花は人のためではなく、虫のために咲いている!? 新感覚、雑草ブック発売
『ルーペで発見!雑草観察ブック』2019年2月28日(木)発売
●54種の身近にある雑草を虫たちの目線で
まもなく春到来。人の心を和ましてくれる花々。しかし、花の多くは虫たちの為に美しく咲いている、”虫媒花”なのをご存知でしょうか?。虫たちに花粉を運んでもらうために花は様々な試行錯誤を繰り返し、現在の美しい姿になっているのです。そのためサイズをはじめすべてが虫用にできています。本書は、人間の目線では気づかない花の不思議や美しさを虫目線で観察してゆく新感覚ブックです。都心の街路樹の根元、郊外の空き地、野山にも、小さな花をつけてくれる日本中の雑草たちに焦点を当て、虫たちの目線で春を探しに行きませんか?
●ネジバナ
たとえば、表紙の写真は日本全土に生育するラン科の雑草の「ネジバナ」です。ピンクの4~5ミリほどのかわいい花が、花茎にらせん状につくのが特徴です。その花のひとつを虫メガネで見ると、なんと、そこには艶やかなカトレアの花が出現します。
●亀田流 クローズアップ雑草観察のコツ
雑草観察に一番大事なこと、それは好奇心と感性です。未知の世界を覗いてみたいという気持ちと、美しいものに感動できるほんの少しの気持ちのゆとりがあれば、観察の楽しさは無限に広がります。雑草をさまざまな角度から観察するため、自然写真家・亀田龍吉氏による ルーペ編、スマホ編、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)編の観察方法を伝授します。
★写真・文/亀田 龍吉
自然写真家。1953 年千葉県館山市生まれ。植物、昆虫、鳥をはじめ、人間をも含めたすべての自然の関わり合いをテーマに作品をつくり続けている。科学と情操の接点でとらえる独自の映像は、自然写真の世界で高い評価を得ている。主な著書に『葉っぱ博物館』『街路樹の散歩みち』(ともに山と溪谷社)、『花と葉で見わける野草』(小学館)、『野草のロゼットハンドブック』(文一総合出版)、『雑草の呼び名事典』『ポケット版 雑草さんぽ手帖』(ともに世界文化社)などがある。
<刊行概要>
タイトル:『ルーペで発見!雑草観察ブック』
写真・文:亀田 龍吉
発売日:2019年2月28日(木)
価 格:1,400+税
刊 行:株式会社 世界文化社
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