岩手県八幡平市 旧松尾鉱山新中和処理施設において災害訓練実施
~コロナ禍における災害・事故対応の備えを万全に~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2020年9月24日、岩手県八幡平市の「旧松尾鉱山新中和処理施設」において、岩手県をはじめとする関係機関等と連携して、地震を想定した大規模災害訓練を実施しました。
JOGMECが岩手県から維持管理を委託されている「旧松尾鉱山新中和処理施設」では、2002年度より、大地震等を想定した大規模災害訓練を実施しており、関係機関とともに災害発生時における緊急対応の確認を通じ、職員はじめ関係者の危機管理意識向上に努めています。
今年度は、コロナ禍において職員が感染防止対策及び一部テレワーク体制をとる中、新中和処理施設の近傍で震度6強の直下型地震が発生し新中和処理施設が被災したとの想定のもと、関係機関と共に新たに以下の点を取り入れた訓練を実施しました。
①JOGMEC現地対策本部と関係機関との衛星電話をメインとした情報伝達訓練
②災害対策本部(東京本部)と現地対策本部(処理施設)をWebシステムで結んだ会議の開催(現地から災害報告)
③関係省庁と自治体等で構成する維持管理連絡会議をWebシステムで開催、緊急時対応である炭酸カルシウム河道投入の意思決定に係る「模擬合意」と、災害発生時に生じる問題点等に関する意見交換
JOGMECでは、次年度以降も様々なケースを想定した災害訓練を通して災害・事故対応への備えを万全なものとし、新中和処理施設の確実な維持管理に資することで、永続的な北上川の清流化に貢献していきます。
【訓練状況等】
リリース本文はこちら↓
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000165.html?mid=pr_201012
すべての画像