中小企業の生産性向上を応援する「中小企業生産性革命推進事業」　IT経営簡易診断と海外展開ハンズオン支援 利用企業募集開始！

独立行政法人中小企業基盤整備機構（略称：中小機構、理事長：豊永厚志、所在地：東京都港区）は、中小企業の生産性向上を応援する「中小企業生産性革命推進事業」において、令和2年4月1日より、「IT経営簡易診断」と「海外展開ハンズオン支援」を希望する企業の募集を開始いたします。

■中小企業生産性革命推進事業とは
中小企業・小規模事業者は、人手不足等の構造変化に加え、働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入など、複数年度にわたり、相次ぐ制度変更に対応していくことが求められています。また、世界的な感染症の拡大による影響への対応に直面する可能性も指摘されています。
こうした相次ぐ制度変更や、かつてない事業運営環境の変化に対し、中小企業・小規模事業者の皆様に柔軟に対応していただくため、設備投資、IT導入、販路開拓等の支援を、一元的かつ機動的に実施し、複数年にわたって中小企業・小規模事業者の生産性向上を継続的に支援する事業です。

■制度変更の情報提供から、事例・ツール紹介、計画づくり、補助金、フォローまで一貫した支援
「中小企業生産性革命推進事業」の事業メニューは、中小企業に関係する国の制度変更に関する情報提供から始まり、生産性向上に係る先進事例や支援ツール・サービスのご紹介、生産性向上に向けた計画づくりや国内外の事業拡大、事業環境変化に対応した海外展開等に係る専門家によるアドバイス、補助金による資金支援、取組みフォローまで、一貫した支援も可能な内容となっています。
今回、募集を開始するのは、「生産性向上に向けた計画づくりや国内外の事業拡大等に係る専門家によるアドバイス」を希望する企業です。

（1）IT経営簡易診断
売上拡大やコスト削減などの経営上の課題と、業務上の課題を見える化し、解決するために活用できるITツールの情報提供、アドバイスを行います。

（2）海外展開ハンズオン支援事業
海外への販路開拓や投資に向けた事業計画やアクションプランについて、経営目線でアドバイス等を行うとともに、事業環境の大きな変化を踏まえ、今後の海外展開の在り方や先を見据えた国内におけるアドバイス等も行います。

詳細は、中小企業生産性革命推進事業の特設サイト（https://seisansei.smrj.go.jp）をご覧ください。

＜独立行政法人中小企業基盤整備機構（中小機構）＞
中小機構は、日本の中小企業政策の総合的かつ中核的な実施機関として、全国の中小企業・小規模事業者への支援をトータルで行う経済産業省所管の独立行政法人です。生産性向上や事業承継など様々な課題を抱える中小企業に対して、創業、販路開拓、海外展開、人材育成、事業引継ぎ、その他経営面での助言、情報提供及び震災復興支援や共済制度、ファンドを通じた資金提供など多様な支援を実施しています。