~「Value up NISEKO 2030」プロジェクト第8弾~エースゴンドラ至近に新施設“ALPEN NODE”を12月開業

トランジットグループプロデュースのブリュワリー・レストランなど

東急不動産

 東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明、以下「東急不動産」)、東急リゾーツ&ステイ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:粟辻󠄀  稔泰、以下「東急リゾーツ&ステイ」)は、両者が運営するオールシーズン型マウンテンリゾート「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」(以下、「グラン・ヒラフ」)において昨年開業した、スキー場のメインとなる「エースゴンドラ」至近において、新たなベース施設”ALPEN NODE”(以下「本施設」)を今年12月に新規開業することをお知らせいたします。

 本施設では、株式会社トランジットクリエイティブ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木村 学也)および株式会社トランジットオペレーションサービス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大坊 健二、以下2社を総称して「トランジットグループ」)がプロデュースする、その場でビールを醸造するブリュワリー(※)と、そのできたてのビールを楽しめるビアホール型レストランを核に、オールシーズンにおけるリゾートの玄関口として、ご来場されるゲストの皆様に新たな体験価値を提供してまいります。

 (※)ブリュワリー:クラフトビールの醸造所

ALPEN NODE 冬季外観イメージ(一部変更の可能性あり)

■本施設建設の経緯について

 本施設は2023年3月に閉館したホテルニセコアルペン(以下、「旧アルペンホテル」)敷地の一部を活用して建設する暫定的なベース施設となります。昨年冬のエースゴンドラの開業効果などもありゲストの増加傾向が続く中、料飲施設をはじめとするベース施設の不足が顕在化していたため、ゲストの皆様の体験価値やエリアの価値を損なわないよう、旧アルペンホテル敷地を活用し、新たなベース施設の建設を決定しました。

 なお、2023年1月に発表いたしました将来的なホテルコンドミニアムへの建替え方針については変更せず、工事の需給環境等を注視しながら、然るべきタイミングでの着工に向け引き続き検討してまいります。

ALPEN NODE 位置図

■本施設名称の由来について

 “NODE”とは、英語で「結び目・集合点」を意味する単語です。多くのゲストや地域の皆様より親しまれた旧アルペンホテルを象徴する”ALPEN”と、この単語を組み合わせ”ALPEN NODE”(アルペンノード)と名付けました。

 グラン・ヒラフの山と、ヒラフの街が交差するこの場所で、山と街の体験をシームレスに繋ぐ結び目となるように。世界中から多くのゲストが訪れるリゾートとなったこの場所で、訪れた人と人の間に本施設での体験を通じて素敵な結び目が生まれるように。この地に刻まれた旧アルペンホテルの歴史とその記憶が、未来へと繋がれ紡がれていくように。”ALPEN NODE”という名称にそんな想いを込めて、リゾートの魅力を束ねる場所となるよう運営いたします。

 

■トランジットグループがプロデュースするブリュワリー・レストラン

 本施設の中心となるのが、トランジットグループがプロデュースするブリュワリー・レストランです。

 ブリュワリーについてはヒラフエリア初のクラフトビールブランドとして、2026年2月頃を目途に醸造を開始(※1)する予定です。醸造したビールは本施設内だけでなく、グラン・ヒラフの他の料飲施設を中心に、エリア内の他店舗でも販売していくことも計画しています。

 併設されるレストランはゆったりと食事が楽しめるダイニングエリアと、カジュアルに交流のできるバーエリアに分かれており、合計で約240席+スタンディングエリアを備える計画です。バーカウンターから提供されるクラフトビールを最大限楽しむための食事メニューを取り揃えてまいります。客席にはDJブースや大型サイネージなども完備しており、冬の昼食時のレストラン需要を満たすことはもちろん、アプレスキー(※2)~ナイトタイムにおいても営業を行うことで、ゲレンデで滑り終わった方や近隣の宿泊施設にお泊りの方がお酒や音楽を楽しめるような設計としております。特に12月下旬~2月のハイシーズンにおいては、夜23時まで営業を行うことを計画しており、種々のイベントも開催していくことで、アッパーヒラフエリアに不足するナイトタイム需要の受け皿となってまいります。クラフトビールの詳細、提供するメニューや営業時間の詳細、イベントの実施等につきましては、別途告知の機会を設けさせていただきます。

(※1)現地での醸造開始に先立ち、OEM製造のビールを開業時から提供することを目指しております。

(※2)アプレスキー:アフタースキーの時間帯のこと。

客席側内装イメージ(一部変更の可能性あり)
ブリュワリー側内装イメージ(一部変更の可能性あり)

■オールシーズンにおける体験価値の提供

 冬のスキーシーズンのみならず夏のグリーンシーズンにおいても、本施設は様々な価値をゲストの皆様へご提供します。レストランだけでなく本施設内に設置されるショップも含め、グリーンシーズンにおいても営業する計画です。

 また、2026年のグリーンシーズンからはサマーゴンドラの営業を現在のキングゴンドラからエースゴンドラへ移行する予定であり、本施設はグリーンシーズンの様々なアクティビティの拠点として、ゲストの皆様を受け入れてまいります。2026年のグリーンシーズン営業の詳細につきましては、追ってニュースリリース等で告知させていただきます。

ALPEN NODE 夏季外観イメージ(一部変更の可能性あり)

■事業パートナーについて

株式会社トランジットクリエイティブ

 ブランドプロデュース、グラフィックや空間デザイン、事業開発やオペレーション構築などを担うクリエイティブカンパニー。多彩なプロジェクトで培った実績をもとに、再現性と実現性を両立するプランを立案。感性と戦略を融合させ、体験価値と情報発信力を高めるサービスづくりを目指しています。


株式会社トランジットオペレーションサービス

 飲食店舗の運営・マネジメントを担うオペレーションカンパニー。インテリアやサービス、アート、音楽など五感で楽しめる空間を提供し、お客様の気持ちを最優先に、笑顔と活気あふれる場を生み出しています。

東急不動産株式会社

 東急不動産は、東急不動産ホールディングス株式会社の中核企業として渋谷に拠点を有する総合デベロッパーです。東急不動産ホールディングス株式会社が2021年 5 月に発表したグループ指針となる長期ビジョン「GROUP VISION2030」と2025年5月に発表した「中期経営計画2030」の実現に向け、多様なソリューションメニューに基づく豊富な実績や、幅広い事業領域を活かしたグループ連携、パートナーとの共創により、ありたい姿である「価値を創造し続ける企業グループへ」の実現を目指しています。都市事業、住宅事業、インフラ・インダストリー事業、ウェルネス事業、海外事業などを幅広く展開しており、長期経営方針のテーマとして「環境経営」を掲げ、社会に貢献する不動産会社として、都心だけでなく地方での事業展開にも注力しています。

東急リゾーツ&ステイ株式会社

 東急リゾーツ&ステイは、東急ステイや東急ハーヴェストクラブをはじめ、ホテル・ゴルフ・スキー・EC事業など、全国に広がる運営施設を展開しています。1960年代から別荘管理やゴルフ場の運営を手がけ、1980年代にはスキー場の運営や東急ハーヴェストクラブの運営受託を開始。1990年代には「東急ステイ」を立ち上げるなど、長年にわたり多彩な施設運営を行ってきました。現在、当社が運営する施設では国内のみならず世界中から多くのお客様を受け入れており、年間利用者数は約680万人にのぼります。

 こうした実績とノウハウ、地域・行政・お取引先との長期的な関係構築や新たなことへの挑戦する姿勢を強みとして、出会うすべての人へ日本各地の魅力を伝え、”楽しい”を提供していくことを目指しています。

■東急不動産が進める「Value up NISEKO 2030」について

 2030年に向け持続可能な発展を目指すリゾート、選ばれ続けるデスティネーションとして、世界に通用する「NISEKO」ブランドを行政・地元企業・地域の方々と連携して、課題解決やエリアの活性化を企図したまちづくりプロジェクトです。2022年10月に北海道・倶知安町と「スキーの町宣言50周年を契機とするオールシーズン型国際リゾートの形成に関する包括連携協定」を締結し、スマートリゾート推進のほか、スキー場の索道更新などのハード面整備だけでなく、オールシーズン化に向けた施策などソフト面の取組みも地域連携を強化して取り組んで参ります。ソフト面の取組みとして、グリーンシーズン活性化に向けた取組みの他、"ファーストトラック"の権利を付した国内初のスキーNFT「Niseko Powder Token2.0」の実証実験や積雪を利用した発電事業の社会実装実験、スキーバレーサービスの試験運用を実施しました。ニセコ東急 グラン・ヒラフは、「アジアNo.1の国際的リゾート」の実現を目指し、来場者の体験価値向上に向け、今後も複数の取組みを推進してまいります。なおこれまでお知らせしてまいりましたValue up NISEKO 2030プロジェクトについては、下記URLよりご参照ください。

https://www.tokyu-land.co.jp/wellness/resort/niseko.html

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会社概要

東急不動産株式会社

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URL
https://www.tokyu-land.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121
代表者名
星野 浩明
上場
未上場
資本金
575億5169万円
設立
1953年12月