヘッドおよび関連部品の生産施設等
稼働開始 :2023年1月
建物延べ床面積:約12,700㎡ (鉄筋コンクリート3階建て)
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