2022年12月 空港運用状況
航空旅客数(全体)が2年10カ月ぶりに200万人を超える
国際線外国人旅客数は前年比1,370%と増加傾向がさらに加速
【旅客便の動向】
● 2020年2月以来2年10カ月ぶりに、航空旅客数(全体)が200万人を超え、
215万人(前年比296%、2019年比58%)となりました。
● 国際線は、10月の水際対策緩和以降数値をより大きく伸ばし、旅客数については前年同月比582%の
158万人、旅客便発着回数は前年同月比175%の8,377回となりました。特に、外国人旅客数の伸びが顕著で
前年同月比1,370%で100万人近くとなり、旅客数回復の押し上げとなっています。
● 国内線は、旅客便発着回数が4,511回(前年同月比133%、2019年同月比99%)となり、12月として
過去最高であった2019年の4,541回に次ぐ第2位となりました。
旅客数も57万人(前年同月比126%、2019年同月比92%)となり、旅客便発着回数・旅客数共に前年を
上回り、コロナ禍前の水準近くまで回復しています。
【貨物便の動向】
● 国際線貨物便の発着回数は3,119回で、12月として過去最高の前年同月に比べ67%となりましたが、
2019年同月比150%の高い水準で、12月としては第3位となりました。
● 国際航空貨物量は17.8万トンとなり、開港以来過去最高の前年同月に比べ76%、2019年比でも99%と
なっています。
【参考:2022年暦年空港運用状況】
【旅客便の動向】
● 航空旅客数(全体)は1,542万人(前年比294%)となり、2021年524万人と比べて約1,000万人
増加しまし た。
● 国際線に関しては、段階的な水際対策緩和を受け、旅客数903万人(前年比477%)と大きく増加していま
す。中でも通過客は322万人(前年比418%)となり、2019年比86%まで回復しています。
また、発着回数は7.0万回(前年比147%)となり、旅客数と共に数値を伸ばしています。
● 国内線は、3年ぶりの行動制限のないGWや夏休み、旅行再開に向けたマインドの変化を受け、旅客数で
638万人(前年比190%)、発着回数で4.9万回(前年比176%)となりました。2019年と比べても旅客数
83%、発着回数92%まで回復しています。
【貨物便の動向】
● 国際線貨物便は、貨物量235.6万トン(前年比91%)、発着回数4.3万回(前年比85%)となり、
貨物量、発着回数ともに過去最高であった前年に次ぐ第2位となりました。
2019年比では、貨物量116%、発着回数178%となり、依然コロナ禍前と比べても高い水準となっています。
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