LINE、chatbotの開発・普及に向けて新たな展開を発表新たなMessaging APIを公開し、開発者への正式提供を開始

多様なメッセージタイプやグループ機能にも対応、豊富なサンプルコードや各種SDKも公開
外部開発者に向け、優勝賞金1,000万円の「LINE BOT AWARDS」も開催決定
LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛)は、本日、技術者向けカンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2016」をヒカリエホール(東京都渋谷区)にて開催し、コミュニケーションアプリ「LINE」のchatbotに関する新展開を発表いたしました。

LINEでは、「LINE」を入り口として、オンライン・オフライン問わず、24時間365日いつでもどこでも、自分が必要とする人や情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、全てが完結する「スマートポータル」の実現を目指しています。その一環として、「LINE」のメッセンジャーとしての特性を活かし、ユーザーと企業・サービス間におけるリアルタイムで親密なコミュニケーションを生む多様なchatbotの開発・普及に取り組んでいます。

また、2016年4月7日より、誰でもchatbotを開発できる「LINE BOT API Trial Account」の無償提供を全世界で開始し、現時点で約2万件のchatbotが作成されるなど、外部開発者がLINEのchatbotを自由に開発できる環境を試験的に提供してまいりました。そして、外部開発者によるchatbotの開発および普及を本格的に促進するため、本日開催された技術者向けカンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2016」において、LINEのchatbotに関する新たな発表を行いました。

■新たなMessaging APIの公開
LINEでは、本日の「LINE DEVELOPER DAY 2016」での発表に合わせて、これまで以上にbotの機能性・開発可能性を高め、かつ開発者へのサポート性を高めた新たなMessaging APIを公開いたしました。

1) メッセージタイプの追加
Messaging APIでは、①シンプルにyes or noなど2つのアクションを提示する「Confirm Type」、②画像やテキストなど複数のアクションボタンを組み合わせた「Button Type」、③「Button Type」と同様の情報を横方向にスクロールする形式で複数コンテンツを配置できる「Carousel Type」の3種類のメッセージタイプを新たに追加いたしました。これにより、chatbotから送信するメッセージから、これまで以上に自社サービス・コンテンツへのスムーズな動線設計が実現可能になります。なお、メッセージタイプは、今後も順次新たな形式の追加を予定しています。
 


2) グループ(複数人)トークへの対応
Messaging APIを使用して作成されたchatbotは、LINEの複数人のトーク・グループトークにも対応しており、複数人の会話の中で適切な情報やコンテンツを提供することも可能になります。

3) 豊富なサンプルコードや公式SDKの公開
Messaging APIは2016年4月に公開したAPIと比べて、よりクリーンでシンプルなAPIに生まれ変わりました。併せて、APIドキュメント https://devdocs.line.me もリニューアルし、読みやすさの改善とサンプルコードを拡充しました。公式SDKも5言語(Java/golang/Ruby/PHP/Perl5)リリースし、開発者がchatbotを作りやすい環境づくりにも取り組んでいます。

なお、Messaging APIを利用した、アカウント作成は、LINE@やLINE Loginなどの申込・管理ができるLINEのビジネス向けポータルサイト「LINE Business Center」https://business.line.me から、利用登録を行い開始することができます。

■Messaging APIを利用する際の料金体系
これまでMessaging APIを利用したメッセージ配信は、LINE ビジネスコネクト導入企業およびパートナーに限定して提供していましたが、この度のMessaging APIの公開により、LINE公式アカウントおよびLINE@アカウントにも対応いたしました。LINE公式アカウントでは、メッセージの通数に応じた従量課金で、LINE@アカウントでは、プランごとに設定されたオプション契約によって、誰でもAPIを利用したメッセージを導入することが可能になります。

なお、Messaging APIの公開に伴い、アカウントからユーザーに送るメッセージとして、能動的にchatbotから配信する“プッシュメッセージ”と、ユーザーが送ったメッセージや情報に対して即時に返信する“リプライメッセージ”の2種類に区分して利用可能になりました。“リプライメッセージ”についてはアカウント種別やプラン・メッセージの通数問わず、全て無料で利用できるようになります。
 

 


※国・地域により利用料金体系は異なり、「LINE Business Center」https://business.line.me/ja/services/botにて確認いただけます。

■「LINE BOT AWARDS」の開催
LINEでは、多くの開発者によるchatbotの開発を促し、「LINE」上で便利で多様なサービスが展開されることを目的に、chatbotの特性を活かしてユーザーに価値ある体験を提供するアカウントを表彰する「LINE BOT AWARDS」https://botawards.line.me/ を実施いたします。「LINE BOT AWARDS」は、個人・法人問わず誰でも参加が可能で、優勝賞金は最大1,000万円、他にも様々な部門賞を設ける予定です*1。今後、10月中に詳細を公表し、2017年1月上旬に申込締め切り、2月に結果発表および表彰式を予定しております。なお、詳細および追加情報については、「LINE BOT AWARDS」専用ページにてお伝えしてまいります。
*1:審査の結果、各賞に該当する作品がない場合があります。

■通知連携サービス「LINE Notify」の提供
「LINE Notify」は、APIにより連携することで、外部Webサービスやアプリケーションなどからの通知をLINEアカウントのメッセージを通じてユーザーに配信できるサービスです。本サービスは、本日より、Webサービス自動連携ツール「IFTTT」と連携し、誰でも個別に開発をすることなく、天気情報や特定の言葉を含んだメールの受信など様々なサービスの通知を「LINE」上で受け取ることが可能になります。また、開発者向けに、ソフトウェア開発における共有・管理ツール「GitHub」、サーバ管理・監視ツール「Mackerel」との連携も本日より開始しました。それぞれ「LINE Notify」上もしくは各サービス上で設定することで、各種通知を「LINE」上で受け取ることが可能になります。

なお、「LINE Notify」は、サービスの登録や必要な開発を行うことで、誰でも無料で「LINE」との通知連携を実装することができます。開発者は、Personal Access Tokenを発行することで、設定不要で簡単に通知を送信することが可能です。LINE Notify:https://notify-bot.line.me/
IFTTT: https://ifttt.com/line
GitHub:https://github.com/integrations/line
Mackerel:https://mackerel.io/ja/
 

※なお、「LINE Notify」は、利用規約 https://terms2.line.me/line_notify_terms_of_use?lang=ja にて、広告及び販売促進等の目的での利用は禁止しております。

■その他、LINEのbotに関する取り組み
LINEでは、Messaging APIの一般公開に先立ち、chatbotの開発を自社およびパートナーと進行しており、順次サービス提供を開始してまいります。

・NAVITIME(サービス地域:日本/9月29日公開/ https://line.me/R/ti/p/%40navitime
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)により、同社が提供する「乗換案内」機能と連携し、 LINEのアカウント上で乗り換え経路、時刻表や運行情報を簡単に検索できるサービスを9月29日より提供いたします。 “渋谷から新宿”などの自然な文章からの検索だけでなく、事前に登録した情報を元に、ワンタップで乗換案内や運行情報を受け取ることが可能です。 また、障害/遅延情報をプッシュで受け取る機能など、今後新たな機能も追加される予定です。

詳細は、こちらよりご確認いただけます。http://bot.navitime.co.jp/
 


・LINE MUSIC Search (サービス地域:日本/9月29日公開/ http://line.me/R/ti/p/%40linemusicsearch
定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」と連動し、人気ランキング、LINE MUSICで友だちが聞いている曲、あなたへのおすすめ曲をワンタップで探すことや、トークルーム上でそのまま試聴することができます。加えて「LINE MUSIC」に収録された1800万曲を対象に、アーティスト名、楽曲タイトル、歌詞を検索して好みの音楽を簡単に探すことも可能です。

LINEでは、今後も「CLOSING THE DISTANCE」をミッションとして、ユーザーと様々な情報やサービス、モノとの距離を縮め、心地よい関係性を創出すべく、外部企業・パートナーはもちろん、外部開発者との連携を強め、様々な取り組みを積極的に行ってまいります。
 
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