農家さん直伝!野菜そのものの味を最大限に味わう1冊『八百屋の野菜採集記 「見る・知る・食べる」で楽しむ旬野菜とレシピ』発売(10/26)。
昼は八百屋、夜は居酒屋を営む東京・世田谷の人気八百屋の店主が教える野菜の楽しみ方&レシピ決定版!
「野菜」に触れる時、人はどうしてもいろんなことを考えてしまう。使いきれるか、うまく料理できるか、健康に家計、生活に密着している。(中略)だけど、たまには、ただ「面白そうだから」という理由だけで何かしたっていい。
野菜たちはそれを試すのに、一番簡単で身近な存在だ。使い道なんて、知っていても知らなくてもいい。失敗しても大したことない。上手でなくてもいい。花を置くようにキッチンに並べ眺めてもいい。野菜の楽しみ方は、思ったより簡単で、思ったよりたくさんある。300円くらいで叶う、小さな小さな冒険。でもそれらが日常にもたらしてくれるものは、それ以上かもしれない。
(「はじめに」より)
農家さんと直接やりとりをし、自分たちが「これだ」と思った最高の作り手たちの野菜を集め、販売する東京・世田谷の人気八百屋「イエローページセタガヤ」の店主が春夏秋冬それぞれの季節に合った野菜の楽しみ方を紹介!
「芯こそ真価のブロッコリー」
「苦い春菊は甘ーく食べる」
「鍋のだしの新定番、ごぼう」
「レタスは生で食べない派」
など、野菜本来の味や新しい楽しみ方を提案する1冊です。
春夏秋冬、旬の野菜を使った素材の味を楽しむ簡単なレシピを提案!
春野菜グリル 塩麹ソース
春の根菜たちを、なんでもグリルするのが好きだ。
順番も量も関係ない。
冷蔵庫にあまった野菜を好きなだけポンポン焼いてみよう。
豆天国サラダ
緑のシャツに黄緑のパンツ、うぐいす色の靴、
春のワントーンコーデのような豆ばかりのサラダ。
アクセントにベーコンとマッシュルームを。
ケールときのこの中華オムレツ
ケールといえば洋風のサラダだけど、中華風も意外とよく合う。
他の葉物より葉がしっかりしているので
焼いた後も食感が残り、食べ応えも抜群。
レンコンの和風ロールキャベツ
鶏肉で仕上げるあっさりロールキャベツ。
レンコンの食感と山芋の柔らかさがほっとする。
キャベツのほか、白菜で巻いても美味しい。
目次
春
HELLO! はじめまして、の野菜たち
「美味しそう!」はだいたい正しい
日焼けアスパラと美白アスパラ
花を咲かせて、食べてみたい
春の祭典まめまめ天国
マイナー葉物すぐ確保
王様のメロンと庶民のキノコ
はちみつセロリは母の味
ヒゲを捨てるなら、食べてないも同然
根っこ、どうするか問題
待ってましたの新〇〇
種は国家の財産なり
脇役じゃない、主役級の実力者です
所変わればヌタ変わる
香りのマジックを閉じ込めろっ!
春野菜の保存とオススメ調味料
豆天国サラダ
柔らか春野菜の和風パスタ
パセリライス
春野菜グリル 塩麹ソース
鶏ごぼうとクレソンの混ぜご飯
春野菜のお味噌汁
春の香味野菜水餃子
ヤングコーンとアスパラの白だし和え
夏
冷やしピーマン、はじめました
進化の道は国それぞれ
もう、茹でなくっても、大丈夫
めずらしナスを大解剖
この、ばかばかしい、かっぱ巻き世界の中心で
なんで花だけ高級食材?
ハラペーニョは薬味説
得意技 封じてみたら 新境地
スイカは野菜か 果物か論争
食べごろは、自分で決める
調理用トマトの逆襲
夏の貴重なネバネバ葉物
冬の恵みは夏こそかがやく
野菜だってイライラする
まるで出世魚、パプリカ3兄弟
「美味しい」と思える幸せ
せめて喉だけ、夏休み
夏野菜の保存とオススメ調味料
ゴーヤとトマトとツナのサラダ
鯖缶とハラペーニョの混ぜご飯
ズッキーニの白麻婆豆腐
モロヘイヤとトマトの雑穀スープ
夏野菜の素麺パーティー
トロトロネバネバナムル
トマトと甘長のカレー炒め
肉味噌納豆うどん
秋
かぼちゃの甘みで運試し
嫁の自由と秋ナスと
レタスは生で食べない派
たくさん集めてもっと美味
着せ替えポテトフライ
苦い春菊はあまーく食べる
果報も芋も、寝て待つべし
実りの秋は勝負の秋
意識高くない系ケールの食べ方
まるでパン工房、菌床栽培
似て(全然)非なるふたり
まるでパン工房、菌床栽培
生き別れども、その名は別れず
ネギの分け目も関ヶ原
拾ったものを食べてみたい
秋野菜の保存とオススメ調味料
秋のホクホクサラダ
柿と春菊のサンドイッチ
ケールときのこの中華オムレツ
秋野菜のお味噌汁
豚バラのフルーツグリル
チーズとパン粉のしいたけボート
青菜のあんかけうどん
秋の薬味と貝柱の焼きおにぎりスープ
冬
で、結局は何して食べるの? カラフル大根
芯こそ真価のブロッコリー
鍋のだしの新定番、ごぼう
足したのに引き算 不思議な最強調味料
すぐ食べたい、なら白菜
小さな冒険はビーツから
茹で過ぎは、及ばざるが如し
似て(全然)非なる二人part2
いつもの野菜も、百聞は一見にしかず
長生きの秘訣は里帰りにあり
白ワインのお供=菜花のお供
苦い・辛いはスパイス
どれもだれかの故郷の味
時間の重みが香りの重み
見る、野菜生活
歪さが、心をつかむ時がある
冬野菜の保存とオススメ調味料
レンコンの和風ロールキャベツ
根菜たっぷり塩もつ煮
カリフラワーのグリル
酒粕と菜花のクラムチャウダー
ケールとビーツのサラダ
里芋と春菊の白味噌グラタン風
冬の根菜巻きのバルサミコ風味
砂肝とブロッコリーのアーリオ・オーリオ
著者略歴
尾辻あやの(おつじ あやの)
ケータリング事業を経て、山梨県北杜市へたまたま訪れたことをきっかけに、有機栽培の農家さんたちと出会い野菜の面白さを知る。2020年に昼は八百屋、夜は居酒屋のイエローページセタガヤを世田谷区にオープン。
Instagram @ypsetagaya
書籍概要
書名 :八百屋の野菜採集記 「見る・知る・食べる」で楽しむ旬野菜とレシピ
著者 :尾辻 あやの
発売日:2023年10月26日
判型 :四六判
頁数 :192頁
定価 :1760円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp
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