【8月4日刊行】アメリカの伝説的絵本作家 M.B.ゴフスタインの傑作『私と私の船長さん』、新訳・新装版で待望の復刊。ゴフスタインが描く究極のラブストーリー。
舞台は棚の上、登場人物は全て木の人形。ゴフスタインが描く、恋と、人生と、幻想の物語。 新訳にて待望の復刊。
株式会社トンカチ(東京都渋谷区、代表:勝木悠香理)は、アメリカの伝説的絵本作家 M.B.ゴフスタインの名作『私と私の船長さん』(原題:Me and My Captain)を、2025年8月4日に新訳・新装版として発売いたします。現在、公式オンラインストア「トンカチストア」( https://shop.tonkachi.co.jp )をはじめ、楽天ブックスなどで予約受付中です。秋には限定BOXセットの発売も予定しています。

船長さんは、王子様だった。
私の運命の人、船長さんは、会いに来るなり言ったの。
結婚しようよ。
そこからはじまる、私と、犬と、船長さんの、夢のようなひととき。(特設サイトより)
【特設サイト】私と私の船長さん
・私と私の船長さん

発売日:2025年8月4日(出荷は8月8日以降順次)
価格:2,750円(税込)
サイズ:W173mm × h210mm ×9mm
本文:36P
仕様:ハードカバー(布貼り)継ぎ表紙、箔押し仕上げ
文・絵:M.B.ゴフスタイン
デザイン:佐々木美香
企画・翻訳:トンカチ
初版発行日:2025年8月4日
ISBN:978-4-910592-42-8
▶︎ご購入はこちら
https://shop.tonkachi.co.jp/products/gfo139


・この本について
『私と私の船長さん』は、伝説的な絵本作家、M. B. ゴフスタインが1974年に出版した『Me and My Captain』(原題)の待望の新訳・新装版です。
舞台は窓枠の棚の上、登場人物は全て木の人形という設定で、イマジネーションとユーモアをふんだんに散りばめて、哲学的テーマが、優しく、深く、心に染み込んで来ます。
そしてシンプルを極めたパーフェクトな絵。私たちの本当のしあわせとは何かを問い続けた作者が到達した、究極のラブストーリーです。

・デザインについて
ゴフスタインの本を作る時は、オリジナルのままではなく、今の自分たちのトーンが加わるようにデザインをしています。今回も試行錯誤、紆余曲折しましたが、オリジナルの絵のサイズがいちばんしっくりきたので、それを活かしました。
全体の判型は「海のむこうで」と同じで大きくしましたが、イラストのサイズはオリジナルとほぼ同じです。
表紙のクロス部分は太陽をイメージした黄色。紙の部分はオリジナルを踏襲したデザイン。中を開くと、シルバーの紙がキラキラと揺れる水面のように広がります。太陽と海、そして光を散りばめた装丁です。
表紙は表の端から裏にかけては布張り、表紙は紙を貼る「継ぎ表紙」という手法を使っています。これはシリーズ中、初めての試みですが、布の手触りとクリアーなイラストが共存できて気に入っています。


・翻訳について
今回の翻訳も難しく、途中で何度もわからなくなりましたが、ここにきてやっと、トンカチ流のリズムと言葉が少しはつかめたように思えます。一番のお気に入りの箇所は、会ったばかりの船長さんが私にプロポーズするところ。「そして私に、結婚しようよ、と言うでしょう」のところです。ここで、「私たちが思う」船長さんのキャラクターを作ることが出来ました。船長さんは思い立ったら、全部すっ飛ばして、まっすぐにプロポーズするような人だったはず。それは重い言葉じゃなくて、軽やかに歌うように口にしたはず。今回の翻訳作業は、この部分が山場でした。翻訳って、キャラクター作りなのかもしれません。

よみものコンテンツ

【よみもの】ゴフスタインは、なぜ彼女にこの本を捧げたのか。
『私と私の船長さん』は、Diane Wolkstein(ダイアン・ウォルクスタイン)さんに捧げられている。ゴフスタインの本の多くは、家族や知人に捧げられているので、この人について夫のデビットさんに聞いてみた。
▶︎続きはこちら
https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/reading-matter/about-dianewolkstein

【よみもの】私と私の船長さんについて
ゴフスタインの『私と私の船長さん』(原題:Me and My Captain)には、大どんでん返しがある(ネタバレ注意!)。
▶︎続きはこちら
https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/reading-matter/about-meandmycaptain
M. B. ゴフスタイン

1940年、アメリカ、ミネソタ州セントポールに生まれ。ゴフスタインは幼少の頃、本というものがあまりに素晴らしいので、人間が作ったものとは思えず、神様がくれたものだと思っていた。そして人が書いたということを知って以来、本を書く人になりたいと思ってきた。本を読む体験は、本当の人生の体験と同じだと彼女は言う。スピリチュアルで哲学的なストーリー、児童書というカタチを借りた人生と幻想の作品世界。そして、この「かわいくって、たまらない」シンプルな線。平面に注がれる胸いっぱいの愛。
・【特設サイト】私と私の船長さん
https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/special/meandmycaptain
・トンカチブックスのゴフスタインはこちら
https://shop.tonkachi.co.jp/collections/tkb-gf
・版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910592428
・M. B. ゴフスタインオフィシャルサイトはこちら
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